約 5,264,708 件
https://w.atwiki.jp/oper/pages/172.html
第一幕 切り立つような岸壁。舞台のほとんどは海で占められている。その上に広がる広漠とした眺望。前景の岩は、舞台袖で峡谷を形作っていて、そこからこだまが返ってくる。真っ暗な空、暴風。だが岸壁の狭間では、海上に波浪を叩きつける風の凄まじい力は失われ、時おり嵐の咆哮が鳴り響いてくるだけである。今しがた、ダーランドの船が、海岸のすぐ近くに錨を下ろしたところだ。帆を巻き上げたり、艫(とも)綱を投げたり等々、水夫たちは忙しく立ち働いている。ダーランドが陸(おか)に上がる。彼は、とある岩に登って内陸部の方を眺め、その地方に見覚えがあるかどうか、確かめようとしている。 水夫達 (作業の手を休めず) ヨホヘ!ハッラヨ!ホホハ!ハッロヨ! ホ!ハ!ハ!ヤ!ハッラヨ!ハッラハ!ハッラホヤ! ダーランド (岩から下りてくる) 間違いない!嵐のおかげで、 安全な港から七マイルも流されてしもうたのだ。 長い航海の挙句、帰港寸前で、 まだこんな災難が待ち受けておったとは! (舵手が、船から呼ぶ) 舵手 (手メガフォンを作って) おーい!キャプテン! ダーランド おまえら船のほうは - どんな具合じゃ? 舵手 異常なし、キャプテン!投錨に成功! ダーランド ここはサンドウィーケだ。この入り江には、確かに見覚えがある。 忌々しいこった!岸辺の我が家が見えたと思うたに、 センタ、愛しい娘よ、おまえを腕に抱きとるのも、間なしじゃと思うたに、悪魔の巣穴から風が吹き出しおって... 風頼りってことは、悪魔の慈悲にすがるってことよ! 仕方がねえじゃろう?辛抱じゃ!嵐がおさまってきたようだ。こんなに荒れ狂う時にゃ、そう長くは続かんもんじゃ。 (彼は船に戻って行く) おい、おまえら!長いこと起きとったんだ、- もう寝に行け!心配するこたあない! (水夫達は船内の共同寝室へ降りて行く) おい、舵取り、おまえは、見張りをやっとってくれるか? 危険はない、じゃが、おまえが見張っとってくれるほうがいい。 舵手 心配ご無用!ゆっくり休んでくだせえ、キャプテン! (ダーランドは船室に降りて行く。嵐は静まり、幾分弱まった突風が、時折峡谷に吹き込んでくるだけである。海上では、まだ、小山のような波がうねっている。舵手は船を見回る。だが、疲れに打ち負かされて舵の側に座り込み、あくびをする - 彼は身震いして、眠気を追い払おうとする) 舵手 雷、嵐を伴(つれ)にして、はるばる波路をやって来た、 おいらの可愛い、おまえのそばへ! 塔ほど高いうねりを越えて、南の海からよ、 お前のそばへ、そら来たぞ! 可愛いおまえよ、南風が吹かにゃ、 おいらは、とうてい来られはせんと! やれ、気のいい南風、もっと、どんどん、吹いてくれ! 可愛いおまえが、おいらを呼ぶと! ホホヤ!ハッロホホ ヨッロホホホ! ヘホ! (大波が近づき、船が激しく揺さぶられる。 - 舵手は驚いて立ち上がり、船に損傷がないかどうか確かめる。異状がないのに安心して、彼はまた舵の側に座る。眠気がますます強くなる - あくびをする) 遠い南の異国の浜で、 おいらは、おまえを想うてた! 嵐くぐって波越えて、黒人さんの浜辺から、 おまえに土産を持って来た。 可愛いおまえよ、南の風を誉めてやれ、 おまえの土産にゃ、黄金(こがね)の腕輪! やれ、気のいい南風、もっと、どんどん、吹いてくれ! 可愛いおまえはさ、キラキラしたのが気に入りだとさ。 ホホ!ヤ!ホッラホ! (彼はついに寝入ってしまう。また海が荒れ始める。 - 黒いマストに血のように赤い帆を掲げた、さまようオランダ人の船が、遠くに浮かび上がったかと思うと、たちまちの中に岸壁に近寄ってくる。船は、ノルウエー船の反対側に停泊すると、鎖につながれた錨が、物凄い大音響と共に海底に沈んでゆく。- ノルウエー船の舵手は驚いて立ち上がり、舵を見やるが、異常が無いのを確かめると、また腰を下ろす) 可愛いおまえよ、南風が吹かにゃ.... (彼は、またぞろ寝入ってしまう。オランダ人の幽霊船員たちは、黙りこくって、音もたてずに、帆を巻き上げたりなどして働いている。オランダ人が陸へ上がって行く。彼は黒いスペイン風の衣装を身に着けている) オランダ人 年季が明けた...また、七年が過ぎてしもうたのだ...。 海の奴は飽き飽きして、おれを、陸(おか)に吐き出すのさ...。は、高慢ちきな大洋め!しばしの猶予が終われば、 おまえは、またおれを運ばねばならんのだぞ! おまえの強情はへし折られても、おれの苦しみは永劫に続く! おれが、陸(おか)で探し求める安らぎは、決して見つかりはしないのだ!大洋の潮(うしお)よ、 おれはおまえにどこまでも従うぞ - おまえの最後の波が砕け散るまで - おまえの最後の一滴が干上がるまで! 死への憧れに満たされて、おれは、何度、 海溝の深淵に身を投げたことか、 だが、ああ!死ぬことはできなかった! 船の墓場と恐れられる海域で、 おれは、わざとに船を座礁させた。 だがしかし、ああ!おれの墓穴は閉じられなかった! 激戦の最中での死を願い、 おれは海賊共を嘲り罵った。 “こっちだぞ!-おれは呼びかけた-手前らの腕前をみせてもらおう、船も艦載艇も、お宝で満杯だ!” だが、ああ!海の荒くれ息子共は、怯えて十字を切り、逃げて去ってしまったのだ...。 いったい何度、死への憧れに満ちて、おれは、海溝の深淵に身を投げたことか! 船の墓場と恐れられる海域で、 おれは、わざとに船を座礁させた。 いずこにも、おれの墓所は無い!死も、また、決して無い! これこそは、劫罰の恐しい掟なのだ。 御身に問いたい、おれの為に救済の条件を手に入れてくれた、讃えある神の天使よ! 御身がそれを教示してくれた時、おれは御身に弄ばれる哀れな玩具に過ぎなかったのではないか? 虚しい望み!おそろしく思い上がった妄想! この世における永遠の貞節だと - 無駄骨だ! おれに残された唯一の希望、 唯一の揺るぎ無き事実は - 幾たび、新しく芽を吹こうといえども、 いずれの日にか、大地は滅亡するということ。 裁きの日よ!最後の審判の時よ! おまえは、いつ、おれの夜の帳を破ってくれる? 轟音と共に世界を崩壊せしめる、 殲滅の槌は何時振り下ろされる? あらゆる死者が甦るその時こそ、 おれは、無の中に消滅するのだ! 宇宙よ、動きを止めろ! 永遠の殲滅よ、おれを受け入れてくれ! (オランダ人は 腕組みをして岩壁にもたれかかり、空ろな面持ちで考えに沈む) 合唱 (オランダ人の乗組員たち - 船室内で - 姿は見えない) 永遠の殲滅よ、われ等を受け入れてくれ! (ダーランドが船室より出てくる、風の様子をうかがっていて、見知らぬ船に気が付く) ダーランド (舵手のほうを見やって) おい!こら!舵取り! 舵手 (寝とぼけて、半身を起こしながら) ”何でもないっす!何でもないっす!” やれ、気のいい南風、もっと、どんどん、吹いてくれ!- 可愛いあの娘.... ダーランド (舵手をゆすり起こしながら) 何を見とる?小僧、ちゃんと見張ると言うただろうが! あそこに船が停まっとる...てめえ何時から眠っとったんだ? 舵手 (あわてて起き上がって) なんてこった!キャプテン、ご勘弁を! (彼は急いで、メガフォンを口にあてて、船縁から呼びかける) だれだ、そこにいるのは? (長い沈黙) だれだ、そこにいるのは? (長い沈黙) ダーランド あっちも、なまけてやがるようだ。 わしらと同じじゃ。 舵手 (先ほどと同じく) 返事をしろよ!どこの船だ、旗はどうした? ダーランド (陸の上に居るオランダ人に目をとめて) やめろ!あそこにいるのは、キャプテンらしい! (オランダ人に呼びかけて) オイ!ハロー!船人よ!名乗らんかい!どこの国からだ? (長い沈黙) オランダ人 (自分の居場所から動かずに) わたしは、遠くから来た...この大嵐の中で、 錨投を許さんと言われるのか? ダーランド とんでもない! 船乗りゃ、客人を歓待するのが常でして - (陸地に上がりながら) おまえさんは、どなたさんですかい? オランダ人 オランダ人だ ダーランド これはようこそ!ということは、おまえさんも、嵐のために、この岩場に流されなすったんで? わしも、実は同じ目にあわされましてな...わしの郷里までは、ここからほんの数マイルなんじゃが、 到着寸前に、また、方向転換させられちまったってわけで。で、 おまえさん、どちらから来なさった?被害はなかったかね? オランダ人 わたしの船は頑丈に出来ている...被害は何もない。 (感情をこめて、だが、激せずに) 根性曲がりの風や嵐に流され、 あちらこちらと、海原をさまよっておる。 はて、何時の頃からか?わたしにも判らぬ。 年月を、数えることも止めて久しくなった。 発見した国々もあまた、 名を挙げることは、到底できぬほどだ。 だが、焦がれる国はただ一つ、 見い出すことの叶わぬ、- 我が故郷! ほんの暫く、わたしをこなたの客にしてはくれまいか、 こなたが、親切を悔いるようなことにはならん! わたしの船には、地上のありとあらゆる国の財宝が、 山と積み込まれている。同意してくれれば、 こなたの得になること、間違いない。 ダーランド そいつぁー凄い! おまえさんの言葉を信じてもいいかね? おまえさんにゃ、今まで不運が付きまとっておったようだ - お役に立つなら、出来ることは何でもして上げたいが... 一つ聞かせてくれ、船にゃ何が積んであるんですかい? (オランダ人は、彼の船の見張りに合図をし、それに答えて、船から一つの箱が揚げられる) オランダ人 こなたに、たぐい稀な財宝をお目にかけよう。 高価な真珠、非常に貴重な宝石。 わたしが、一夜の宿の礼に差し出す報酬の価値を、 一目見て、確かめられるがいい! ダーランド 何ですって?こんなことがあろうか?この宝物! こんな報酬を出すほどのお金持ちは、一体何処のどなた様で? オランダ人 報酬?わたしが今言ったとおりだ。 これは、たった一夜の宿賃だ! だが、こなたが今見ている物は、わたしの船に積み込まれている宝の、ほんの一部にすぎない...。 だが、財宝が何の役に立つ?わたしには、妻も子も無い、 そして、再び故郷を見ることも、もう、決して無いのだ! もし、こなたの家族が、わたしに新しい故郷を与えてくれるなら、わたしは全財産を差し出そう。 ダーランド なんて事を聴くんだ! オランダ人 こなたには、娘ごがおありか? ダーランド いや確かに、気立てのいい娘が一人おります。 オランダ人 わたしの妻にしたい! - ダーランド (喜びにうろたえて) なんじゃと?聞き間違いじゃなかろうか?わしの娘を妻に! 彼は、単に、思い付きを、独りごちているだけなのじゃ! もし、わしがぐずぐずしておれば、 彼の気持ちが揺らぐかもしれん。 わしは、夢をみているのか、覚めているのか知りたいもんだ! 婿ほど旨い話があるじゃろか? わしは、馬鹿もんだ!-もし、この幸運を取り逃がしたら! わしは、大喜びで手を打とう。 オランダ人 ああ、わたしには、妻も子もない。 わたしをこの世に繋ぎとめるものは、何一つないのだ。 運命は、わたしを、休みなく駆り立て、 苦悩だけが、わたしの伴侶、 故郷には、永劫にたどりつけぬ。 富や利益が、わたしに、何の役にたとう? こなた、結婚に同意してはくれまいか、 おお!そしてわたしの財宝を持ってってくれ! ダーランド 異国の人、確かにわしには一人、綺麗な娘がおりますて。 子供の誠実な愛をもって、わしに従順な娘です。 あれは、わしの誇り、わしの最高の財産 - 不幸な時には、わしの慰め、喜びの時には、わしの友! オランダ人 彼女は父親に変わらぬ愛を捧げてきた!父親に誠実なように、夫に対しても誠実に違いない。 ダーランド おまえさんは、わしに高価な宝石や真珠をくださる - じゃが、最高の宝は貞節な妻じゃ...。 オランダ人 わたしに娘をくれるのか? ダーランド 約束しますとも! わしは、おまえさんの運命に同情しますんで- 気前の良いおまえさんらしく、高潔で高尚な心根のお人と見える... わしの婿にぴったりのお人だ - おまえさんの財産がそんなに多くなかろうと、おまえさん以外の婿は選びませんで! オランダ人 礼を言う!こなたの娘に今日中に会えるだろうか? ダーランド 次の追い風が、我々を家に連れて行ってくれましょう。 娘をご覧になって、– おまえさんのお気に召したら... オランダ人 そうすれば、彼女はおれのものだ...彼女はおれの天使になり得るだろうか?苦悩の恐ろしい暴力がおれを引き裂き、救済への焦がれがおれを駆り立てるとき、 おれに残された、唯一の希望にすがることが、許されるのだろうか? 一人の天使が、おれに心を動かしてれるという、 あの幻想に希望を繋ぐことが許されのだろうか? 気が狂うほどの苦おしさで、待ち焦がれていた目標に、 おれは今や到達したのだろうか? ああ!希望に見放されたおれなのだが、 それでもなお、おれは希望に身をゆだねる! ダーランド わしを、この岸辺に打ち寄せてくれた、 嵐の暴力に、讃えあれ! 棚から牡丹餅の、この素晴らしいお恵みを わしは、しっかりと受け止めさえすればよいのじゃ。 彼をこの岸辺に連れてきてくれた、 風よ、おまえに神の祝福あれ! は、花嫁の父なら誰でも狙う、裕福な婿、 それは、わしのものじゃ! まこと!富と気高い心を持ったあの男に わしは喜んで、家と娘を与えよう! (天候はすっかり回復し - 風向きが変わった) 舵手 南風だ!南風だ! やんれ!気のいい南風、もっと、吹けやい! 水夫達 (ふちなし帽子を振りながら) ハッロホ!ホホホ!ハッロホ!ハッロホ! ハッロホ!ホ!ホ!ホ! ダーランド 見なされ、おまえさんに運が向いてきた、 風はいいし、海は静かだ。 すぐに、錨を上げましょうや、 喜び勇んで、故郷に向かって帆を揚げましょうや。 オランダ人 頼む、こなたが先に、出帆してはくれまいか - 風はさわやかだが、わたしの船員たちは疲れている。 あれ達を、少し休ませてやりたい - すぐ、後に続くから。 ダーランド じゃが - 風向きは? オランダ人 風は、まだしばらくの間、南から吹く。 わたしの船は速い、まもなくこなたに追いつくに違いない。 ダーランド そう思いますかい?-よし!じゃ、そういうことで。 さらば!今日中に、娘に会いなさるがいい! オランダ人 もちろん! ダーランド (自分の船に乗り込みながら) 万歳!帆がもう、あんなに風を孕んでいるぞ! ハロー!ハロー! 彼は、合図の船笛を吹き鳴らす。 なんと爽やかだ、若い衆、取り掛かれ! (船は、とも綱を解かれる) 水夫達 (出帆しながら) 雷、嵐を伴(つれ)にして、はるばる波路をやって来た、 おいらの可愛い、おまえのそばへ!ばんざい! 塔ほど高いうねりを越えて、南の海からよ、 お前のそばへ、そら来たぞ!ばんざい! 可愛いおまえよ、南風が吹かにゃ、 おいらは、とうてい来られはせんと! やれ!気のいい南風、もっと、どんどん、吹いてくれ! 可愛いお前が、おいらを呼ぶと! ホ!ホ!ヨロホ!ホホホホホ! (オランダ人は、彼の船に乗り込み、幕が下りる) ERSTER AUFZUG Steiles Felsenufer. Das Meer nimmt den grössten Teil der Bühne ein; weite Aussicht auf dasselbe. Die Felsen im Vordergrund bilden auf beiden Seiten Schluchten, aus denen die Echos antworten. - Finsteres Wetter; heftiger Sturm; zwischen den Felsen selbst verliert der Wind, den man in offener See die Wogen peitschen sieht, seine Macht; nur von Zeit zu Zeit scheint das Heulen des Sturms hereinzudringen. - Das Schiff Dalands hat soeben dicht am Ufer Anker geworfen; die Mannschaft ist in geräuschvoller Arbeit beschäftigt, die Segel aufzustreichen, Taue auszuwerfen usw. Daland ist ans Land gegangen; er steigt auf einen Felsen und sucht landeinwärts die Gegend zu erkennen MATROSEN während der Arbeit Johohe! Hallajo! Hohoha! Hallojo! Ho! Ha! Ha! Ja! Hallajo! Hallaha! Hallahoja! DALAND kommt vom Felsen herab Kein Zweifel! Sieben Meilen fort trieb uns der Sturm vom sichren Port. So nah dem Ziel nach langer Fahrt, war mir der Streich noch aufgespart! Der Steuermann ruft vom Schiff her STEUERMANN durch die hohlen Hände Ho! Kapitän! DALAND Am Bord bei euch - wie steht s? STEUERMANN Gut, Kapitän! Wir haben sich ren Grund! DALAND Sandwike ist s, genau kenn ich die Bucht. Verwünscht! Schon sah am Ufer ich mein Haus, Senta, mein Kind, glaubt ich schon zu umarmen - da bläst es aus dem Teufelsloch heraus … Wer baut auf Wind, baut auf Satans Erbarmen! Was hilft s? Geduld! Der Sturm lässt nach; wenn so er tobte, währt s nicht lang. Er geht am Bord des Schiffes He, Bursche! Lange wart ihr wach, - zur Ruhe denn! Mir ist nicht bang! Die Matrosen steigen in den Schiffsraum hinab Nun, Steuermann, die Wache nimmst du wohl für mich? Gefahr ist nicht, doch gut ist s, wenn du wachst. STEUERMANN Seid ausser Sorg! Schlaft ruhig, Kapitän! Daland geht in die Kajüte. Der Sturm hat sich gelegt; nur in abgesetzten Pausen dringen gemilderte Windstösse in die Schlucht. Auf offener See türmen sich die Wogen. Der Steuermann macht die Schiffsrunde; von Müdigkeit überfallen setzt er sich dann am Steuerruder nieder. Er gähnt - Er schüttelt sich auf, als ihm der Schlaf kommt STEUERMANN Mit Gewitter und Sturm aus fernem Meer - mein Mädel, bin dir nah! Über turmhohe Flut vom Süden her - Mein Mädel, ich bin da! Mein Mädel, wenn nicht Südwind wär, ich nimmer wohl käm zu dir; ach, lieber Südwind, blas noch mehr! Mein Mädel verlangt nach mir! Hohoja! Hallohoho Jollohohoho! Heho! Eine grosse Woge naht dem Schiffe un rüttelt es heftig. - Der Steuermann fährt auf; er sieht nach, ob das Schiff Schaden genommen habe. Beruhigt setzt er sich wieder am Steuer nieder. Der Schlaf kommt ihn immer mehr an. - Er gähnt Von des Südens Gestad, aus weitem Land - ich hab an dich gedacht! Durch Gewitter und Meer vom Mohrenstrand - hab dir was mitgebracht. Mein Mädel, preis den Südwind hoch, ich bring dir ein gülden Band! Ach, lieber Südwind, blase doch! Mein Mädel hätt gern den Tand. Hoho! Ja! Hollaho! Er schläft völlig ein; das Meer wird von neuem unruhiger. - Das Schiff des Fliegenden Holländers, mit schwarzen Masten und blutroten Segeln, zeigt sich in der Ferne, und naht sich mit grosser Schnelle der Küste. Es legt auf der dem norwegischen Schiffe entgegengesetzte Seite an. Mit einem furchtbaren Krach sinkt der Anker an der Kette in den Grund. - Der Steuermann fährt auf und siehr nach dem Steuer; überzeugt, dass nichts geschehen, setzt er sich wieder Mein Mädel, wenn nicht Südwind wär… Er schläft von neuem ein. Stumm und ohne ferneres Geräusch zieht die gespenstische Mannschaft des Holländers die Segel auf usw. Der Holländer geht an Land, er trägt schwarze spanische Tracht HOLLÄNDER Die Frist ist um,… und abermals verstrichen sind sieben Jahr…voll Überdruss wirft mich das Meer ans Land … Ha! Stolzer Ozean! In kurzer Frist sollst du mich wieder tragen! Dein Trotz ist beugsam, doch ewig meine Qual! Das Heil, das auf dem Land ich suche, nie werd ich es finden! Euch, des Weltmeers Fluten bleib ich getreu - bis eure letzte Welle sich bricht - und euer letztes Nass versiegt! Wie oft in Meeres tiefsten Schund stürzt ich voll Sehnsucht mich hinab doch ach! Den Tod, ich fand ihn nicht! Da, wo der Schiffe furchtbar Grab, trieb mein Schiff ich zum Klippengrund doch ach! mein Grab, es schloss sich nicht! Verhöhnend droht ich dem Piraten, in wildem Kampfe hofft ich Tod Hier - rief ich - "zeige deine Taten! Von Schätzen voll ist Schiff und Boot!" - Doch ach! des Meer s barbar scher Sohn schlägt bang das Kreuz und flieht davon… Wie oft in Meeres tiefsten Grund stürzt ich voll Sehnsucht mich hinab! Da, wo der Schiffe furchtbar Grab, trieb mein Schiff ich zum Klippengrund Nirgends ein Grab! Niemals der Tod! Dies der Verdammnis Schreckgebot. Dich frage ich, gepries ner Engel Gottes, der meines Heils Bedingung mir gewann! War ich Unsel ger Spielwerk deines Spottes, als die Erlösung du mir zeigtest an? Vergeb ne Hoffnung! Furchtbar eitler Wahn! Un ew ge Treu auf Erden - ist s getan! Nur eine Hoffnung soll mir bleiben, nur eine unerschüttert steh n - so lang der Erde Keim auch treiben, so muss sie doch zugrunde gehn. Tag des Gerichtes! Jüngster Tag! Wann brichst du an in meine Nacht? Wann dröhnt er, der Vernichtungs-Schlag, mit dem die Welt zusammenkracht? Wann alle Toten auferstehn, dann werde ich in Nichts vergehn! Ihr Welten, endet euren Lauf! Ew ge Vernichtung, nimm mich auf! Der Holländer lehnt sich mit verschränkten Armen, dumpf in sich gekehrt, an einer Felswand CHOR der Mannschaft des Holländers - im Schiffsraum - unsichtbar Ew ge Vernichtung, nimm uns auf! Daland kommt aus der Kajüte; er sieht sich nach dem Wind um und erblickt das fremde Schiff DALAND sich nach dem Steuermann umsehend He! Holla! Steuermann! STEUERMANN sich schlaftrunken halb aufrichtend s ist nichts! s ist nichts! Ach, lieber Südwind, blas noch mehr! - mein Mädel… DALAND den Steuermann aufrüttelnd Du siehst nichts? Gelt, du wachest brav, mein Bursch! Dort liegt ein Schiff … wie lange schliefst du schon? STEUERMANN rasch auffahrend Zum Teufel auch! Verzeiht mir, Kapitän! Er setzt schnell das Sprachrohr an und ruft über Bord Wer da? Lange Pause Wer da? Lange Pause DALAND Es scheint, sie sind gerad so faul als wir. STEUERMANN wie vorher Gebt Anwort! Schiff und Flagge? DALAND erblickt den Holländer am Lande Lass ab! Mich dünkt, ich seh den Kapitän! den Holländer anrufend He! Holla! Seemann! Nenne dich! Wes Landes? Langes Stillschweigen HOLLÄNDER ohne seine Stellung zu verlassen Weit komm ich her… Verwehrt bei Sturm und Wetter ihr mir den Ankerplatz? DALAND Behüt es Gott! Gastfreundschaft kennt der Seemann - an das Land gehend Wer bist du? HOLLÄNDER Holländer. DALAND Gott zum Gruss! So trieb auch dich der Sturm an diesen nackten Felsenstrand? Mir ging s nicht besser… wenig Meilen nur von hier ist meine Heimat, fast erreicht, musst ich aufs neu mich von ihr wenden. Sag, woher kommst du? Hast Schaden du genommen? HOLLÄNDER Mein Schiff ist fest … es leidet keinen Schaden. mit Ausdruck aber ohne Leidenschaft Durch Sturm und bösen Wind verschlagen, irr auf den Wassern ich umher; wie lange? weiss ich kaum zu sagen, schon zähl ich nicht die Jahre mehr. Unmöglich dünkt mich, dass ich nenne die Länder alle, die ich fand - das Eine nur, nach dem ich brenne, ich find es nicht - mein Heimatland! Vergönne mir auf kurze Frist dein Haus, und deine Freundschaft soll dich nicht gereun! Mit Schätzen aller Gegenden und Zonen ist reich mein Schiff beladen; willst du handeln, so sollst du sicher deines Vorteils sein. DALAND Wie wunderbar! Soll deinem Wort ich glauben? Ein Unstern, scheint s, hat dich bis jetzt verfolgt - Um dir zu frommen, biet ich, was ich kann … doch darf ich fragen … was dein Schiff enthält? Der Holländer gibt der Wache seines Schiffs ein Zeichen, auf welches man von demselben eine Kiste an das Land bringt HOLLÄNDER Die seltensten der Schätze sollst du sehn; kostbare Perlen, edelstes Gestein. Blick hin, und überzeuge dich vom Werte des Preises, den ich für ein gastlich Dach dir biete! DALAND Wie? Ist s möglich? Diese Schätze! Wer ist so reich, den Preis dafür zu bieten? HOLLÄNDER Den Preis? Soeben hab ich ihn genannt dies für das Obdach einer einz gen Nacht! Doch, was du siehst, ist nur der kleinste Teil von dem, was meines Schiffes Raum verschliesst… Was frommt der Schatz? Ich habe weder Weib noch Kind, und meine Heimat find ich nie! All meinen Reichtum biet ich dir, wenn bei den Deinen du mir neue Heimat gibst. DALAND Was muss ich hören! HOLLÄNDER Hast du eine Tochter? DALAND Fürwahr, ein treues Kind. HOLLÄNDER Sie sei mein Weib! - DALAND freudig betroffen Wie? Hört ich recht? Mein Tochter sein Weib! Er selbst spricht aus den Gedanken! Fast fürcht ich, wenn unentschlossen ich bleib, er müsste im Vorsatze wanken. Wüsst ich, ob ich wach oder träume! Kann ein Eidam willkommener sein? Ein Tor! - wenn das Glück ich versäume! Voll Entzücken schlage ich ein. HOLLÄNDER Ach, ohne Weib, ohne Kind bin ich, nichts fesselt mich an die Erde. Rastlos verfolgt das Schicksal mich. die Qual nur war mir Gefährte. Nie werd ich die Heimat erreichen zu was frommt mir der Güter Gewinn? Lässt du zu dem Bund dich erweichen, oh! so nimm meine Schätze dahin! DALAND Wohl, Fremding, hab ich eine schöne Tochter, mit treuer Kindeslieb ergeben mir; sie ist mein Stolz, das höchste meiner Güter, - mein Trost im Unglück, meine Freud im Glück! HOLLÄNDER Dem Vater stets bewahr sie ihre Liebe! Ihm treu - wird sie auch treu dem Gatten sein. DALAND Du gibst Juwelen, unschätzbare Perlen - das höchste Kleinod doch,- ein treues Weib… HOLLÄNDER Du gibst es mir? DALAND Ich gebe dir mein Wort! Mich rührt dein Los; - freigebig, wie du bist, zeigst Edelmut und hohen Sinn du mir … den Eidam wünscht ich so, - und wär dein Gut auch nicht so reich, wählt ich doch keinen andren!. HOLLÄNDER Hab Dank! Werd ich die Tochter heut noch sehn? DALAND Der nächste günst ge Wind bringt uns nach Haus; du sollst sie sehn - und wenn sie dir gefällt… HOLLÄNDER So ist sie mein … Wird sie mein Engel sein? Wenn aus der Qualen Schreckgewalten die Sehnsucht nach dem Heil mich treibt, ist mir s erlaubt, mich festzuhalten an einer Hoffnung, die mir bleibt? Darf ich in jenem Wahn noch schmachten, dass sich ein Engel mir erweicht? Der Qualen, die mein Haupt umnachten, ersehntes Ziel hätt ich erreicht? Ach! ohne Hoffnung, wie ich bin, geb ich mich doch der Hoffnung hin! DALAND Gepriesen seid, des Sturmes Gewalten, die ihr an diesen Strand mich triebt! Fürwahr, bloss brauch ich festzuhalten was sich so schön von selbst mir gibt. Die ihn an diese Küste brachten, ihr Winde, sollt gesegnet sein! Ha, womach alle Väter trachten, ein reicher Eidam, er ist mein! Ja! dem Mann mit Gut und hohem Sinn geb froh ich Haus und Tochter hin! Das Wetter hat sch völlig aufgeklärt, - der Wind ist umgeschlagen STEUERMANN Südwind! Südwind! Ach! Lieber Südwind, blas noch mehr! MATROSEN die Mütze schwenkend Halloho! Hohoho! Halloho! Halloho! Halloho! Ho! Ho! Ho! DALAND Du siehst, das Glück ist günstig dir, der Wind ist gut, die See in Ruh. Sogleich die Anker lichten wir, und segeln froh der Heimat zu. HOLLÄNDER Darf ich dich bitten, so segelst du voran; - der Wind ist frisch, doch meine Mannschaft müd; ich gönn ihr kurze Ruh - und folge dann. DALAND Doch - unser Wind? HOLLÄNDER Er bläst noch lang aus Süd. Mein Schiff ist schnell, es holt dich sicher ein. DALAND Du glaubst? - Wohlan! Es möge denn so sein. Leb wohl! Mögst heute du mein Kind noch sehn! HOLLÄNDER Gewiss! DALAND an Bord seines Schiffes gehend Heil! Wie die Segel schon sich blähn! Hallo! Hallo! Er gibt ein Signal auf der Schiffspfeife Frisch, Jungen, greifet an! Das Schiff wird losgemacht MATROSEN im Absegeln Mit Gewitter und Sturm aus fernem Meer - mein Mädel, bin dir nah! Hurrah! Über sturmhohe Flut vom Süden her - mein Mädel, bin ich da! Hurrah! Mein Mädel, wenn nicht Südwind wär, ich nimmer wohl käm zu dir! Ach! lieber Südwind, blas noch mehr! Mein Mädel verlangt nach mir. Ho! Ho! Joloho! Hohohohoho! Der Holländer ist an Bord seines Schiffes gegangen, der Vorhang fällt All rights reserved © Kimiyo Wagner,Richard/Der fliegende Holländer/II
https://w.atwiki.jp/stones/pages/341.html
CDR 033 - SOME GIRLS SESSIONS 1977-1978 DISC 1 () 1 Miss You (basic track) 2 Miss You (basic track-additional backing vocals) 3 Miss You (full length version) 4 When The Whip Comes Down (basic track) 5 When The Whip Comes Down (full length version) 6 When The Whip Comes Down (full length version-without voice) 7 When The Whip Comes Down (full length edited version) 8 Just My Imagination (basic track) 9 Just My Imagination (full length version) ■More Fast Numbers (Rebel Yell Factory RYF-002) includes tracks 1, 4 stereo ■Twilight Zone (VGP-048) includes tracks 2, 5 stereo ■Place Pigalle 5/6 (RR 010/011) includes tracks 3, 7, 9 stereo ■Genius Is Pain (NS 001/83) (Vinyl) includes tracks 6, 8 Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (tracks 1-9) CDR 034 - SOME GIRLS SESSIONS 1977-1978 DISC 2 (64 16) 1 Some Girls (full length version) 2 Lies (outtake 1) 3 Lies (outtake 2) 4 Lies (full length version) 5 Far Away Eyes (outtake) 6 Far Away Eyes (basic track) 7 Respectable (basic track) 8 Respectable (basic track-additional guitars) 9 Before They Make Me Run (basic track 1) 10 Before They Make Me Run (basic track 2) 11 Beast Of Burden (basic track) 12 Beast Of Burden (basic track-additional guitars) 13 Shattered (outtake) 14 Shattered (basic track) ■Twilight Zone (VGP-048) includes tracks 1, 9-10,12 stereo ■More Fast Numbers (Rebel Yell Factory RYF-002) includes tracks 2-3, 5, 7,13-14 stereo ■Place Pigalle 5/6 (RR 010/011) includes tracks,4, 6, 8 stereo ■Some Other Girls (Whom-SGR-1) (Vinyl) includes track 11 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (tracks 1-3, 5, 7-8,11-14), 1.5-3.2.1978 (tracks 4, 6, 9-10) CDR 035 - SOME GIRLS SESSIONS 1977-1978 DISC 3 (61 38) 1 Everything Is Turning To Gold (basic track) 2 Everything Is Turning To Gold (full length-edited version) 3 Summer Romance (outtake 1) 4 Summer Romance (outtake 2) 5 Start Me Up (basic track 1) 6 Start Me Up (basic track 2) 7 Hang Fire (outtake 1) 8 Hang Fire (outtake 2) 9 Black Limousine (Broken Head Blues) (outtake 1) 10 Black Limousine (outtake 2) 11 Black Limousine (basic track) 12 Black Limousine (full length version) 13 So Young (basic track) ■Place Pigalle disc 3 (VGP-362) includes tracks 1, 9 mono ■Place Pigalle 5/6 (RR 010/011) includes track 2 stereo ■The Emotional Rescue Sessions (J-006/007) includes tracks 3-4 stereo ■All Inside Our Crazy Dreams (DAC-021) includes tracks 5-6,12 stereo ■Better Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-023) includes tracks 7,11 stereo ■Tattoo Too (Rattle Snake RS 071/072) includes track 8 mono ■Place Pigalle disc 1 (VGP-362) includes track 10 mono ■Paris Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-016) includes track 13 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (tracks 1-2, 9-10), 1.5-3.2.1978 (tracks 3-8,11-13) CDR 036 - SOME GIRLS SESSIONS 1977-1978 DISC 4 () 1 Claudine (outtake 1) 2 Claudine (outtake 2) 3 Claudine (outtake 2-edited version) 4 Everlasting Is My Love (outtake 1) 5 Everlasting Is My Love (outtake 2) 6 Everlasting Is My Love (outtake 3) 7 I Can t Help It (Love You Too Much) (outtake 1) 8 I Can t Help It (Love You Too Much) (outtake 2) 9 I Can t Help It (Love You Too Much) (outtake 3-backing track) 10 I Can t Help It (Love You Too Much) (outtake 3-additional vocals) 11 Fiji Jim (outtake-basic track) 12 Fiji Jim (outtake-additional guitar) 13 Never Make Me Cry (outtake) 14 Never Make Me Cry (outtake-edited version) 15 Not The Way To Go (outtake 1) 16 Not The Way To Go (outtake 2) ■All Inside Our Crazy Dreams (DAC-021) includes track 1 stereo ■Static In The Attic 1974-1979 (Idol Mind Production IMP-N-004) includes tracks 2-3 stereo ■Paris Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-016) includes track 4 stereo ■Better Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-023) includes tracks 5-6,14 stereo ■Place Pigalle 5/6 (RR 010/011) includes track 7 mono ■Genius Is Pain (NS 001/83) (Vinyl) includes track 8 stereo ■Twilight Zone (VGP-048) includes track 9 stereo ■Paris Results Vol. 2 (Outsider Bird Records OBR 305 CD-019) includes track 10 mono ■Accidents Will Happen (VGP-370) includes track 11 stereo ■Place Pigalle disc 3 (VGP-362) includes tracks 12-13 mono ■The Harder They Come 1978 (Idol Mind Production IMP-N-001) includes tracks 15-16 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (tracks 1, 4, 7-8), 1.5-3.2.1978 (tracks 2-3, 5-6, 9-16) CDR 037 - SOME GIRLS SESSIONS 1977-1978 DISC 5 (78 26) 1 A Different Kind (outtake) 2 The Way She Held Me Tight (Misty Roads) (outtake) 3 I Need You (outtake) 4 Do You Think I Really Care (Yellow Cab) (outtake) 5 No Spare Parts (outtake) 6 You Win Again (outtake) 7 Do You Get Enough (outtake) 8 Disco Musik (outtake) 9 Petrol Gang (outtake) 10 Never Let Her Go (outtake) 11 It s All Wrong (outtake) 12 Some People Tell Me (outtake) 13 Redeyes (When You re Gone) (outtake) 14 You Don t Have To Go (outtake) 15 Shame Shame Shame (outtake) 16 It s A Lie (outtake) 17 It Won t Be Long (outtake 1) ■Accidents Will Happen (VGP-370) includes tracks 1-4 stereo ■Better Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-023) includes tracks 5-11 stereo ■Paris Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-016) includes track 12 stereo ■Place Pigalle disc 2 (VGP-362) includes tracks 13-15 mono ■Place Pigalle disc 3 (VGP-362) includes track 16 mono ■The Emotional Rescue Sessions Revisited (Rebel Yell Factory RYF-003) includes track 17 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (track 1), 1.5-3.2.1978 (tracks 2-17) CDR 038 - SOME GIRLS SESSIONS 1977-1978 DISC 6 (66 58) 1 Los Trios Guitaros (outtake) 2 Muck Spreading Dub (outtake) 3 Munich Hilton (outtake 1) 4 Munich Hilton (outtake 2) 5 After Hours (Slow Blues) (outtake) 6 Armpit Blues (outtake) 7 Sheep Dip Blues (outtake) 8 Light Up (outtake) 9 Stay Where You Are (outtake) 10 Brown Leaves (outtake 1) 11 Brown Leaves (outtake 2) 12 Up Against The Wall (outtake) 13 Broken Toe (outtake) 14 Golden Caddy (outtake 1) 15 Golden Caddy (outtake 2) 16 Piano Instrumental (outtake) ■Place Pigalle disc 3 (VGP-362) includes tracks 1, 8-15 mono ■Paris Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-016) includes track 2 stereo ■Accidents Will Happen (VGP-370) includes track 3 stereo ■Place Pigalle disc 2 (VGP-362) includes tracks 4, 6-7 mono ■Better Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-023) includes track 5 stereo ■Place Pigalle disc 4 (VGP-362) includes track 16 mono Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (tracks 1-4), 1.5-3.2.1978 (tracks 5-16) CDR 039 - SOME GIRLS SINGLES 1977-1978 (53 20) 1 Miss You (7"single-remixed and edited version) 2 Far Away Eyes (7"single-edited version) 3 Miss You (12"single-special disco version) 4 Far Away Eyes (12"single-album version) 5 Miss You (8 track-extended version) 6 Beast Of Burden (8 track-extended version) 7 Respectable (7"single) 8 When The Whip Comes Down (7"single) 9 Shattered (US 7"single) 10 Everything Is Turning To Gold (US 7"single) 11 Before They Make Me Run (promo remixed stereo version) 12 Before They Make Me Run (promo remixed mono version) ■FORTY LICKS (Virgin Records 724381337820) includes track 1 stereo ■We Want The Rare Stones (Glimmer Twins Record G.T.-012) includes track 2 stereo ■DON T STOP (CD Single) (Virgin Records VJCP-12161) includes track 3 stereo ■SOME GIRLS (Virgin Records CDV 2734) includes tracks 4, 7-9 stereo ■SOME GIRLS 8 Track (EMI) includes tracks 5-6 stereo ■SUCKING IN THE SEVENTIES (Sony Records SRCS 6214) includes track 10 stereo ■We Want Rare Stones Volume 2 (Trident Mobil TM-002) includes track 11 stereo, track 12 mono Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.10-12.21.1977 (tracks 1, 3, 5-10), 1.5-3.2.1978 (tracks 2, 4,11-12) CDR 040 - EMOTIONAL RESCUE SESSIONS 1978 DISC 1 (53 57) 1 Knee Trembler (outtake) 2 What Gives You The Right (outtake 1) 3 Jimmy Reed Jam (outtake) 4 One Night (outtake) 5 What Gives You The Right (outtake 2) 6 My First Plea (outtake 1) 7 My First Plea (outtake 2) 8 My First Plea (outtake 3) 9 My First Plea (outtake 4) 10 Tallahassie Lassie (outtake) 11 Your Angel Steps Out Of Heaven (outtake) 12 The Harder They Come (outtake) ■The Harder They Come 1978 (Idol Mind Production IMP-N-001) includes tracks 1-7, 9-12 stereo ■Static In The Attic 1974-1979 (Idol Mind Production IMP-N-004) includes track 8 stereo Note; RCA Studios, Los Angeles, California, 8.23-9.8. 1978 (tracks 1-12) CDR 041 - EMOTIONAL RESCUE SESSIONS 1978 DISC 2 (46 33) 1 Serious Love (outtake) 2 I ll Let You Know (outtake) 3 Summer Romance (basic track 1) 4 Where The Boys Go (outtake 1) 5 Where The Boys Go (outtake 2) 6 Where The Boys Go (outtake 3) 7 What Gives You The Right (outtake 3) 8 What Am I Living For (outtake 1) 9 What Am I Living For (outtake 2) 10 Back In The U.S.A (outtake) 11 I Ain t Superstitious (outtake) 12 Blues With A Feeling (outtake) ■The Harder They Come 1978 (Idol Mind Production IMP-N-001) includes tracks 1-6 stereo ■Paris Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-016) includes track 7 stereo ■Twilight Zone (VGP-048) includes tracks 8-12 stereo Note; RCA Studios, Los Angeles, California, 8.23-9.8. 1978 (tracks 1-12) CDR 042 - EMOTIONAL RESCUE SESSIONS 1979 DISC 3 (53 15) 1 She s So Cold (basic track) 2 Little T A (outtake) 3 Little T A (basic track) 4 I Think I m Going Mad (basic track 1) 5 I Think I m Going Mad (basic track 2) 6 Lonely At The Top (outtake) 7 Dancing Girls (outtake) 8 Munich Hillton (outtake 3) 9 Sweet Home Chicago (outtake) 10 What s The Matter (outtake) ■The Pain Of Love (VGP-052) includes tracks 1, 4 stereo ■The Emotional Rescue Sessions (J-006/007) includes track 2 stereo ■All Inside Our Crazy Dreams (DAC-021) includes track 3 stereo ■Static In The Attic 1974-1979 (Idol Mind Production IMP-N-004) includes track 5 stereo ■The Emotional Rescue Sessions Revisited (Rebel Yell Factory RYF-003) includes tracks 6-10 stereo Note; Compass Point Studios, Nassau, Bahamas, 1.18-2.12.1979 (tracks 1-10) CDR 043 - EMOTIONAL RESCUE SESSIONS 1979 DISC 4 (49 50) 1 Let s Go Steady Again (outtake) 2 Still In Love (Sugar Baby) (outtake 1) 3 It Won t Be Long (outtake 2) 4 Break Away (outtake) 5 Linda Lou (outtake) 6 Never Too Into (outtake) 7 Guitar Lesson (outtake) 8 It s Cold Down There (outtake 1) 9 It s Cold Down There (outtake 2) 10 Guess I Should Know (outtake) 11 Blues Jam (outtake) 12 Jah Is Not Dead (outtake) ■Static In The Attic 1974-1979 (Idol Mind Production IMP-N-004) includes track 1 stereo ■All Inside Our Crazy Dreams (DAC-021) includes track 2 stereo ■The Pain Of Love (VGP-052) includes tracks 3-4 stereo ■Paris Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-016) includes track 5 stereo ■Better Results (Outsider Bird Records OBR 305 CD-023) includes track 6 stereo ■Place Pigalle disc 4 (VGP-362) includes tracks 7-10 mono ■I Can t Judge The Music By Looking At The Cover (BBL1) includes track 11 mono ■The Emotional Rescue Sessions Revisited (Rebel Yell Factory RYF-003) includes track 12 stereo Note;Compass Point Studios, Nassau, Bahamas, 1.18-2.12.1979 (tracks 1-12) CDR 044 - EMOTIONAL RESCUE SESSIONS 1979 DISC 5 (71 07) 1 Dance (outtake 1) 2 Dance (outtake 2) 3 Dance (outtake 3) 4 Dance (basic track) 5 Summer Romance (basic track 2) 6 Summer Romance (full length version) 7 Send It To Me (full length version) 8 Let Me Go (basic track) 9 Where The Boys Go (basic track) 10 Down In The Hole (basic track) 11 Down In The Hole (edited version) 12 Emotional Rescue (full length version) ■The Emotional Rescue Sessions (J-006/007) includes tracks 1-3, 5, 9 stereo ■The Pain Of Love (VGP-052) includes track 4 stereo ■Static In The Attic 1974-1979 (Idol Mind Production IMP-N-004) includes tracks 6, 8,11 stereo ■Accidents Will Happen (VGP-370) includes tracks 7,12 stereo ■All Mixed Up (RR 024/25) includes track 10 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 6.10-10.19.1979 (tracks 1-12) CDR 045 - TATTOO YOU SESSIONS 1979 DISC 1 (70 22) 1 Hang Fire (basic track 1) 2 Hang Fire (basic track 2) 3 Hang Fire (basic track 3) 4 Black Limousine (edited version) 5 Worried About You (full length version) 6 Tops (basic track 2) 7 No Use In Crying (basic track 1) 8 No Use In Crying (basic track 2) 9 No Use In Crying (basic track 3) 10 No Use In Crying (full length version) 11 Waiting On A Friend (basic track 2) 12 We Had It All (version 1) 13 We Had It All (version 2) 14 We Had It All (version 3) 15 Gangster s Moll (outtake) 16 Indian Girl (full length version) 17 Indian Girl (edited version) ■Tattoo Out (KO001/002) includes track 1 stereo ■All Inside Our Crazy Dreams (DAC-021) includes tracks 2-6, 8,10-11 stereo ■Static In The Attic 1974-1979 (Idol Mind Production IMP-N-004) includes tracks 7, 9,14,16-17 stereo ■The Emotional Rescue Sessions (J-006/007) includes tracks 12-13 stereo ■The Emotional Rescue Sessions Revisited (Rebel Yell Factory RYF-003) includes track 15 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 6.10-10.19.1979 (tracks 1-15), Electric Lady Studios, New York City, New York, 11-12.1979 (tracks 16-17) CDR 046 - TATTOO YOU SESSIONS 1980-1981 DISC 2 (57 49) 1 Slave (basic track 2) 2 Neighbours (basic track 1) 3 Heaven (basic track) 4 Heaven (full length version) 5 Slave (basic track 3) 6 Slave (full length version) 7 Neighbours (basic track 2) 8 Waiting On A Friend (basic track 3) 9 Let s Do It Right (remix version) 10 Munich Reggae (remix version) ■All Inside Our Crazy Dreams (DAC-021) includes tracks 1-2, 4 stereo ■Place Pigalle disc 4 (VGP-362) includes tracks 3, 5, 7-8 mono ■TATTOO YOU (Virgin Records CDV 2732) includes track 6 stereo ■The Emotional Rescue Sessions (J-006/007) includes track 9 stereo ■Tattoo Out (KO001/002) includes track 10 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 10.11-11.12.1980 (tracks 1-4), Atlantic Studios, New York City, New York, 4-6.1981 (tracks 5-10) CDR 047 - EMOTIONAL RESCUE / TATTOO YOU SINGLES 1979-1981 (43 05) 1 Emotional Rescue (7"single) 2 Down In The Hole (7"single) 3 She s So Cold (7"single) 4 Send It To Me (7"single) 5 If I Was A Dancer (Dance Pt. 2) (promo 12"single) 6 Dance (promo instrumental version) 7 Start Me Up (7"single) 8 No Use In Crying (7"single) 9 Waiting On A Friend (7"single) 10 Little T A (7"single) ■EMOTIONAL RESCUE (Virgin Records CDV 2737) includes tracks 1-4 stereo ■RARITIES 1971-2003 (Virgin Records 0946 3 49725 2 9) includes track 5 stereo ■The Emotional Rescue Sessions Revisited (Rebel Yell Factory RYF-003) includes tracks 6 stereo ■TATTOO YOU (Virgin Records CDV 2732) includes tracks 7-10 stereo Note; Electric Lady Studios, New York City, New York, 11-12.1979 (tracks 1, 4-7), Pathe Marconi Studios, Paris, France, 6.10-10.19.1979 (track 2), Compass Point Studios, Nassau, Bahamas, 1.18-2.12.1979 (tracks 3, 8,10), Atlantic Studios, New York City, New York, 4-6.1981 (track 9) CDR 048 - UNDERCOVER SESSIONS 1982 DISC 1 (72 45) 1 She Was Hot (outtake) 2 Tie You Up (The Pain Of Love) (outtake 1) 3 Tie You Up (The Pain Of Love) (outtake 2) 4 Wanna Hold You (basic track 1) 5 Wanna Hold You (basic track 2) 6 Too Much Blood (basic track 1) 7 Too Much Blood (basic track 2) 8 Pretty Beat Up (basic track 1) 9 Pretty Beat Up (basic track 2) 10 Too Tough (basic track) ■The Pain Of Love (VGP-052) includes tracks 1, 3 stereo ■Jamming With Stu (VGP-240) includes tracks 2, 4, 6, 8,10 stereo ■Under Cover Outtakes (Rogue RG-02) includes track 7 stereo ■Think You Like It (Undercover Outtakes) (September Songs One/Two) (Vinyl) includes tracks 5, 9 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 11.11-12.17.1982 (tracks 1-10) CDR 049 - UNDERCOVER SESSIONS 1982 DISC 2 (72 07) 1 All The Way Down (outtake) 2 It Must Be Hell (basic track) 3 I Think I m Going Mad (outtake-Keith Richards on lead vocals version) 4 Cook Cook Blues (full length version) 5 All Mixed Up (outtake 1) 6 All Mixed Up (outtake 2) 7 Looking For Trouble (outtake) 8 Blues Jam 1 (outtake) 9 Blues Jam 2 (outtake) 10 The Stumble (Blues Jam 3) (outtake) 11 Chain Saw Rocker (outtake) 12 Tried To Talk Her Into it (outtake) 13 Untitled (outtake) 14 Crazy Arms (outtake) ■Jamming With Stu (VGP-240) includes tracks 1, 4, 7-12 stereo ■Think You Like It (Undercover Outtakes) (September Songs One/Two) (Vinyl) includes tracks 2-3,13 stereo ■All Mixed Up (RR 024/25) includes tracks 5-6 stereo ■Under Cover Outtakes (Rogue RG-02) includes track 14 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 11.11-12.17.1982 (tracks 1-14) CDR 050 - UNDERCOVER SESSIONS 1982-1983 DISC 3 (64 59) 1 Munich Hilton (outtake 4) 2 Munich Hilton (outtake 5) 3 Still In Love (Sugar Baby) (outtake 2) 4 Still In Love (Sugar Baby) (outtake 3) 5 Still In Love (Sugar Baby) (outtake 4) 6 I Can t Help It (Love You Too Much) (outtake 4) 7 Golden Caddy (outtake 3) 8 Golden Caddy (outtake 4) 9 Undercover Of The Night (outtake 1) 10 Undercover Of The Night (outtake 2) 11 Undercover Of The Night (basic track 1) 12 Undercover Of The Night (basic track 2) 13 Wanna Hold You (full length version) ■All Mixed Up (RR 024/25) includes tracks 1-2, 8 stereo ■Jamming With Stu (VGP-240) includes tracks 3, 6 stereo ■Learning The Game (RM 002) includes track 4 stereo ■Under Cover Outtakes (Rogue RG-02) includes track 5 stereo ■The Pain Of Love (VGP-052) includes tracks 7,11 stereo ■Think You Like It (Undercover Outtakes) (September Songs One/Two) (Vinyl) includes tracks 9-10,12 stereo ■UNDERCOVER (Virgin Records CDV 2741) includes track 13 stereo Note; Pathe Marconi Studios, Paris, France, 11.11-12.17.1982 (tracks 1-8), The Hit Factory, New York City, New York, 5.1983 Compass Point Studios, Nassau, Bahamas, 6.1983 (tracks 9-12), The Hit Factory, New York City, New York, 6-8.1.1983 (track 13) CDR 051 - UNDERCOVER SINGLES 1983 (62 13) 1 Undercover Of The Night (7"single) 2 All The Way Down (7"single) 3 Undercover Of The Night (12"single-extended cheeky mix) 4 Feel On Baby (12"single-instrumental dub version) 5 She Was Hot (7"single) 6 I Think I m Going Mad (7"single) 7 Too Tough (7"single) 8 Too Much Blood (US 12"single-dance version) 9 Too Much Blood (US 12"single-dub version) 10 Too Much Blood (US 12"single-album version) ■UNDERCOVER (Virgin Records CDV 2741) includes tracks 1-2, 5, 7,10 stereo ■Too Much Blood On The Dancefloor (MAXI-1) includes tracks 3, 8 stereo ■Dance n Shuffle (MAXI-2) includes tracks 4, 9 stereo ■Everything s Turning To Gold (MAXI-3) includes track 6 stereo Note; The Hit Factory, New York City, New York, 6-8.1.1983 (tracks 1-10) BACK / NEXT
https://w.atwiki.jp/oper/pages/202.html
第3幕 (ライン河の岸辺の、手つかずの森と岩に覆われた峡谷地帯。ライン河は、舞台の奥の方の急な斜面の脇を流れている) 前奏曲と第1場 (3人のラインの娘たちとジークフリート。3人のラインの娘たち、ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロスヒルデは、川の中から浮かび上がって来て、輪舞をする時のように、輪になって泳ぎ回る) <3人のラインの娘たち> (泳ぎながらも、ゆっくりと、その場に静止するように) お日さまは、明るい光を送るけど、 水の底では、深い夜。 昔は、明るかったのに・・・。 あの頃はまだ、汚れなく気高く輝いてた。 お父さんの黄金が水底で。 ラインの黄金!清き黄金! 何て、まばゆく、光っていたの! 水底を照らす気高き星よ! (再び輪になって、泳ぎながら) ヴァイアラーラ、ライア、ヴァララ・・・ライアララー・・・ (遠くから角笛の音。三人は耳を澄ますと、歓声を上げて、パチャパチャと水しぶきを上げる) ああ、お日さま!あの勇者を遣わしてくれたのね! あの勇者が、あたし達に黄金を返してくれるのね! 黄金さえ返してくれれば、貴女の目の光を、 あたしたちは、もう妬まないわ。 ラインの黄金!清らかな黄金! 何と楽しく、光っていたことでしょう! 水底を照らす、自由の星よ! (ジークフリートの角笛の音が上から聞こえる) <ヴォークリンデ> 角笛の音が聞こえてくる。 <ヴェルグンデ> あの勇者が近づいてきた。 <フロスヒルデ> さあ、相談してみましょう! (三人は急いで水の中に潜る。ジークフリートは、完全に武装した姿で丘の斜面に現れる) <ジークフリート> 妖精に惑わされて、 獲物の足跡を見失ってしまった・・・ おい、ずるい奴め! ぼくの獲物を、素早く、どこに隠したんだ? <3人のラインの娘たち> (再び水面に浮かび上がり、輪になって泳ぐ) ジークフリート! <フロスヒルデ> なぜ谷底を叱りつけてるの? <ヴェルグンデ> どの妖精に怒っているの? <ヴォークリンデ> いたずら者にからかわれたの? <3人のラインの娘たち> ねえ、ジークフリート!あたしたちに教えてよ! <ジークフリート> (微笑んで、娘たちを見つめながら) あなた方が誘惑したので、 あの毛むくじゃらの獣は、ぼくから姿をくらましたのかい? あんなので気晴らしになるのなら、 元気なお嬢さん方に、ぼくは喜んで譲ってあげるよ。 (娘たちは、大きな笑い声を立てる) <ヴォークリンデ> ねえ、ジークフリート、あたし達に何かくれる? もし、あの獲物をあなたに返してあげたら。 <ジークフリート> まだ一匹も獲物がないんだ。 何でも望むものを言ってごらん。 <ヴェルグンデ> じゃあ、指に輝く金の指輪! <3人のラインの娘たち> それを、あたし達に、ちょうだいよ! <ジークフリート> この指輪のために、大きな龍を倒したのに・・・ つまらない四つ足の熊ごときと、 この指輪を交換しろと言うのか? <ヴォークリンデ> あなた、そんなにがめついの? <ヴェルグンデ> お買い物する時も、ケチなのかしら? <フロスヒルデ> 女の人には気前よくするものよ。 <ジークフリート> 君たちのために、財産をすったとなると、 きっと、うちの奥さんは怒るだろうなあ。 <フロスヒルデ> 意地悪な奥さんなのね? <ヴェルグンデ> ぶたれちゃうのかしら? <ヴォークリンデ> 勇者のくせして、もう平手打ちを食らったみたい! (無遠慮に笑い飛ばす) <ジークフリート> ふん、笑うがいいさ! 悲しいのは、お前達だろう。 いくら指輪を欲しがったって、 お前達みたいないたずら者には、あげるものか! (その間、ラインの娘たちは、再び輪になって泳ぎ始めている) <フロスヒルデ> 美男子なのに! <ヴェルグンデ> 力も強いのに! <ヴォークリンデ> 誰もがうらやむような人なのに! <3人のラインの娘たち> これは残念!ケチだとは! (笑って、水の中に潜る) <ジークフリート> (谷底に降りて行く) ケチなんて言葉を我慢しなきゃならんとは? けなされたままで、いいのだろうか? あの子らが、また水面に出て来たら、 この指輪を、くれてやろう。 (大声で叫ぶ) おおい!おおい!水中の恋の妖精さんよ! 早くおいでよ!指輪はお前達にあげるから! (指から指輪を外し、頭上に高くかかげる。3人のラインの娘たちは再び浮き上がるが、厳粛で重々しい様子をしている) <フロスヒルデ> 勇者よ。まだ返さずに、持っていなさい。 あなたが大いなる災いに気付くまで・・・ <ヴォークリンデとヴェルグンデ> それは、あなたが指輪のせいで抱え込んでいる災厄。 <3人のラインの娘たち> きっと、あなたも一安心よ。 あたし達があなたを、その呪いから解放すれば。 <ジークフリート> (動じずに、また指輪を指にはめてしまう) じゃあ、話してみろよ!お前達の知っていることを! <3人のラインの娘たち> ジークフリート!ジークフリート!ジークフリート! あなたの身に、良からぬことが迫っている。 <ヴェルグンデ> その指輪は、あなたに災いをもたらす。 <3人のラインの娘たち> それは、その輝く指輪が、ラインの黄金で作られているからよ。 <ヴェルグンデ> 悪知恵を尽くしてその指輪を作り上げ、屈辱にまみれて手放した男・・・ <3人のラインの娘たち> その男が、指輪に呪いをかけたのよ。 どんなに時が経とうとも、その持ち主に死が下るように… と。 <フロスヒルデ> 昔、あなたが龍を斃したように・・・ <ヴェルグンデとフロスヒルデ> あなたもまた、斃される・・・。 <3人のラインの娘たち> それも、この日のうちによ・・・ あたし達の言う通りのことが起きるわよ。 もしも、あなたが指輪を交換してくれて、 <ヴェルグンデとフロスヒルデ> ラインの水底に指輪を返せないのなら。 <3人のラインの娘たち> この呪いを浄めるのは、ラインの流れだけだからよ! <ジークフリート> いい加減にしろ!ずる賢い娘たちめ! ぼくは、お世辞を信じたりはしないけど、 脅しなんて、もっと通用しないぞ! <3人のラインの娘たち> ジークフリート!ジークフリート! ほんとうのことを、言っているのよ。 逃れなさい!呪いの手から逃れなさい! 毎晩、運命の綱を編んでいるノルン達が、 原初の掟の綱に編み込んだ呪いなのよ! <ジークフリート> ぼくの剣は、槍さえ粉々に打ち砕いた。 だから、原初の掟を記した永遠の綱に、 どんな悲惨な呪いが編み込んであろうとも、 このノートゥングは、そのノルンの綱さえ断ち切るんだ! かつて龍が、その呪いについて、 ぼくに警告したことがあった。 だが、その龍でさえ、ぼくに恐怖を教えることはできなかったんだ! (指輪をじっと見つめる) この指輪が、ぼくに世界の支配権をくれるのだとしても、 愛の恵みさえ得られれば、 喜んで捨ててやる・・・ くれてやるよ。 もしもお前達が、ぼくに愛の歓びをくれるなら。 でもな。お前達が、ぼくの命や体が危ないと言って脅すなら、 たとえ小指一本の価値すら無い指輪だとしても、 絶対に、お前達にはあげないぞ! なぜなら、ぼくは、命や体など・・・ 見るがいい・・・こうして軽々と投げ出すんだ! (地面から土くれを引っつかんで、頭上に持ち上げると、最後のセリフといっしょに背後に放り投げる) <3人のラインの娘たち> 行きましょう!みんな! こんなバカ者など、置いていきましょう! この勇者は、自分は強くて賢いと自惚れているけれど、 本当は目隠しされていて、何ひとつ見えていない。 (激しく興奮したように泳ぎながら、岸辺の近くでぐるっと大きく旋回する) 立てた誓いを・・・守ろうともせず。 (再び激しい動きを見せて) 持っているはずの知恵を・・・使おうともしない。 <フロスヒルデ、やがてヴォークリンデ> 世にも気高き宝を与えられたというのに。 <3人のラインの娘たち> 捨てたことにすら、気が付かない・・・ <フロスヒルデ> そのくせ、あの指輪だけは・・・ <ヴェルグンデ> 自分を死なせる指輪だけは・・・ <3人のラインの娘たち> その指輪だけは、しっかり持っていようとするなんて! さようなら、ジークフリート! 誇り高き女性が、今日のうちにも、 意地悪なあなたから指輪を受け継ぐでしょう。 きっと、その人なら、あたし達の話をもっと良く聴いてくれるはず・・・ さあ!行きましょう!その人の所へ! (また素早く輪になって泳ぎ始め、ゆっくりと舞台後方へと泳いで行ってしまう。 ジークフリートは微笑みつつ、ラインの娘たちの後ろ姿を目で追う。岸辺の岩に片足を乗せ、手であごを支えながら、その場にたたずんでいる) <3人のラインの娘たち> ヴァイアラーラ、ヴァイアラーラ、ライアライア、ヴァララー・・・ <ジークフリート> 水の中でも、陸地でも、 女の手口が変わらないことは良く分かった・・・ こちらが、おだてに乗らなければ、 今度は、脅しにかかってくる。 それにも敢えて逆らえば、 お次は、がみがみ、お小言が始まる。 (ラインの娘達は、もう完全に姿を消している) だけれど、グートルーネとの契りさえ破らねば・・・ あの、かわいい娘たちの一人ぐらい、 新たに手なずけてみたかったものだなあ! (じっと彼女たちの行ってしまった後を見つめている) <3人のラインの娘たち> (ずっと離れた所から) ラーラララー、ラララー、ラララー・・・ (狩の角笛の音が丘の上からこちらに響いて来る) 第2場 ジークフリート、ハーゲン、グンター、男たち <ハーゲンの声> (遠くから) ホイホー! (ジークフリートは夢見心地から我に返ると、自らの角笛を吹き鳴らし、聞こえて来た角笛に返答する) <男たち> (舞台の外で) ホイホー!ホイホー! <ジークフリート> (答えながら) ホイホー!ホイホー!ホイヘー! <ハーゲン> (ハーゲンが丘の上に現れる。彼を追ってグンターも現れる。ハーゲンはジークフリートの様子を眺めながら) ようやく見つけたぞ。 一体、あなたは、どこまで駆け回っていたのだ? <ジークフリート> 下りてこいよ!ここは涼しくて気持ちがいいぞ! (男たちは全員、丘に到着し、ハーゲン、グンターと並んで丘を下りて行く) <ハーゲン> ここで休息を取り、宴を張ろう。 (狩りの獲物がうず高く積み上げられる) 獲物を置くんだ!酒袋を持って来い! (酒盃と酒袋が取り出され、全員その場に寝そべる) 我らの獲物を追い払ってしまった男の 武勇談を聞こうではないか。 さあ、ジークフリートよ、何を仕留めたのだ。 <ジークフリート> (笑いながら) 今日はつましい食事になりそうだ・・・ あなた方の獲物を分けてもらうしかないな。 <ハーゲン> 何だと?獲物なしか? <ジークフリート> 森に狩りに行ったはずなのに、 現れたのは、水の精だけさ。 もしも前もって分かっていれば、 あの3羽の水鳥たちを、 ぼくは、きっと捕まえていただろうに。 そいつらが、ライン河の川面で歌うには、 僕は今日中に殺されるってさ。 (そう言うと、グンターとハーゲンの間に割って入り、寝そべる。驚いたグンターは、陰鬱な眼差しでハーゲンを見る) <ハーゲン> それは、さぞや最悪の狩りだろうな。 獲物が無い上に、 待ち伏せしていた獣に殺されるのでは! <ジークフリート> のどが渇いた! <ハーゲン> (ジークフリートのために酒盃を満たし、その盃を差し出す) ジークフリートよ・・・ あなたは、鳥の歌を、 よく聴き取ることができると言う。 それは本当のことなのか? <ジークフリート> 小鳥のさえずる声なんて、もう長らく聞いていなかった。 (盃を受け取ると、それを持ったままグンターの方に振り向く。そして一口飲むと、その盃をグンターに差し出す) 飲みましょう!グンター!さあ! あなたの弟が差し出す盃で! <グンター> (物思いに沈み、憂鬱に盃を見つめ、くぐもった声で) あなたがよく混ぜないので、くすんだ変な色をしている・・・ (ますます声をくぐもらせながら) 中には、あなたの血しかない! <ジークフリート> (笑いながら) だったら、あなたのと混ぜればいいさ! (グンターの盃の中身を自分の盃に注ぐので、自分の盃は溢れ出す) 混ぜたら、溢れてしまったよ。 母なる大地への捧げ物としよう! <グンター> (深くため息をつきながら) なんと陽気な勇者だ! <ジークフリート> (声をひそめて、ハーゲンに) グンターはブリュンヒルデのことを気に病んでいるのか? <ハーゲン> (同じように声をひそめてジークフリートに) あなたが小鳥の歌声を聞き分けるように、 グンターも、あの女性のことを理解できれば良いのだが! <ジークフリート> 女の歌声を聞いてから、 鳥の歌は、すっかり忘れてしまったよ。 <ハーゲン> だが、昔は聴き取れたんだろう? <ジークフリート> (快活そうにグンターに振り向きながら) さあ!グンター!何をくよくよしてるのです! あなたを元気づけるために、 私の若い頃の昔話でも、 歌ってみましょうか。 <グンター> それは、ぜひ聴かせてもらいたいものだ。 (全員がジークフリートの傍に寝そべるので、低い姿勢で寝そべっている人々の中に、ジークフリートだけが体を起こして座る形になる) <ハーゲン> さあ、勇者よ。歌うがいい! <ジークフリート> ミーメという名のむら気な小人が 欲に駆られて、ぼくを育てた。 いつかその子が育った日には、 怠惰に森で宝を見張っている龍を、 その子に討ち果たさせようと目論んだのだ。 ミーメは、鉄の鍛え方や溶かし方を、ぼくに教えた。 しかし、当の師匠には出来なかったことを成し遂げるためには、 弟子であるぼくの勇気が必要だった。 ぼくは、バラバラになった鉄剣の破片を 一から鍛え直して、剣にしたのだ。 父親の残した武器を再びつなぎ合わせ、 ぼくは、堅固なノートゥングに鍛え上げた。 小びとのミーメは、これで戦の準備はできたと確信し、 ぼくを森へと連れて行き、 ぼくは、龍のファフナーを斃したのだ! だけれど、みんな、ここからの話を良く聞いてくれ・・・ とても不思議な話なのだ。 龍の返り血を浴びた手の指が 燃えるように熱かったので、 冷やそうと、口もとに持って行き、 ほんのちょっと舌を 湿らせてみると、それが早いか、 小鳥たちの歌声が、矢のように頭に入って来て、 そのまんま聞き取れるようになった。 枝に止まって、小鳥は歌った・・・ 「わあい!ニーベルングの宝は、 ジークフリートのものだ! ああ!洞穴(ほらあな)にある宝を 見つけちゃえばいいのになあ! 隠れ頭巾を手に入れれば、 きっと楽しい冒険に役立つよ! でも、指輪まで探り当てちゃったら、 きっと世界を支配できちゃうなあ!」 <ハーゲン> それで、指輪と隠れ頭巾を運び出して来たのだな? <男たち> 小鳥の声を、また聞いたのですか? <ジークフリート> そう、指輪と隠れ頭巾を持って来たあと、もう一度 耳を澄ましてみた。小鳥の楽しいささやき声に。 すると、こずえの小鳥は、こう歌っていた・・・ 「わあい!頭巾も指輪もジークフリートのものだ。 でもね!ウソつきのミーメを信じちゃダメだよ! きっと宝を取り上げるつもりで、 ずるっこく待ち伏せているのさ・・・ ジークフリートの命を狙っているよ。 ああ!ミーメを信じなきゃいいけど!」 <ハーゲン> 忠告は正しかったのか? <四人の男たち> ミーメに仕返しをしたんですね? <ジークフリート> 毒薬を携えてやって来て、よほど不安なのか、 勝手にどもり始め、すっかり悪事を自白した。 悪党め!ノートゥングで、討ち果たしてやったよ! <ハーゲン> (甲高い声で大笑いしながら) ミーメは、剣の作り方は知らなかったが、 切れ味だけは味わったわけだな! <二人の男たち> (順番に繰り返す) それから、小鳥は、何と? <ハーゲン> (新たな盃を酒で満たし、そこに薬草の汁をぽたりと垂らす) 勇者よ。まずは、私の盃から飲むのだ・・・ あなたがはっきりと記憶を呼び起こすため、 私はよく効く飲み薬を混ぜたのだ。 (ハーゲンは酒盃をジークフリートに手渡す) これでもう、古い記憶も脱け落ちることはないはずだ! <ジークフリート> (思いを巡らしながら、その盃を見つめ、ゆっくりと飲み干す) 思い悩みつつ、こずえに耳を澄ますと、 小鳥が、まだそこに居て、こう歌っていた・・・ 「わあい!ジークフリートは悪い小人を打ち倒しちゃったぞ! ぼくは、彼にもってこいのきれいな女の子を知っているよ。 その子は岩山の上に眠っていて、 その周りを炎が取り巻いている。 だけど、はじける炎をかいくぐり、 花嫁の目を覚ましたら、 ブリュンヒルデは、彼のものになるよ!」 <ハーゲン> あなたは、その言葉どおりにしたのか? <ジークフリート> ぼくはためらうことなく旅立って・・・ (グンターは驚きを深めながら、耳をそばだてる) 炎が取り巻く岩山にたどり着いた。 そして火焔をかいくぐった そのご褒美は・・・ (高まる歓びに我を忘れつつ) 眠っていた・・・その喜ばしくも美しき女性は。 きらめく武具を身にまといながら。 ぼくは、その素晴らしい乙女から、兜を取り外し、 熱い口づけで目覚めさせた。 ああ!何と情熱的に、 ぶるんと巻きついてきたことか! あの美しいブリュンヒルデの腕(かいな)が! <グンター> (極度の驚愕とともに、跳ね起きて) 何たることを! (二羽のカラスが茂みの中から飛び上がり、ジークフリートの頭上に弧を描き、やがてライン河に向けて飛び去って行く) <ハーゲン> あのカラス達の鳴き声も、あなたは聴き取れるのか? (ジークフリートは勢いよく立ち上がり、ハーゲンに背中を向けると、二羽のカラスを目で追う) <ハーゲン> あれは、この私に呼びかけているのだ!報復せよ、とな! (ハーゲンはジークフリートの背中に槍を突き立てる。グンターはハーゲンの腕をとらえて止めさせようとするが・・・手遅れだった。ジークフリートは盾を両手に高く持ち上げ、それを振りかざしてハーゲンを叩き潰そうとするが、力尽き、盾を背後に取り落してしまう。その盾の上には、ジークフリート自身が大きな音で崩れ落ちていく) <四人の男たち> (もう無駄とは思いつつも、ハーゲンを押しとどめながら) ハーゲン!何をする? <別の二人の男> 何をしたんだ・・・? <グンター> ハーゲン・・・!何をしたんだ? <ハーゲン> (地に突っ伏したジークフリートを指差しながら) 偽誓を罰したまでのこと! (ハーゲンは悠然とそっぽを向き、一人で岩山の頂を越えて姿を消す。二羽のカラスの出現と同時に辺りをつつみ始めた黄昏の中を、ハーゲンはゆっくりと退場していく。 グンターは心の痛みに耐えかねるように、ジークフリートの傍らに頭を垂れる。男達は、思いを込めて、死に行く男の周りを取り巻く) <ジークフリート> (2人の男に支えられながら膝を立て、見開いた両目を、きらきらと輝かせながら) ブリュンヒルデ!聖なる花嫁! 起きて!目を開けて! 誰が、あなたを再び眠りに閉じ込めたのです? 誰があなたを、不安なまどろみに縛り付けたのです? 目を覚ます者が来ました!・・・目覚めのキスをし・・・ そして花嫁を縛めから解き放つと、 ブリュンヒルデの微笑みは、あふれる歓びを伝えてくれました・・・! ああ!この眼・・・今とこしえに見開かれて! ああ!この息吹き。晴れやかな風のように! とろけるように吹き過ぎて行く・・・優しいおののき・・・ ブリュンヒルデが手を振っている・・・私に! (背中から仰向けに崩れ落ちて事切れる。誰も物音一つ立てないまま、周囲には悲哀の情が広がっていく。辺りはいつしか夜になっている。グンターの無言の指示に従い、男達はジークフリートの亡骸(なきがら)を持ち上げ、続く音楽の間、荘重な行列をなして岩山の頂を越えて、ゆっくりと運び去って行く。亡骸のすぐ後ろにつき従うのはグンターである) 【オーケストラによる間奏曲】 (死んだジークフリートのための葬送曲。雲間から月が輝き、山頂に差し掛かった葬列をますます明るく照らし出す。だが、ライン河から立ち上る霧は、次第に舞台いっぱいに広がり、葬列は今や全く見えなくなってしまう。霧は舞台前方にも広がってくるので、この間奏曲の間、舞台は完全にヴェールに覆われてしまう。 霧がようやく晴れはじめると、そこには第1幕と同じギービヒ家の大広間が徐々にはっきりと浮かび上がってくる) 第3場 (ギービヒ家の大広間。グートルーネ、ハーゲン、グンター、ブリュンヒルデ) (夜。ライン河に月の光が反射している。グートルーネは自分の部屋から出て来て、大広間に入って来る) <グートルーネ> あの方の角笛かしら? (耳を澄ます) ちがう!・・・まだ帰って来ていない・・・ 悪夢でぐっすり眠れなかった! あの方の馬が大声でいなないて、 ブリュンヒルデの笑い声で目が覚めた。 あの女は誰だったのかしら? 岸辺に歩いて行ったあの姿は・・・? もしやブリュンヒルデでは!? あの人、家にいるのかしら? (舞台右手の扉から物音をうかがい、やがて小声で呼びかける) ブリュンヒルデ!ブリュンヒルデ! 起きている? (恐る恐る扉を開け、部屋の中を覗き込む) 部屋は、からっぽ。 ならば、やっぱり、あの人かしら?・・・ ライン河に歩いて行ったあの姿は! (びくっとして、遠くに耳を澄ます) あの方の角笛? ちがう!・・・何にも聴こえない! ああ、今すぐジークフリートに会いたい! (再び自分の部屋の方へ向き直るが、その時ハーゲンの声が聞こえるので立ち止まる。恐怖に捉えられて身動き一つせず、しばらくその場に立ちつくす) <ハーゲンの声> (舞台の外から聞こえて来る) ホイホー!ホイホー! 起きるんだ!起きろ! 灯りをともせ!灯りを!明るい炎を! 狩りの獲物を持ち帰ったぞ。 ホイホー!ホイホー! (灯りをつけると、外からの松明の光もますます強くなる) <ハーゲン> (大広間に入って来る) おおい、グートルーネ!ジークフリートに挨拶するのだ! 強い勇者が、帰って来たぞ! <グートルーネ> (激しく恐怖して) 何があったの?ハーゲン! あの方の角笛が聴こえなかったけど! (男達と女達は、ろうそくや松明を手にして、ジークフリートの遺体を持ち帰って来た男達と一緒に入って来る。その男達の中にはグンターもいる) <ハーゲン> 血の気の無い勇者は、 もう角笛を吹かないし、 もう狩りに行くこともない。 戦いに行くことももう無いし、 きれいな女達を手に入れることもない。 <グートルーネ> (驚きを募らせて) 何を運んで来たの? (行列が大広間の真ん中に到着すると、男達は、手早くしつらえられた台の上に遺体を置く) <ハーゲン> 野育ちのイノシシの餌食となったのだ。 ジークフリート・・・あなたの死んだ夫は。 (グートルーネは叫び声を上げ、遺体の上に崩れ落ちる。その場の全員に衝撃と悲しみが広がる) <グンター> (気を失ったグートルーネを介抱しながら) グートルーネ!可愛い妹よ。 目を上げてくれ。私に何か言ってくれ! <グートルーネ> (正気に返って) ジークフリート・・・ジークフリートが殺された! (グンターを激しく突き飛ばす) 行って!お兄さんなんか信用できない。 あたしの夫を殺したくせに! ああ、助けて!助けて!ひどいわ!ひどい! あんた達が、ジークフリートを殺したんでしょう! <グンター> 私に言うんじゃない! あそこにいるハーゲンに言え。 あいつこそ、呪われたイノシシだ。 この気高い男を食いちぎった男だ。 <ハーゲン> だから私を恨むとでもいうのか? <グンター> 恐怖と不幸に襲われるがいい! <ハーゲン> (恐ろしいまでの反抗心をむき出しにして近付いて来る) その通り!殺したのは俺だ! この俺・・・ハーゲンが・・・あの男を討ったのだ。 俺の槍は、あの男が偽誓を言ったときに 何一つ手出しできなかった。 しかし、俺は今こそ、神聖な権利を手にしたぞ。 獲物から戦利品を手にする権利を・・・ だから俺は要求する・・・この指輪を。 <グンター> さがれ!私のものを お前が手に入れることなどできない。 <ハーゲン> みんな!私の権利を認めてくれ! <グンター> グートルーネへの遺産に手を付けるのか? 恥知らずの小びとの息子め! <ハーゲン> (剣を抜いて) 小びとのアルベリヒの遺産だからこそ、息子の俺が受け継ぐのだ! (ハーゲンはグンターに向けて突進し、グンターは防戦し、二人は争う。男達が割って入るが、ハーゲンの剣の一突きでグンターはその場に斃れる) 指輪をよこせ! (ハーゲンがジークフリートの手に飛び付こうとするやいなや、その手は脅すように高く上がる。グートルーネと女達は、驚愕のあまり、大きな叫び声を上げる。誰もが恐怖に捉えられて身動き一つしないでいると、ブリュンヒルデが、舞台後方から、確固とした厳かな足取りで、前に進み出て来る) <ブリュンヒルデ> (まだ舞台後方にいるうちから) お黙りなさい。あなた方が悲しんで、 わあわあ言い合う声なんて! あなた方に裏切られた女が 報復のために来たのよ。 (ゆったりと舞台前方に歩を進める) 聞こえて来たのは母親が甘いミルクをこぼした時、 子供たちが上げるようなメソメソ声だけ。 最も高貴な勇者に捧げるにふさわしい 気品のある嘆き声は、まるで聞こえて来やしなかった。 <グートルーネ> (物凄い勢いで、地面から立ち上がりながら) ブリュンヒルデ!嫉妬に狂った人! こんなひどいことを仕組んだのは、あんたね! あんたが男たちをそそのかしたんだわ。 ああ!あんたさえ、この家に来なければ! <ブリュンヒルデ> くだらない人ね!お黙りなさい! あなたは、あの人の妻なんかじゃなかった。 女遊びの相手として惹きつけていただけよ。 あの人の本当の妻は、この私。 ジークフリートは、私に永遠の誓いを立てたのよ・・・ それは、あなたと出会う前。 <グートルーネ> (突然激しい絶望に陥って) 呪われろ!ハーゲン! あなたが私に薬を飲ませることを勧めたのは、 この人から、夫を奪うためだったのね! ああ、悲しい! たったいま初めて分かったわ! ブリュンヒルデこそ愛する妻で、 あの人は、薬でそれを忘れていただけだったのね・・・! (グートルーネは恥ずかしさのあまりジークフリートから顔を背けると、苦痛に身悶えしつつ、グンターの亡骸の上に屈み込み、幕の最後まで、そのまま身動き一つせずにいる。ハーゲンは、舞台の反対側で、陰気に考え事をしながら、反抗的な態度のまま槍と盾にもたれて立っている) BRÜNNHILDE (舞台中央に一人たたずみ、ずっとジークフリートの顔を見つめ続けるブリュンヒルデ。初めは激しいショックを受けていたが、やがて心を押し潰すような物凄い哀しみに満たされる。しかし、ついには、厳粛な中にも気持ちを昂らせつつ、群衆の男女たちに顔を向けると、男達に向けて歌い始める) 太い薪(たきぎ)を積み上げて! ラインのほとりに、うずたかく! 明るく、高く、炎よ、燃えよ! 勇者の気高い体を 燃やし尽くすのよ! さあ、あの人の馬を連れて来て。 私と一緒に、あの戦士の後を追うのだから・・・。 勇者の神聖な名誉を分かち合うことを、 この私の体が望んでいるのよ。 さあ、ブリュンヒルデの願いを叶えてちょうだい! (続く台詞の間、若者たちは、広間の前のライン河畔に、巨大な薪の山を積み上げていく。女たちは、それに覆いを掛け、その上に野の草花を撒き散らす) <ブリュンヒルデ> (遺体となったジークフリートの顔をまじろぎもせず、新たに見つめ始めると、彼女の顔は、次第に柔らかく浄化されたように変容していく) お日さまのように清らかに、 この人から射し込む光・・・ どこまでも清らかな人・・・私を裏切ったけど! 妻を欺いたくせに、友には誠実で・・・ ただ一人大事な女性・・・自分の妻と 自分との間を、剣で分け隔てた。 この人ほど真剣に誓いを立てた人がいたかしら? この人ほど誠実に契りを守った人がいたかしら? この人ほど純粋に人を愛した人がいたかしら・・・? それなのに、あらゆる誓い、あらゆる契り、 誠実きわまりない愛を、 この人は誰よりもあざむいた・・・! ねえ、みんな、わかる?どうしてこうなったか? (視線を天に向けて) ああ、あなたたち!永遠の誓いの証人たち! 燃え上がる私の苦悩に目を向け、 永遠に消えない自分達の罪を悟りなさい! 私の嘆きを聴いて。お父さん・・・気高き主神よ! あの人の勇敢な行為は、いかにも お父さんの役に立っているように見えたけど、 実はその通り行動する人を、 あなたと同じ呪いに陥らせるだけだったわ。 ・・・限りなく純粋な人は、 私を裏切らねばならなかった。 私が、一人の女として、 悟った存在になるために! 今の私には分かるでしょうか? お父さんに役立つことが何か・・・? 分かったの・・・すべて。すべて。 今の私は、すべて分かったわ! お父さんがよこしたカラス達の 鳴き声も聞こえている。 あなたが心から待ち望んでいたお便りを あの二羽に託して持ち帰らせるわ。 だからもう・・・休んでいいのよ・・・お父さん・・・神よ! (ブリュンヒルデは、ジークフリートの遺体を薪の山に乗せるように男達に指示すると、ジークフリートの指から指輪を抜き去り、物思いに沈みながら指輪を見つめる) 私への遺産を、今手にしたわ。 呪われた宝!おそろしい指輪!あなたの黄金を 私はこの手に納め、すぐに手放すわ。 水底(みなぞこ)の賢い姉妹たち・・・ ラインに泳ぐ娘たちよ。 率直な忠告をありがとうね。 あなた方が欲しがっていたものを、返してあげる。 私の燃えかすの灰の中から受け取って! 私を燃やす炎は、 指輪の呪いを清めてくれるわ! だから、あなた方は、指輪を水の中で溶かして、 混じり気なしの純金にして保管してね。 不幸にも奪われてしまった黄金を。 (指輪をはめると、ジークフリートの遺体が置かれた薪の山に向き直る。 男たちの一人の手から松明を奪うと、それを振りかざし、舞台後方を指し示す) 飛び帰れ!カラスたち! 飼い主に知らせるのよ。 このライン河のほとりで聞いたことを! ブリュンヒルデの岩山をかすめて行きなさい! そうして、あそこでまだ燃えているローゲに ヴァルハラに向かうよう指示するのよ! だって、神々の終末が今たそがれ始めたのだもの。 そうよ・・・私は火をつけるわ。 ヴァルハラのきらめくお城に。 (火を薪の山に投げ入れると、薪はすぐに赤々と燃えだす。二匹のカラスは、すでに岩山から岸辺沿いに飛び立っていたが、今や舞台後方へと向かって姿を消していく。 ブリュンヒルデは、二人の若者に連れられて来た愛馬を目にすると、喜び勇んで迎えに走り、グラーネを抱きしめると、急いで馬具を外す。その上で、親しみを込めて、顔と体を寄せる) グラーネ!あたしの愛馬! お久しぶり! かわいいお友達!もう知っているの? あなたを連れて行く場所を。 火の中で輝きながら、あの人が横たわっているわ。 ジークフリート・・・私の大切な勇者よ。 友の後を追うのがうれしくって、 そんなにいななくの? あの人のもとへ急げって、にこやかな炎が誘うの? ねえ、私の胸の鼓動も感じて! とっても燃えているの・・・ あかい炎が、私の心臓をとらえて離さないの。 抱きたいのよ、あの人を・・・ そして抱きしめられたいの。 強い愛の力で、ひとつに結ばれたいの! ハイアヨーホー!グラーネ! さあ、あの方にごあいさつよ! ジークフリート!ジークフリート!ねえ、見て! こんなにも幸せに、妻が手を振っているのよ・・・あなたに! (ブリュンヒルデは、ひらりと愛馬にまたがり、ジャンプするよう促すと、グラーネは、ひと飛びで燃え盛る薪の山へと駆り立てられて行く。その瞬間、炎は激しくパチパチとはぜながら高く燃え上がり、大広間の前の全空間に広がり、大広間の建物にさえ引火し始めようとするので、驚き慌てた男女たちは舞台のへりにまで押し寄せていく。 舞台空間全体が炎一色で満たされた時、突然、炎の輝きが消えたかと思うと、すぐに水蒸気の塊が後に取り残されるが、それも舞台後方に遠のいて行くと、水平線上の暗い雲の層となってたなびく。 するとその時、ライン河が物凄い勢いで水かさを増し、岸から溢れ出すと、炎の火元に津波となって押し寄せて来る。その波がしらには三人のラインの娘達が乗っていて、泳いで来ると、ついには火元の上に至る。 一方、ブリュンヒルデが指輪を受け取ってからというもの、彼女の行動を不安を募らせながら見つめていたハーゲンは、ラインの娘達の登場を目にすると、有り得ないほど驚愕する。急いで槍、盾、兜を放り出すと、狂ったように洪水の中に飛び込んでいく) <ハーゲン> 近づくな・・・指輪に! (ヴォークリンデとヴェルグンデは手をハーゲンの首に巻き付け、泳ぎ戻りながら、つかまえたハーゲンを奈落へと引きずり込む。フロスヒルデは、二人よりも先に舞台後方に泳いで行き、手に入れた指輪を、歓声を上げながら頭上高くかかげる。 すると水平線にたなびいていた雲の層から、赤い一条の光線がパッと広がり、次第に輝きを強めていく。この明るさに照らされて見えて来るのは、徐々に本来の川床にまで収まってきていたライン河の穏やかな波の上で、3人のラインの娘達が愉快そうに指輪と戯れながら、輪になって舞い泳ぐ姿である。 崩壊した大広間の建物の瓦礫の中から、男女たちは、無上の感銘を受けつつ、天に現れた炎の輝きが次第に強まっていく光景を眺めている。この輝きがついに最高の明るさに達した時、そこにはヴァルハラの大広間が現れ、第1幕の「ヴァルトラウテの語り」そのままに、神々と勇士達が集まって座っている姿が認められる。 赤い炎は、いまや神々の広間にまで燃え移る勢いである。やがて炎に隠れて神々の姿が完全に見えなくなった時、幕が下りる) DRITTER AUFZUG Wildes Wald- und Felsental am Rheine, welcher im Hintergrunde an einem steilen Abhange vorbeifliesst VORSPIEL UND ERSTE SZENE Die drei Rheintöchter, Siegfried. Die drei Rheintöchter, Woglinde, Wellgunde und Flosshilde, tauchen aus der Flut auf und schwimmen, wie im Reigentanze, im Kreise umher DIE DREI RHEINTÖCHTER im Schwimmen mässig einhaltend Frau Sonne sendet lichte Strahlen; Nacht liegt in der Tiefe einst war sie hell, da heil und hehr des Vaters Gold noch in ihr glänzte. Rheingold! Klares Gold! Wie hell du einstens strahltest, hehrer Stern der Tiefe! Sie schliessen wieder den Schwimmreigen Weialala leia, wallala leialala. Ferner Hornruf. Sie lauschen. Sie schlagen jauchzend das Wasser Frau Sonne, sende uns den Helden, der das Gold uns wiedergäbe! Liess er es uns, dein lichtes Auge neideten dann wir nicht länger. Rheingold! Klares Gold! Wie froh du dann strahltest, freier Stern der Tiefe! Man hört Siegfrieds Horn von der Höhe her WOGLINDE Ich höre sein Horn. WELLGUNDE Der Helde naht. FLOSSHILDE Lasst uns beraten! Sie tauchen alle drei schnell unter. Siegfried erscheint auf dem Abhange in vollen Waffen SIEGFRIED Ein Albe führte mich irr, dass ich die Fährte verlor He, Schelm, in welchem Berge bargst du so schnell mir das Wild? DIE DREI RHEINTÖCHTER tauchen wieder auf und schwimmen im Reigen Siegfried! FLOSSHILDE Was schiltst du so in den Grund? WELLGUNDE Welchem Alben bist du gram? WOGLINDE Hat dich ein Nicker geneckt? ALLE DREI Sag es, Siegfried, sag es uns! SIEGFRIED sie lächelnd betrachtend Entzücktet ihr zu euch den zottigen Gesellen, der mir verschwand? Ist s euer Friedel, euch lustigen Frauen lass ich ihn gern. Die Mädchen lachen laut auf WOGLINDE Siegfried, was gibst du uns, wenn wir das Wild dir gönnen? SIEGFRIED Noch bin ich beutelos; so bittet, was ihr begehrt. WELLGUNDE Ein goldner Ring ragt dir am Finger! DIE DREI RHEINTÖCHTER Den gib uns! SIEGFRIED Einen Riesenwurm erschlug ich um den Reif für eines schlechten Bären Tatzen böt ich ihn nun zum Tausch? WOGLINDE Bist du so karg? WELLGUNDE So geizig beim Kauf? FLOSSHILDE Freigebig solltest Frauen du sein. SIEGFRIED Verzehrt ich an euch mein Gut, des zürnte mir wohl mein Weib. FLOSSHILDE Sie ist wohl schlimm? WELLGUNDE Sie schlägt dich wohl? WOGLINDE Ihre Hand fühlt schon der Held! Sie lachen unmässig SIEGFRIED Nun lacht nur lustig zu! In Harm lass ich euch doch denn giert ihr nach dem Ring, euch Nickern geb ich ihn nie! Die Rheintöchter haben sich wieder zum Reigen gefasst FLOSSHILDE So schön! WELLGUNDE So stark! WOGLINDE So gehrenswert! ALLE DREI Wie schade, dass er geizig ist! Sie lachen und tauchen unter SIEGFRIED tiefer in den Grund hinabsteigend Was leid ich doch das karge Lob? Lass ich so mich schmähn? Kämen sie wieder zum Wasserrand, den Ring könnten sie haben. laut rufend He! He, he! Ihr muntren Wasserminnen! Kommt rasch! Ich schenk euch den Ring! Er hat den Ring vom Finger gezogen und hält ihn in die Höhe. Die drei Rheintöchter tauchen wieder auf. Sie zeigen sich ernst und feierlich FLOSSHILDE Behalt ihn, Held, und wahr ihn wohl, bis du das Unheil errätst - WOGLINDE UND WELLGUNDE das in dem Ring du hegst. ALLE DREI Froh fühlst du dich dann, befrein wir dich von dem Fluch. SIEGFRIED steckt gelassen den Ring wieder an seinen Finger So singet, was ihr wisst! DIE RHEINTÖCHTER Siegfried! Siegfried! Siegfried! Schlimmes wissen wir dir. WELLGUNDE Zu deinem Unheil wahrst du den Reif! ALLE DREI Aus des Rheines Gold ist der Reif geglüht. WELLGUNDE Der ihn listig geschmiedet und schmählich verlor - ALLE DREI der verfluchte ihn, in fernster Zeit zu zeugen den Tod dem, der ihn trüg . FLOSSHILDE Wie den Wurm du fälltest - WELLGUNDE UND FLOSSHILDE so fällst auch du - ALLE DREI und heute noch So heissen wir s dir, tauschest den Ring du uns nicht - WELLGUNDE UND FLOSSHILDE im tiefen Rhein ihn zu bergen ALLE DREI Nur seine Flut sühnet den Fluch! SIEGFRIED Ihr listigen Frauen, lasst das sein! Traut ich kaum eurem Schmeicheln, euer Drohen schreckt mich noch minder! DIE DREI RHEINTÖCHTER Siegfried! Siegfried! Wir weisen dich wahr. Weiche, weiche dem Fluch! Ihn flochten nächtlich webende Nornen in des Urgesetzes Seil! SIEGFRIED Mein Schwert zerschwang einen Speer des Urgesetzes ewiges Seil, flochten sie wilde Flüche hinein, Notung zerhaut es den Nornen! Wohl warnte mich einst vor dem Fluch ein Wurm, doch das Fürchten lehrt er mich nicht! Er betrachtet den Ring Der Welt Erbe gewänne mir ein Ring für der Minne Gunst miss ich ihn gern; ich geb ihn euch, gönnt ihr mir Lust. Doch bedroht ihr mir Leben und Leib fasste er nicht eines Fingers Wert, den Reif entringt ihr mir nicht! Denn Leben und Leib, seht - so - werf ich sie weit von mir! Er hebt eine Erdscholle vom Boden auf, hält sie über seinem Haupte und wirft sie mit den letzten Worten hinter sich DIE DREI RHEINTÖCHTER Kommt, Schwestern! Schwindet dem Toren! So weise und stark verwähnt sich der Held, als gebunden und blind er doch ist. Sie schwimmen, wild aufgeregt, in weiten Schwenkungen dicht an das Ufer heran Eide schwur er - und achtet sie nicht. Wieder heftige Bewegung Runen weiss er - und rät sie nicht! FLOSSHILDE, DANN WOGLINDE Ein hehrstes Gut ward ihm vergönnt. ALLE DREI Dass er s verworfen, weiss er nicht; FLOSSHILDE nur den Ring, - WELLGUNDE der zum Tod ihm taugt, - ALLE DREI den Reif nur will er sich wahren! Leb wohl, Siegfried! Ein stolzes Weib wird noch heute dich Argen beerben sie beut uns besseres Gehör Zu ihr! Zu ihr! Zu ihr! Sie wenden sich schnell zum Reigen, mit welchem sie gemächlich dem Hintergrunde zu fortschwimmen. Siegfried sieht ihnen lächelnd nach, stemmt ein Bein auf ein Felsstück am Ufer und verweilt mit auf der Hand gestütztem Kinne ALLE DREI Weialala leia, wallala leialala. SIEGFRIED Im Wasser, wie am Lande lernte nun ich Weiberart wer nicht ihrem Schmeicheln traut, den schrecken sie mit Drohen; wer dem kühnlich trotzt, dem kommt dann ihr Keifen dran. Die Rheintöchter sind hier gänzlich verschwunden Und doch, trüg ich nicht Gutrun Treu, - der zieren Frauen eine hätt ich mir frisch gezähmt! Er blickt ihnen unverwandt nach DIE RHEINTÖCHTER in grösserer Entfernung La, la! Jagdhornrufe kommen von der Höhe näher ZWEITE SZENE Siegfried, Hagen, Gunther, Mannen HAGENS STIMME von fern Hoiho! Siegfried fährt aus seiner träumerischen Entrücktheit auf und antwortet dem vernommenen Rufe auf seinem Horne DIE MANNEN ausserhalb der Szene Hoiho! Hoiho! SIEGFRIED antwortend Hoiho! Hoiho! Hoihe! HAGEN kommt auf der Höhe hervor. Gunther folgt ihm. Siegfried erblickend Finden wir endlich, wohin du flogest? SIEGFRIED Kommt herab! Hier ist s frisch und kühl! Die Mannen kommen alle auf der Höhe an und steigen nun mit Hagen und Gunther herab HAGEN Hier rasten wir und rüsten das Mahl. Jagdbeute wird zuhauf gelegt Lasst ruhn die Beute und bietet die Schläuche! Trinkhörner und Schläuche werden hervorgeholt, dann lagert sich alles Der uns das Wild verscheuchte, nun sollt ihr Wunder hören, was Siegfried sich erjagt. SIEGFRIED lachend Schlimm steht es um mein Mahl von eurer Beute bitte ich für mich. HAGEN Du beutelos? SIEGFRIED Auf Waldjagd zog ich aus, doch Wasserwild zeigte sich nur. War ich dazu recht beraten, drei wilde Wasservögel hätt ich euch wohl gefangen, die dort auf dem Rheine mir sangen, erschlagen würd ich noch heut . Er lagert sich zwischen Gunther und Hagen. Gunther erschrickt und blickt düster auf Hagen HAGEN Das wäre üble Jagd, wenn den Beutelosen selbst ein lauernd Wild erlegte! SIEGFRIED Mich dürstet! HAGEN indem er für Siegfried ein Trinkhorn füllen lässt und es diesem dann darreicht Ich hörte sagen, Siegfried, der Vögel Sangessprache verstündest du wohl so wäre das wahr? SIEGFRIED Seit lange acht ich des Lallens nicht mehr. Er fasst das Trinkhorn und wendet sich damit zu Gunther. Er trinkt und reicht das Horn Gunther hin Trink , Gunther, trink ! Dein Bruder bringt es dir! GUNTHER gedankenvoll und schwermütig in das Horn blickend, dumpf Du mischtest matt und bleich noch gedämpfter dein Blut allein darin! SIEGFRIED lachend So misch ich s mit dem deinen! Er giesst aus Gunthers Horn in das seine, so dass dieses überläuft Nun floss gemischt es über der Mutter Erde lass das ein Labsal sein! GUNTHER mit einem heftigen Seufzer Du überfroher Held! SIEGFRIED leise zu Hagen Ihm macht Brünnhilde Müh? HAGEN leise zu Siegfried Verstünd er sie so gut, wie du der Vögel Sang! SIEGFRIED Seit Frauen ich singen hörte, vergass ich der Vöglein ganz. HAGEN Doch einst vernahmst du sie? SIEGFRIED sich lebhaft zu Gunther wendend Hei! Gunther, grämlicher Mann! Dankst du es mir, so sing ich dir Mären aus meinen jungen Tagen. GUNTHER Die hör ich so gern. Alle lagern sich nah an Siegfried, welcher allein aufrecht sitzt, während die andern tiefer gestreckt liegen. HAGEN So singe, Held! SIEGFRIED Mime hiess ein mürrischer Zwerg in des Neides Zwang zog er mich auf, dass einst das Kind, wann kühn es erwuchs, einen Wurm ihm fällt im Wald, der faul dort hütet einen Hort. Er lehrte mich schmieden und Erze schmelzen; doch was der Künstler selber nicht konnt , des Lehrlings Mute musst es gelingen eines zerschlagnen Stahles Stücke neu zu schmieden zum Schwert. Des Vaters Wehr fügt ich mir neu nagelfest schuf ich mir Notung. Tüchtig zum Kampf dünkt er dem Zwerg; der führte mich nun zum Wald dort fällt ich Fafner, den Wurm. Jetzt aber merkt wohl auf die Mär Wunder muss ich euch melden. Von des Wurmes Blut mir brannten die Finger; sie führt ich kühlend zum Mund kaum netzt ein wenig die Zunge das Nass, - was da die Vöglein sangen, das konnt ich flugs verstehn. Auf den Ästen sass es und sang "Hei! Siegfried gehört nun der Niblungen Hort! Oh! Fänd in der Höhle den Hort er jetzt! Wollt er den Tarnhelm gewinnen, der taugt ihm zu wonniger Tat! Doch möcht er den Ring sich erraten, der macht ihn zum Walter der Welt!" HAGEN Ring und Tarnhelm trugst du nun fort? DIE MANNEN Das Vöglein hörtest du wieder? SIEGFRIED Ring und Tarnhelm hatt ich gerafft da lauscht ich wieder dem wonnigen Laller; der sass im Wipfel und sang "Hei, Siegfried gehört nun der Helm und der Ring. O traute er Mime, dem Treulosen, nicht! Ihm sollt er den Hort nur erheben; nun lauert er listig am Weg nach dem Leben trachtet er Siegfried. Oh, traute Siegfried nicht Mime!" HAGEN Es mahnte dich gut? VIER MANNEN Vergaltest du Mime? SIEGFRIED Mit tödlichem Tranke trat er zu mir; bang und stotternd gestand er mir Böses Notung streckte den Strolch! HAGEN grell lachend Was er nicht geschmiedet, schmeckte doch Mime! ZWEI MANNEN nacheinander Was wies das Vöglein dich wieder? HAGEN lässt ein Trinkhorn neu füllen und träufelt den Saft eines Krautes hinein Trink erst, Held, aus meinem Horn ich würzte dir holden Trank, die Erinnerung hell dir zu wecken, er reicht Siegfried das Horn dass Fernes nicht dir entfalle! SIEGFRIED blickt gedankenvoll in das Horn und trinkt dann langsam In Leid zu dem Wipfel lauscht ich hinauf; da sass es noch und sang "Hei, Siegfried erschlug nun den schlimmen Zwerg! Jetzt wüsst ich ihm noch das herrlichste Weib. Auf hohem Felsen sie schläft, Feuer umbrennt ihren Saal; durchschritt er die Brunst, weckt er die Braut - Brünnhilde wäre dann sein!" HAGEN Und folgtest du des Vögleins Rate? SIEGFRIED Rasch ohne Zögern zog ich nun aus, Gunther hört mit wachsendem Erstaunen zu bis den feurigen Fels ich traf die Lohe durchschritt ich und fand zum Lohn - in immer grössere Verzückung geratend schlafend ein wonniges Weib in lichter Waffen Gewand. Den Helm löst ich der herrlichen Maid; mein Kuss erweckte sie kühn oh, wie mich brünstig da umschlang der schönen Brünnhilde Arm! GUNTHER in höchstem Schrecken aufspringend Was hör ich! Zwei Raben fliegen aus einem Busche auf, kreisen über Siegfried und fliegen dann, dem Rheine zu, davon HAGEN Errätst du auch dieser Raben Geraun ? Siegfried fährt heftig auf und blickt, Hagen den Rücken zukehrend, den Raben nach, HAGEN Rache rieten sie mir! Er stösst seinen Speer in Siegfrieds Rücken Gunther fällt ihm - zu spät - in den Arm. Siegfried schwingt mit beiden Händen seinen Schild hoch empor, um Hagen damit zu zerschmettern die Kraft verlässt ihn, der Schild entsinkt ihm rückwärts; er selbst stürzt krachend über dem Schilde zusammen VIER MANNEN welche vergebens Hagen zurückzuhalten versucht Hagen! Was tust du? ZWEI ANDERE Was tatest du? GUNTHER Hagen, was tatest du? HAGEN auf den zu Boden Gestreckten deutend Meineid rächt ich! Er wendet sich ruhig zur Seite ab und verliert sich dann einsam über die Höhe, wo man ihn langsam durch die bereits mit der Erscheinung der Raben eingebrochenen Dämmerung von dannen schreiten sieht. Gunther beugt sich schmerzergriffen zu Siegfrieds Seite nieder. Die Mannen umstehen teilnahmsvoll den Sterbenden SIEGFRIED von zwei Mannen sitzend erhalten, schlägt die Augen glanzvoll auf Brünnhilde! Heilige Braut! Wach auf! Öffne dein Auge! Wer verschloss dich wieder in Schlaf? Wer band dich in Schlummer so bang? Der Wecker kam; er küsst dich wach, und aber - der Braut bricht er die Bande da lacht ihm Brünnhildes Lust! - Ach! Dieses Auge, ewig nun offen! Ach, dieses Atems wonniges Wehen! Süsses Vergehen - seliges Grauen Brünnhild bietet mir - Gruss! Er sinkt zurück und stirbt. Regungslose Trauer der Umstehenden. Die Nacht ist hereingebrochen. Auf die stumme Ermahnung Gunthers erheben die Mannen Siegfrieds Leiche und geleiten mit dem Folgenden sie in feierlichem Zuge über die Felsenhöhe langsam von dannen. Gunther folgt der Leiche zunächst ORCHESTERZWISCHENSPIEL Trauermusik beim Tode Siegfrieds. Der Mond bricht durch die Wolken hervor und beleuchtet immer heller den die Berghöhe erreichenden Trauerzug. Dann steigen Nebel aus dem Rheine auf und erfüllen allmählich die ganze Bühne, auf welcher der Trauerzug bereits unsichtbar geworden ist, bis nach vorne, so dass diese während des Zwischenspiels gänzlich verhüllt bleibt. Als sich die Nebel wieder verteilen, tritt die Halle der Gibichungen, wie im ersten Aufzuge, immer erkennbarer hervor DRITTE SZENE Die Halle der Gibichungen. Gutrune, Hagen, Gunther, Brünnhilde. Es ist Nacht. Mondschein spiegelt sich auf dem Rheine. Gutrune tritt aus ihrem Gemache in die Halle hinaus GUTRUNE War das sein Horn? Sie lauscht Nein! - Noch kehrt er nicht heim. - Schlimme Träume störten mir den Schlaf! Wild wieherte sein Ross; Lachen Brünnhildes weckte mich auf. Wer war das Weib, das ich zum Ufer schreiten sah? Ich fürchte Brünnhild ! Ist sie daheim? Sie lauscht an der Tür rechts und ruft dann leise Brünnhild ! Brünnhild ! Bist du wach? Sie öffnet schüchtern und blickt in das innere Gemach Leer das Gemach. So war es sie, die ich zum Rheine schreiten sah! Sie erschrickt und lauscht nach der Ferne War das sein Horn? Nein! - Öd alles! Säh ich Siegfried nur bald! Sie will sich wieder ihrem Gemache zuwenden als sie jedoch Hagens Stimme vernimmt, hält sie an und bleibt, von Furcht gefesselt, eine Zeitlang unbeweglich stehen HAGENS STIMME von aussen sich nähernd Hoiho! Hoiho! Wacht auf! Wacht auf! Lichte! Lichte! Helle Brände! Jagdbeute bringen wir heim. Hoiho! Hoiho! Licht und wachsender Feuerschein von aussen HAGEN tritt in die Halle Auf, Gutrun ! Begrüsse Siegfried! Der starke Held, er kehret heim! GUTRUNE im grosser Angst Was geschah? Hagen! Nicht hört ich sein Horn! Männer und Frauen, mit Lichtern und Feuerbränden, geleiten den Zug der mit Siegfrieds Leiche Heimkehrenden, unter denen Gunther HAGEN Der bleiche Held, nicht bläst er es mehr; nicht stürmt er zur Jagd, zum Streite nicht mehr, noch wirbt er um wonnige Frauen. GUTRUNE mit wachsendem Entsetzen Was bringen die? Der Zug gelangt in die Mitte der Halle, und die Mannen setzen dort die Leiche auf einer schnell errichteten Erhöhung nieder HAGEN Eines wilden Ebers Beute Siegfried, deinen toten Mann. Gutrune schreit auf und stürzt über die Leiche hin. Allgemeine Erschütterung und Trauer GUNTHER bemüht sich um die Ohnmächtige Gutrun ! Holde Schwester, hebe dein Auge, schweige mir nicht! GUTRUNE wieder zu sich kommend Siegfried - Siegfried erschlagen! Sie stösst Gunther heftig zurück Fort, treuloser Bruder, du Mörder meines Mannes! O Hilfe! Hilfe! Wehe! Wehe! Sie haben Siegfried erschlagen! GUNTHER Nicht klage wider mich! Dort klage wider Hagen. Er ist der verfluchte Eber, der diesen Edlen zerfleischt . HAGEN Bist du mir gram darum? GUNTHER Angst und Unheil greife dich immer! HAGEN mit furchtbarem Trotze herantretend Ja denn! Ich hab ihn erschlagen! Ich - Hagen - schlug ihn zu Tod. Meinem Speer war er gespart, bei dem er Meineid sprach. Heiliges Beuterecht hab ich mir nun errungen drum fordr ich hier diesen Ring. GUNTHER Zurück! Was mir verfiel, sollst nimmer du empfahn. HAGEN Ihr Mannen, richtet mein Recht! GUNTHER Rührst du an Gutrunes Erbe, schamloser Albensohn? HAGEN sein Schwert ziehend Des Alben Erbe fordert so sein Sohn! Er dringt auf Gunther ein, dieser wehrt sich; sie fechten. Die Mannen werfen sich dazwischen. Gunther fällt von einem Streiche Hagens darnieder Her den Ring! Er greift nach Siegfrieds Hand; diese hebt sich drohend empor. Gutrune und die Frauen schreien entsetzt laut auf. Alles bleibt in Schauder regungslos gefesselt. Vom Hintergrunde her schreitet Brünnhilde fest und feierlich dem Vordergrunde zu BRÜNNHILDE noch im Hintergrunde Schweigt eures Jammers jauchzenden Schwall! Das ihr alle verrietet, zur Rache schreitet sein Weib. Sie schreitet ruhig weiter vor Kinder hört ich greinen nach der Mutter, da süsse Milch sie verschüttet doch nicht erklang mir würdige Klage, des hehrsten Helden wert. GUTRUNE vom Boden heftig sich aufrichtend Brünnhilde! Neiderboste! Du brachtest uns diese Not die du die Männer ihm verhetztest, weh, dass du dem Haus genaht! BRÜNNHILDE Armselige, schweig ! Sein Eheweib warst du nie, als Buhlerin bandest du ihn. Sein Mannesgemahl bin ich, der ewige Eide er schwur, eh Siegfried je dich ersah. GUTRUNE in jähe Verzweiflung ausbrechend Verfluchter Hagen! Dass du das Gift mir rietest, das ihr den Gatten entrückt! Ach, Jammer! Wie jäh nun weiss ich s, Brünnhilde war die Traute, die durch den Trank er vergass! - Sie wendet sich voll Scheu von Siegfried ab und beugt sich, im Schmerz aufgelöst, über Gunthers Leiche; so verbleibt sie regungslos bis zum Ende. Hagen steht, trotzig auf Speer und Schild gelehnt, in finsteres Sinnen versunken, auf der entgegengesetzen Seite BRÜNNHILDE allein in der Mitte; nachdem sie lange, zuerst mit tiefer Erschütterung, dann mit fast überwältigender Wehmut das Angesicht Siegfrieds betrachtet, wendet sie sich mit feierlicher Erhebung an die Männer und Frauen. Zu den Mannen Starke Scheite schichtet mir dort am Rande des Rheins zuhauf! Hoch und hell lodre die Glut, die den edlen Leib des hehrsten Helden verzehrt. Sein Ross führet daher, dass mit mir dem Recken es folge denn des Helden heiligste Ehre zu teilen, verlangt mein eigener Leib. Vollbringt Brünnhildes Wunsch! Die jüngeren Männer errichten während des Folgenden vor der Halle nahe am Rheinufer einen mächtigen Scheiterhaufen, Frauen schmücken ihn mit Decken, auf die sie Kräuter und Blumen streuen BRÜNNHILDE versinkt von neuem in die Betrachtung des Antlitzes der Leiche Siegfrieds. Ihre Mienen nehmen eine immer sanftere Verklärung an Wie Sonne lauter strahlt mir sein Licht der Reinste war er, der mich verriet! Die Gattin trügend, - treu dem Freunde, - von der eignen Trauten - einzig ihm teuer - schied er sich durch sein Schwert. Echter als er schwur keiner Eide; treuer als er hielt keiner Verträge; lautrer als er liebte kein andrer und doch, alle Eide, alle Verträge, die treueste Liebe trog keiner wie er! - Wisst ihr, wie das ward? nach oben blickend O ihr, der Eide ewige Hüter! Lenkt euren Blick auf mein blühendes Leid erschaut eure ewige Schuld! Meine Klage hör , du hehrster Gott! Durch seine tapferste Tat, dir so tauglich erwünscht, weihtest du den, der sie gewirkt, dem Fluche, dem du verfielest mich musste der Reinste verraten, dass wissend würde ein Weib! Weiss ich nun, was dir frommt? - Alles, alles, alles weiss ich, alles ward mir nun frei! Auch deine Raben hör ich rauschen; mit bang ersehnter Botschaft send ich die beiden nun heim. Ruhe, ruhe, du Gott! - Sie winkt den Mannen, Siegfrieds Leiche auf den Scheiterhaufen zu tragen; zugleich zieht sie von Siegfrieds Finger den Ring ab und betrachtet ihn sinnend Mein Erbe nun nehm ich zu eigen. Verfluchter Reif! Furchtbarer Ring! Dein Gold fass ich und geb es nun fort. Der Wassertiefe weise Schwestern, des Rheines schwimmende Töchter, euch dank ich redlichen Rat. Was ihr begehrt, ich geb es euch aus meiner Asche nehmt es zu eigen! Das Feuer, das mich verbrennt, rein ge vom Fluche den Ring! Ihr in der Flut löset ihn auf, und lauter bewahrt das lichte Gold, das euch zum Unheil geraubt. Sie hat sich den Ring angesteckt und wendet sich jetzt zu dem Scheiterhaufen, auf welchem Siegfrieds Leiche ausgestreckt liegt. Sie entreisst einem Manne den mächtigen Feuerbrand, schwingt diesen und deutet nach dem Hintergrunde Fliegt heim, ihr Raben! Raunt es eurem Herren, was hier am Rhein ihr gehört! An Brünnhildes Felsen fahrt vorbei! - Der dort noch lodert, weiset Loge nach Walhall! Denn der Götter Ende dämmert nun auf. So - werf ich den Brand in Walhalls prangende Burg. Sie schleudert den Brand in den Holzstoss, der sich schnell hell entzündet. Zwei Raben sind vom Felsen am Ufer aufgeflogen und verschwinden nach den Hintergrunde zu. Brünnhilde gewahrt ihr Ross, welches zwei junge Männer hereinführen. Sie ist ihm entgegengesprungen, fasst es und entzäumt es schnell; dann neigt sie sich traulich zu ihm Grane, mein Ross! Sei mir gegrüsst! Weisst du auch, mein Freund, wohin ich dich führe? Im Feuer leuchtend, liegt dort dein Herr, Siegfried, mein seliger Held. Dem Freunde zu folgen, wieherst du freudig? Lockt dich zu ihm die lachende Lohe? Fühl meine Brust auch, wie sie entbrennt; helles Feuer das Herz mir erfasst, ihn zu umschlingen, umschlossen von ihm, in mächtigster Minne vermählt ihm zu sein! Heiajoho! Grane! Grüss deinen Herren! Siegfried! Siegfried! Sieh! Selig grüsst dich dein Weib! Sie hat sich auf das Ross geschwungen und hebt es jetzt zum Sprunge. Sie sprengt es mit einem Satze in den brennenden Scheiterhaufen. Sogleich steigt prasselnd der Brand hoch auf, so dass das Feuer den ganzen Raum vor der Halle erfüllt und diese selbst schon zu ergreifen scheint. Entsetzt drängen sich Männer und Frauen nach dem äussersten Vordergrunde. Als der ganze Bühnenraum nur noch von Feuer erfüllt erscheint, verlischt plötzlich der Glutschein, so dass bald bloss ein Dampfgewölk zurückbleibt, welches sich dem Hintergrunde zu verzieht und dort am Horizont sich als finstere Wolkenschicht lagert. Zugleich ist vom Ufer her der Rhein mächtig angeschwollen und hat seine Flut über die Brandstätte gewälzt. Auf den Wogen sind die drei Rheintöchter herbeigeschwommen und erscheinen jetzt über der Brandstätte. Hagen, der seit dem Vorgange mit dem Ringe Brünnhildes Benehmen mit wachsender Angst beobachtet hat, gerät beim Anblick der Rheintöchter in höchsten Schreck. Er wirft hastig Speer, Schild und Helm von sich und stürzt wie wahnsinnig sich in die Flut HAGEN Zurück vom Ring! Woglinde und Wellgunde umschlingen mit ihren Armen seinen Nacken und ziehen ihn so, zurückschwimmend, mit sich in die Tiefe. Flosshilde, den anderen voran dem Hintergrunde zuschwimmend, hält jubelnd den gewonnenen Ring in die Höhe. Durch die Wolkenschicht, welche sich am Horizont gelagert, bricht ein rötlicher Glutschein mit wachsender Helligkeit aus. Von dieser Helligkeit beleuchtet, sieht man die drei Rheintöchter auf den ruhigeren Wellen des allmählich wieder in sein Bett zurückgetretenen Rheines, lustig mit dem Ringe spielend, im Reigen schwimmen. Aus den Trümmern der zusammengestürzten Halle sehen die Männer und Frauen in höchster Ergriffenheit dem wachsenden Feuerschein am Himmel zu. Als dieser endlich in lichtester Helligkeit leuchtet, erblickt man darin den Saal Walhalls, in welchem die Götter und Helden, ganz nach der Schilderung Waltrautes im ersten Aufzuge, versammelt sitzen. Helle Flammen scheinen in dem Saal der Götter aufzuschlagen. Als die Götter von den Flammen gänzlich verhüllt sind, fällt der Vorhang この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Götterdämmerung
https://w.atwiki.jp/zillionsofgames/pages/214.html
Jungle or Dou Shou Qi (Chinese 鬥獸棋; pinyin dòushòuqí; literally "fighting animal game") is a traditional Chinese board game played on a 7×9 board. The game is also known as The Jungle Game, Jungle Chess, or Animals Chess, and is sometimes called Oriental Chess or Children's Chess. Jungle is a two-player strategy game and has been cited as resembling the Western game Stratego,[1] but Stratego actually has more in common with another Chinese board game known as Jun Qi (Chinese 軍棋; pinyin jūnqí; literally "army game"). 1 Rules 1.1 Objective The goal of the game is either to move a piece onto a special square, the den, on the opponent's side of the board, or capture all of the opponent's pieces. 1.2 Board The Jungle gameboard consists of seven columns and nine rows of squares. Pieces move on the square spaces as in international chess, not on the lines as in xiangqi. Pictures of eight animals and their names appear on each side of the board to indicate initial placement of the game pieces. After initial setup, these animal spaces have no special meaning in gameplay. There are several special squares and areas of the Jungle board The den (Chinese 獸穴; pinyin shòuxuè; literally "lair") is located in the center of the first row or rank of the board, and is labeled as such in Chinese. Traps (Chinese 陷阱; pinyin xiànjǐng; literally "snare") are located to each side and in front of the den, and are also labeled in Chinese. Two water areas or rivers (Chinese 河川; literally "river") are located in the center of the Jungle board. Each comprises six squares in a 2×3 rectangle, and labeled with the Chinese characters for "river". There are single columns or files of ordinary land squares on the edges of the board, and down the middle between the rivers. 1.3 Pieces Each side has eight pieces representing different animals, each with a different rank. Higher ranking pieces can capture all pieces of identical or weaker ranking. However, there is one exception The rat may capture the elephant, while the elephant may or may not capture the rat (depending on the variant). The animal ranking, from strongest to weakest, is Rank Piece Name 8 Elephant 象 xiàng 7 Lion 獅 shī 6 Tiger 虎 hǔ 5 Leopard 豹 bào 4 Wolf 狼 láng 3 Dog 狗 gǒu 2 Cat 貓 māo 1 Rat 鼠 shǔ Pieces are placed onto the corresponding pictures of the animals which are invariably shown on the Jungle board. All pieces move one space orthogonally. 1.4 Movement Players alternate moves with White moving first. During their turn, a player must move. Each piece moves one square horizontally or vertically (not diagonally). A piece may not move to its own den. There are special rules related to the water squares The rat is the only animal that is allowed to go onto a water square. However, some players prefer that the dog is also allowed to go onto a water square, which makes it easier to capture the opponent's rat in the water. The rat may not capture the elephant or another rat on land directly from a water square. If the dog is also allowed to go onto a water square, the dog may not capture the rat on land directly from a water square. Similarly, a rat on land may not attack a rat in the water. The rat may attack the opponent rat in the water if both pieces are in the water. If the dog is also allowed to go onto a water square, the dog may also attack the opponent's rat when both pieces are in the water. The lion and tiger pieces may jump over a river by moving horizontally or vertically. They move from a square on one edge of the river to the next non-water square on the other side. Such a move is not allowed if there is a rat (whether friendly or enemy) on any of the intervening water squares. If the dog is allowed on water, a dog (friendly or enemy) on any intervening water square also prevents the lion and the tiger from jumping over the river. The lion and tiger are allowed to capture enemy pieces by such jumping moves. 1.5 Capturing Animals capture the opponent pieces by "eating" them. A piece can capture any enemy piece which has the same or lower rank, with the following exceptions The rat may kill (capture) the elephant. Many published versions of the game say this is done by the rat crawling in the elephant's ear and eating its brain. As stated above, the rat may not capture the elephant from a water square. The powers of the rat resemble those of the spy in Stratego. The player may capture any enemy piece in one of the player's trap squares regardless of rank. 1.6 Variations There are some commonly played variations to the rules official published by the board/pieces maker as follows The elephant may not kill the rat under any circumstances. This is because a rat is able to dodge the attack of an elephant because of its size. Some play the game with the lion and tiger being equally strong, and they can kill each other. This is the more modern version. Some versions have the tiger outranking the lion. The leopard may jump over the river horizontally but not vertically (due to its lesser strength than the tiger or lion). It cannot jump over a rat in the river though. All traps are universal. If an animal goes into a trap in its own region, an opponent animal is able to capture it regardless of rank difference if it is beside the trapped animal. The rules for being on one's own trap do vary. A variant has the wolf replaced by the fox, in which case the dog is stronger than the fox. There are variations in which the lion is not able to jump across the river horizontally. The rules for the rat to capture either the elephant or rat from or into the water do vary. There is a simplified version called Animal Checkers, which has no traps or rivers, and only the rat, dog, tiger and elephant.[2] Amongst the many examples shown on boardgamegeek there is at least one where the pieces are designed so that they are no longer visible by the opponent (mounted as a card on a stand like Stratego pieces). This apparently minor change alters the game from one of stochastic 'full-knowledge' to one of partial-knowledge. There is a version of the game that limits which animals (levels 1–4) can move on to the trap squares. Some players prefer allowing the dog to move onto a water square. This is because dogs are good swimmers. Jungle (board game) https //en.wikipedia.org/wiki/Jungle_(board_game)
https://w.atwiki.jp/oper/pages/58.html
登場人物 ザラストロ(バス) タミーノ(テノール) 代弁者(バス) 第一の神官(テノール) 第二の神官(バス) 夜の女王 パミーナ 第一の侍女(ソプラノ) 第二の侍女(ソプラノ) 第三の侍女(アルト) 第一の童子(ソプラノ) 第二の童子(ソプラノ) 第三の童子(アルト) パパゲーノ(バリトン) パパゲーナ(ソプラノ) モノスタートス(テノール) 第一の武士(テノール) 第二の武士(バス) 合唱 僧侶、奴隷、従者 場所 エジプト 時 メルヘンの時代 第1幕 序曲 第1場 (幕が上がると、舞台は古代エジプトの岩山の中。象徴的な舞台の奥には大蛇の目が不気味に輝いている。) (王子タミーノが大蛇に追いかけられ、助けを求めて岩陰から走り出て来る。) No.1 導入 タミーノ 助けて、助けて、早く誰か、 恐ろしい蛇が追いかけて 来る。助けて、 あぁもうダメだ、すぐそこに。 誰か、早く、助けて、 助けてくれ、早く誰か来て! (その時手に槍をかまえた三人の侍女が忽然と現われ、大蛇をさし殺す。侍女たちはその場に気を失って倒れた王子を囲んで、口々にほめそやす。) 三人の侍女 悪者め、さぁどうだ! 勝った! 勝った!この腕の 力で。この方を、助けた、 すばらしい腕の力。 第一の侍女 (タミーノを見つめながら) まぁ何てきれいなお方。 第二の侍女 気高いお姿。 第三の侍女 まるで絵のよう。 三人の侍女 こんな殿御になら あたしの心も あやしく湧き立つ。 すぐ奥方様に お知らせしなくては。 この方を見れば 女王様もさぞや、 喜ばれるでしょう。 第一の侍女 ではお早く。 あたしはここで。 第二の侍女 いえあたしは、 ここで見張りを。 第三の侍女 いえ見張りは、 あたしがする。 第一の侍女 いえ、それはダメ、あたしが、いえ。 第二の侍女 いえ、それはダメ、あたしが、いえ。 第三の侍女 いえ、それはダメ、あたしが、いえ。 第二の侍女 どうしても、イヤ。 第三の侍女 あたしが、イヤ。 第一の侍女 行(ゆ)くのかい? イヤ。 三人の侍女 いえ、それはイヤ、それはイヤ。 お前が残れば、それはいい でしょう、でも、そうはゆかないわ。 (押問答の末) ただひとつの願い、 この方のお傍に、 あたしひとりだけ、 あたしひとりだけ。 だが誰も、行(ゆ)かない。 仕方がない、みんな 一緒に行(ゆ)くとしよう、 みんな一緒に。 さよなら、お優しい 王子様、さよなら、 また後ほど、 また後ほど、 お目にかかりましょう。 また後ほど、ではまた、 また後ほど、 また後ほど。 (やっと三人で知らせに行くことになり、その場を去る。) タミーノ (気を取り戻す。) ここは何処だ。 蛇が死んでいる。 妙な奴がこちらに来るぞ。 第2場 パパゲーノ (背中に鳥篭を背おい、鳥寄笛をかけて現われる。) No.2 アリア お馴染みの鳥刺し、 いつも元気、ホイサッサ! この山では誰も 知らぬ者はない。 俺が網を広げて、 この笛をひと吹き、 この山の鳥は、 みんな俺様のもの。 (笛を吹く) お馴染みの鳥刺し、 いつも元気、ホイサッサ! この山では誰も 知らぬ者はない。 これで女房さえありゃ、 何も言うことはない。 この籠に入れて、 どこへもやるものか。 (笛を吹き、アリアの後、行こうとする) タミーノ (パパゲーノの手をつかむ) おい! パパゲーノ なんだ! タミーノ お前は誰だ? パパゲーノ 俺が誰かって? (独白) バカな質問! (大声で) お前と同じ、人間だ。お前こそ、誰だ? タミーノ 私は王家の生れだ。 タミーノ (蛇を見る) 大蛇を殺して助けてくれたのはお前か? パパゲーノ 蛇! (あたりを見回し、震えながら二三歩下がる) そうだ! 第3場 三人の侍女 三人の侍女 (怒って) パパゲーノ! 第一の侍女 (水の入った壜を差し出す) 酒の代わりに水。 第二の侍女 パンの代わりに石。 第三の侍女 果物の代わりに錠前。 (パパゲーノの口に大きな錠前をかける) 第一の侍女 大蛇を殺したのはお前かい? (パパゲーノはちがうというしぐさをする) 第二の侍女 では誰が? (パパゲーノは知らないという身振りをする) 第三の侍女 あなたをお助けしたのはこの私たちです。女王様から姫のパミーナの絵姿を渡すように申しつかって来ました。 (侍女たち去る) (美しい姫の絵姿を手にとった王子の心は、姫パミーナへの恋情に変る。) 第4場 タミーノ、パパゲーノ タミーノ No.3 アリア うるわし絵姿、 目出たき乙女ご、 清き、姿、この笑顔、 我が胸高鳴り、 心はときめく。 言葉に尽くせねど、 燃ゆる如き思い、 あやしき思いは、 恋する心か? あぁ、これこそ恋、 甘き夢か、恋の思い。 おぉうるわしの君を、 あぁただひと目なりと。 夢か、夢か、さめよ、 夢なれば、うるわし、その人 この胸に抱けば 愛しき我が妻、 永遠(とわ)に我がもの。 (去ろうとする) 第5場 三人の侍女、前場の二人 第一の侍女 女王様はあなたの言葉を聞き、 第二の侍女 あなたの表情を読み取りました。 第三の侍女 この若者が勇気と忍耐を備えているなら、娘は必ず救われるだろうと。 タミーノ 救われるって? 第一の侍女 悪い魔物にかどわかされているのです。 第一の侍女 これが女王様のお子の名前です。 タミーノ おぉパミーナ! タミーノ 私を連れて行ってください。パミーナを助け出しましょう。 (雷光と雷鳴が鳴り響く) 三人の侍女 女王様のお着きです! 第6場 夜の女王 No.4 レチタティーヴォとアリア 恐れるな、若者! 清く猛き、その、心、 そなたの、如き、若者こそ、 母の悩みをほぐさん。 罪なき我が娘を 魔が人(びと)に奪われ この母の心は 暗き淵へ沈み、 怪しき、力に我が子は 連れ去られて、 夜も昼も おののきつつ、 救いを待つ。 されどその願いも 甲斐なし、我が力の 余りにもか弱く 頼むすべもなし、 我が力を頼むすべなし。 そなたこそ我が望み、 我が子の救い手、 勝ちて帰る日には 我が子は末永く そなたが、末永く、我が妻、我が妻。 (姿を消す) 第7場 タミーノ、パパゲーノ タミーノ (一息ついてから) 私が見たのは現実だろうか? (行こうとすると、パパゲーノが立ちはだかる) No.5 五重唱 パパゲーノ (錠前を示しながら、悲しげに) フム!フム!フム!フム!フム!フム!フム!フム! タミーノ なるほどこれは辛い(別訳:哀れな奴よ、お喋) お仕置きだな。(別訳:りな罰を受ける。) パパゲーノ フム!フム!フム!フム!フム!フム!フム!フム! タミーノ 気の毒だが私には(別訳:すぐにも解いてやりた) どうにもならぬいが、(別訳:それもならず。) パパゲーノ フム!フム!フム!フム!フム!フム!フム!フム! タミーノ これだけは、私には(別訳:助けたいが、それはできぬ、) どうにもならない、(別訳:わしにはどうにも、) これだけはどうにも(別訳:どうにもどうにも) ならぬ、どうにもならぬ。(別訳:ならぬ、ならぬこと。) 第8場 三人の侍女、前場の二人 第一の侍女 お慈悲をもって罰を(別訳:女王様のお情け) (錠前を外す) お許しなさる。(別訳:お許しなされる。) パパゲーノ やれやれ喋れるぞ。(別訳:ありがたや、また喋れる。) 第二の侍女 ご覧、嘘は禁物。(別訳:けれど、嘘はやめて。) パパゲーノ 嘘だけはこりごり。(別訳:滅相な二度とは。) 第一の侍女、第二の侍女 この鍵が戒め。 第三の侍女 教えを忘れずに パパゲーノ それはこりごりだ。(別訳:どんなことがあっても。) 第一の侍女、第二の侍女 この鍵が戒め。 第三の侍女 教えを忘れずに 五人全員 いつでも嘘つきは(別訳:嘘つきの口を閉ざし、) この鍵が戒め、(別訳:皆々我らは) この鍵が戒め、(別訳:騙し合うことをやめて、) 嘘にはいつでも、(別訳:互いを愛しましょう。) この鍵が戒め、(別訳:腹黒い心を捨てて、) 嘘だけはご用心。(別訳:互いを愛しましょう。) 第一の侍女 (王子に魔法の笛を渡す) 王子よ、さてこの笛は(別訳:王子よ、これは女王様の) 女王様より贈られた、(別訳:餞でございます。) 身を守る魔法の笛、(別訳:これは魔法の笛にて、) 危うき時のために。(別訳:いついかなる時にも。) 三人の侍女 この笛さえあれば(別訳:これさえあればすべて) いかなる難儀をも(別訳:人の苦難を助け) 恐れず、いかなる(別訳:悲哀を歓喜に) 心も和らぐ。(別訳:憎しみを愛に変えます。) 五人全員 あぁこの笛の力はあらたか、(別訳:あぁこの笛は得難き宝よ、) 倖せもたらすめでたき力。(別訳:人の世の幸せ、平和の宝。) ゆめ疑うな、笛の力。(別訳:平和の宝、夜の宝よ。) パパゲーノ では、ねえさん方(別訳:さて皆様方、) これで、行っていいかね。(別訳:ここらで、ご免下され。) 三人の侍女 それはよろしいが、(別訳:ちょっと待ってパパゲーノ、) すぐに王子様と(別訳:お前も一緒に、) ザラストロの城に(別訳:王子様のお供で、) 出掛けねばならぬ。(別訳:敵の城に行(ゆ)くのよ。) パパゲーノ いやそればかりは。(別訳:とんでもない、まっぴら。) 聞けばその男は(別訳:話に聞けば、) 鬼のような奴、(別訳:あの恐ろしい坊主は) 近寄る者は(別訳:鬼のような奴、) 鳥のように(別訳:油で炒めて) 絞め殺して焙り焼き、(別訳:滅茶苦茶に滅茶苦茶にして、) いやそればかりは。(別訳:犬に食わせるそうな。) 三人の侍女 お前は今から(別訳:お前は王子様の) 王子の召使い。(別訳:お供だよ、大丈夫。) パパゲーノ (独白) とんでもないことだ、(別訳:いざという時には) 命が惜しい。(別訳:人は当てにならぬ。) わしの見るとこでは(別訳:ひとりで残った時) 見込み違いだ。(別訳:さてどうなるか。) 第一の侍女 これを持っておいで。(別訳:ではこれをあげましょう。) (魔法の鈴を渡す) パパゲーノ へぃへぃ、これは何で?(別訳:おや、まぁ、これは何だ?) 第三の侍女 それは魔法の鈴。(別訳:銀の鈴よ、吹いてごらん。) パパゲーノ わしでも鳴らせるかね?(別訳:わしにも鳴らせますかね?) 三人の侍女 おぉたやすいこと。(別訳:いかにも、たやすく。) 五人全員 銀の鈴、あの笛、(別訳:銀の鈴よ、魔笛よ、) 肌身離さずに。(別訳:さても心強し。) さらば、若者。(別訳:さらば、門出よ、) さらば、若者。(別訳:さらば、門出よ。) (全員行こうとする) タミーノ だがしかしそこは、(別訳:我らの行(ゆ)く道を、) パパゲーノ どうして行くので、(別訳:教えてくだされ、) タミーノ、パパゲーノ どこから、どうして(別訳:我らの行(ゆ)く道を、) 行くのだ、そこへは。(別訳:お示しくだされ。) 三人の侍女 愛らしの賢き(別訳:三人(みたり)の賢き少年) 三人(みたり)の子供たち(別訳:が道に現われ、) そなたらを守り、(別訳:案内(あない)をしまする、) しるべともなろう。(別訳:心安く行(ゆ)かれよ。) タミーノ、パパゲーノ 三人(みたり)の子供たち(別訳:三人の賢き少年) 我らを導きて、(別訳:が道に現われ、) 三人の侍女 そなたらを守り、(別訳:案内(あない)をしまする、) しるべともなろう。(別訳:心安く行(ゆ)かれよ。) タミーノ、パパゲーノ ではそれを頼りに 二人で出掛けよう。 五人全員 いざ行(ゆ)け若者(別訳:おさらば、方々(かたがた)、) しばらくお別れ。(別訳:おさらば、いざ、さらば。) 五人全員 さよなら、さよなら。(方々、おさらば。) 三人の侍女 (別訳:方々、おさらば。) タミーノ、パパゲーノ (別訳:これにて、おさらば。) (全員退場) 第9場 <カット> 第10場 <カット> 第11場 モノスタートス、パミーナ、奴隷たち No.6 三重唱 モノスタートス いい子だ、まぁ来い。 パミーナ 放して、お願い。 モノスタートス 静かにしないか。 パミーナ 今ここで死ねば、 母上はさぞや、 お嘆きなされよ。 モノスタートス おぉ誰かおらぬか、 これを繋いでおけ。 (奴隷たちはパミーナを鎖につなぐ) パミーナ ここでこのまま あたしは、死にたい。 (気を失ってソファに倒れる) モノスタートス うまく、いった、みんな下がっておれ。 (奴隷たち退場) 第12場 (パパゲーノ、見つからずに、登場) パパゲーノ どこだろう? おやあれは? まぁ、ちょっとだけ、 入るとしよう。 (入って来る) もうし娘さん、 もうし娘さん。 (モノスタートスとパパゲーノが暗闇でばったり顔を合わす) モノスタートス、パパゲーノ やぁ、こりゃ何だ、お化けだ! こりゃお化けがでた! こっちへ、やって来る! わぁ!わぁ!わぁ! (二人とも逃げ去る) 第13場 <カット> 第14場 パパゲーノ、パミーナ パパゲーノ 夜の女王の娘さん! パミーナ お前は誰? パパゲーノ 夜の女王の使いで。 パミーナ (喜んで) お母様の?嬉しい!名前は! パパゲーノ パパゲーノ! パパゲーノ 実は今日、女王の所へ行ったら、王子タミーノがお前さんを助け出すためにこのザラストロの神殿近く迄来ている。王子はお前さんを非常に愛している。 パミーナ 愛している? パミーナ お前にはおかみさんはいないの? パパゲーノ いないよ! パミーナ いつかはお前にもいいおかみさんが来るよ。 No.7 二重唱 パミーナ 優しい心には 愛の花も咲く。 パパゲーノ 優しい心には 敵(かな)うものはない。 パミーナ、パパゲーノ この世の光は 女の優しさ、 女の優しさ。 パミーナ (別訳:この世の光は) (別訳:女の優しさ、) (別訳:女の優しさ。) パパゲーノ (別訳:喜べよ、愛を、) (別訳:我らは愛にのみ、) (別訳:ただ生きるものなり。) パミーナ 愛の喜びこそ(別訳:悩みでさえも愛しさの) この世の光よ。(別訳:故ならば楽しきもの。) パパゲーノ その笑顔見ていれば 何よりも楽しみ。 パミーナ、パパゲーノ この世に生きるは それだけが頼り、 それだけが頼り、 愛の喜び、 愛の楽しさ、 神の御(み)恵み。 愛の喜び、愛の喜び、 あぁそれだけ、ただあぁそれだけ、ただ ひとつの、喜び。 パミーナ (別訳:この世に生きるは) (別訳:それだけが頼り、) (別訳:それだけが頼り、) (別訳:愛の喜び、) (別訳:愛の楽しさ、) (別訳:の御(み)恵み。) (別訳:愛の喜び、) (別訳:あぁそれだけ、ただ) (別訳:ひとつの、喜び。) パパゲーノ (別訳:恋する心は) (別訳:人の世の花よ、) (別訳:尊き宝よ。) (別訳:男おなごは、) (別訳:高く清らかに、) (別訳:なごむ二人は) (別訳:神にも近し、) (別訳:なごむ二人は) (別訳:夫婦(めおと)は、夫婦は。) (二人退場) 第15場 No.8 フィナーレ (童子に導かれて王子タミーノが登場) 三人の童子 いでやこれよりは、 誓いを忘れずに、 この道を進め。 沈黙、勇気、忍耐! タミーノ 童(わらべ)ら、答えよ、 我が務め果たせるや。 三人の童子 ただ守り給え、 沈黙、勇気、忍耐、 雄々しく振る舞え、 誓いさえ守らば 勝利は君がもの。 (退場) タミーノ 童らの言葉、 ゆめゆめ忘れまい。 ここは、どこだろう? あれは神の宮居(みやい)? あの戸口に、書かれた言葉は、 自然、理性、そして叡智、 おぉこれぞ我が目指す所、 正しき者の来たる所。 恐れずにあの戸口へ、 恐れるな、あの戸口から。 恐れず進まん! いざパミーナ、これぞ我が務め。 (宮殿に近づく) 声 下がれ! タミーノ 下がれ? こちらにしよう。 (別の方に行く) 声 下がれ! タミーノ ここもダメか。 (あたりを見回す) もうひとつあるぞ、 では残るひとつ。 (戸を叩くと、老僧が現われる) 僧 若者よ、そなたは? 何を求めるのか? タミーノ ただ愛と誠を。 僧 答えは正しいが、 しかしどうして得られるか? お前を導くは、 憎しみにあらずや。 タミーノ 悪への憎しみ。 僧 憎しみを忘れよ。 タミーノ ザラストロの宮はここか? 僧 しかり、ザラストロの宮だ! タミーノ ではここに居るのか? 僧 彼はここを支配す。 タミーノ すべては偽善だ! (去ろうとする) 僧 もう行(ゆ)くのか? タミーノ 用はない、そうだこの、 悪魔の家に。 僧 待て王子よ、我が言葉を聞かれよ。 タミーノ それには及ばぬ、もうよく分かった。 僧 されば我が問いに、答えよ、王子よ、 彼を憎むか? タミーノ 命に賭けて憎む。 僧 何が故に憎むか。 タミーノ 彼は暴君なれば! 僧 その証しはいかに? タミーノ 哀れな親子を 悲しみに沈めて。 僧 女はすべて、 言葉多く、行い、 少なきが習いぞ? ザラストロに会うまで しばらく待たれよ。 タミーノ その必要はない、 子を奪う盗人(ぬすびと)、 何の憐れみがいろうぞ? 僧 その言葉は正しい。 タミーノ パミーナはどこにいる? もうどうにかしたのか? 僧 王子よ、その答えは 今は許されぬ。 タミーノ ごまかすな、どこだ。 僧 何ごとも言えぬ。 タミーノ いつまで言えぬのか? 僧 友情と愛が汝の 目を開く時まで。 (姿を消す) タミーノ (ひとり) おぉ闇の晴れる時は、 光の射す時はいつ? 数人の声 間もなく、開く! タミーノ おぁ、あれは、答えてくれ、 パミーナは無事に、 生きているか? 数人の声 パミーナ、無事だ! タミーノ (喜びにあふれて) パミーナは、無事だ、万能の神よ。 (魔法の笛を手に取る) 皆に賭けて誓う、 いかなる苦しみも、 パミーナのためなら、 厭わぬ、命にかけて。 (童子たちが王子の周りに集まり、笛の音に耳をかしげる) おぉ妙なるこの音(ね)、 魔法の笛、今初めて知る この不思議な力。 おぉ妙なるこの音(ね)、 この不思議な力、 今初めて知る 不思議な力。 だがまぁパミーナ、あの人はいずこ、 この音(ね)聞かずや。 (吹く) パミーナ、いずこ、いずこ! 答えず! (吹く) あぁ、君、答えよ。 (吹くと、パパゲーノが中から答える) おぉ、あれはパパゲーノの笛。 (吹くと、パパゲーノが答える) タミーノ おぉあれはパパゲーノ、 早くもパミーナを、 いざ、いざ、いざ我が笛、 いざ我が笛、 パミーナのもとへ導け。 (急いで退場) 第16場 パパゲーノ、パミーナ パミーナ、パパゲーノ やっとの、ことで ここまで来たが、 早くタミーノに、 早くタミーノに会わねば。 早く合わねば、 早くタミーノに会わねば。 パミーナ おぉタミーノ! パパゲーノ 静かになされ、落ち着いて! (笛を吹く) (遠くで王子の笛の音が聞える) パミーナ、パパゲーノ あの笛の音(おと)は、 あの笛の音、 これでまず安心、 さぁもうすぐ会える、 さぁ早く早くあちらへ。 やれやれ嬉しや、 急いであちらへ、急いで、 あちらへ急いで、 あちらへ急いで。 (進もうとする) 第17場 前場の二人、モノスタートス モノスタートス こいつめ、こいつめ、こいつめ! おい、そうはいかぬぞ、 とんでもない奴だ、 裏切者め、 思い知らせてやるぞ! モノスタートス様を、 よくも騙したな、 覚悟していろ。 おい、早く縛れ! (奴隷たちが縄を持って現われ、二人を縛る) パミーナ、パパゲーノ どうしよう、どうしよう。 パパゲーノ もしか、すると、これで、助かる かもしれないぞ! さぁ鈴よ頼むぞ、 さぁ鈴よ頼むぞ。 (魔法の鈴を鳴らしてみると、不思議なことに縄は自然にゆるみ、モノスタートスと奴隷たちは、浮かれ出す) モノスタートス、奴隷たち これは何と、きれいな音! ラララ、ラララ! これは聞いたこともない! ラララ、ラララ! (退散) パパゲーノ、パミーナ ハハハ!ハハハ! これさえあれば、 怖いものなし、 これさえあれば、 皆逃げ出す。 何と愉快な 鈴の御利益、 鈴のこのはたらき、 この世は何と よくできたもの、 こりゃまた何と めでたいこと。 (トランペットとティンパニによる激しい行進曲) 合唱 栄(は)えあれザラストロ!栄(さか)えあれ! パパゲーノ あれは何だ?怖い声が。 パミーナ 恐ろしいあの声、 あれはザラストロ。 パパゲーノ ねずみならば、 穴さえあれば、 潜れるものを、 ねずみならば。 姉(ねえ)さん、様子はどうだね。 パミーナ これぞ誠の、大いなる人。 第18場 (農民たちが高僧ザラストロを讃える) 合唱 栄(は)えあれ、ザラストロに栄光(はえ)あれ! 我らに喜び与えよ! 我が心を照らし給え! 彼はその神のみ使い、 彼こそは神のみ使い、 ザラストロこそ神のみ使い。 (僧侶たちを従えてザラストロ登場) パミーナ (跪く) あぁ、どうぞお許しを、 ただ恐ろしくて、 あの人の手から、 逃れようと、お言葉に 背いて、済みません。 ザラストロ 立て、優しいパミーナ! そなたの胸の中は わしにはよく分かっておる。 そなたは今ある人を、愛している。 そのことについては わしは何も言わぬ。 しかし今すぐには まだ自由は許されぬ。 パミーナ ただ母の身の上、 気にかかる。 ザラストロ 今しばし我(わ) がもとにとどまれ。 やがてその日来たらん。 パミーナ されど母の御名(みな)は 甘く、懐かし。 ザラストロ 聞け、我が子、 良き導きなければ、 女はその道を 誤り進まん。 第19場 モノスタートス、タミーノ、前場の人々 モノスタートス 控えろ、若僧め、 ザラストロの御前(ごぜん)だぞ。 パミーナ、タミーノ これは!これは!夢か! パミーナ!タミーノ!夢か! ご無事なお姿、 もう離しはせぬ、 命終わるとも。 一同 あれは何だ? モノスタートス とんでもない奴、 無礼者め、控えろ! (二人を引き離す) (跪く) これなる曲者(くせもの)を 捕まえましたれば、 この化け物ともども 裏切者らを 以後の見せしめのため に、きついお仕置きを。 やぃどうだ、この目で睨めば ザラストロ よし、褒美取らせよ! 誰ぞこの者に モノスタートス 有難いことで。 ザラストロ 77鞭打ち! モノスタートス (跪く) 何とこれはまたどうして。 ザラストロ これぞ我が掟。 (退場させられる) 一同 栄(は)えあれザラストロ、神の使い、 神の言葉行われん。 ザラストロ この若者らを 神の御社(みやしろ)へ。 その頭(かしら)を覆い 神の試練を受けしめよ。 (王子とパパゲーノはベールをかぶせられる) 結びの合唱 徳と公正と、 それこそ偉大な教え、 栄光への道、 栄光への道、 これ地上の楽園、 終わりなき命、 地上の楽園、 偉大なる、ザラストロに、栄あれ。 Personen SARASTRO (Bass) TAMINO (Tenor) SPRECHER (Bass) ERSTER PRIESTER (Tenor) ZWEITER PRIESTER (Bass) DRITTER PRIESTER (Sprechrolle) KÖNIGIN DER NACHT (Sopran) PAMINA, ihre Tochter (Sopran) ERSTE DAME (Sopran) ZWEITE DAME (Sopran) DRITTE DAME (Alt) ERSTER KNABE (Sopran) ZWEITER KNABE (Sopran) DRITTER KNABE (Alt) PAPAGENO (Bariton) PAPAGENA (Sopran) MONOSTATOS, ein Mohr (Tenor) ERSTER GEHARNISCHTER (Tenor) ZWEITER GEHARNISCHTER (Bass) DREI SKLAVEN (Sprechrollen) CHOR Priester, Sklaven, Gefolge Ort Ägypten Zeit Märchenzeit ERSTER AKT Ouvertüre ERSTER AUFTRITT Das Theater ist eine felsichte Gegend, hie und da mit Bäumen überwachsen; auf beyden Seiten sind gangbare Berge, nebst einem runden Tempel. Tamino kommt in einem prächtigen japonischen Jagdkleide rechts von einem Felsen herunter, mit einem Bogen, aber ohne Pfeil; eine Schlange verfolgt ihn. Nr. 1 - Introduktion TAMINO Zu Hülfe! zu Hülfe! sonst bin ich verloren,Der listigen Schlange zum Opfer erkoren.Barmherzige Götter!schon nahet sie sich, schon nahet sie sich;Ach rettet mich! ach rettet, rettet, schützet mich!Ach schützet, schützet, rettet, rettet, rettet, schützet mich! Er fällt in Ohnmacht; sogleich öffnet sich die Pforte des Tempels; drey verschleyerte Damen kommen heraus, jede mit einem silbernen Wurfspiess. DIE DREY DAMEN Stirb, Ungeheue r, durch unser Macht!Triumph! Triumph! sie ist vollbrachtDie Heldenthat. Er ist befreyt, er ist befreytDurch unsers Armes Tapferkeit. ERSTE DAME ihn betrachtend Ein holder Jüngling, sanft und schön. ZWEYTE DAME So schön, als ich noch nie gesehn. DRITTE DAME Ja, ja! gewiss zum Mahlen schön. ALLE DREY Würd ich mein Herz der Liebe weih n,So müsst es dieser Jüngling seyn,So müsst es dieser Jüngling seyn.Lasst uns zu unsrer Fürstinn eilen,Ihr diese Nachricht zu ertheilen.Vieleicht, dass dieser schöne MannDie vor ge Ruh ihr geben kann,Die vor ge Ruh ihr geben kann. ERSTE DAME So geht und sagt es ihr!Ich bleib indessen hier. ZWEYTE DAME Nein, nein! geht ihr nur hin;Ich wache hier für ihn. DRITTE DAME Nein, nein! das kann nicht seyn!Ich schütze ihn allein. ERSTE DAME Ich bleib indessen hier. Ich bleibe, ich! ZWEYTE DAME Ich wache hier für ihn. Ich wache, ich! DRITTE DAME Ich schütze ihn allein. Ich schütze,ich! ALLE DREY jede für sichIch sollte fort? Ey, ey!Ey, ey! wie fein! wie fein! Ey, ey! wie fein!Sie wären gern bey ihm allein, bey ihm allein.Nein, nein! Nein, nein! Nein, nein! das kann nicht seyn. Eine nach der andern, dann alle drey zugleich. Was wollte ich darum nicht geben,Könnt ich mit diesem Jüngling leben!Hätt ich ihn doch so ganz allein!So ganz allein, so ganz allein!Doch keine geht; es kann nicht seyn.Am besten ist es nun, ich geh ,Am besten ist es nun, ich geh ,Ich geh , ich geh .Du Jüngling, schön und liebevoll!Du trauter Jüngling, lebe wohl,Bis ich dich wieder seh ,Bis ich dich wieder seh ,Bis ich dich wieder seh .Bis ich dich wieder seh, dich wieder seh .Bis ich dich wieder seh .Bis ich dich wieder seh . Sie gehen alle drey zur Pforte des Tempels ab, die sich selbst öffnet und schliesst. TAMINO erwacht, sieht furchtsam umher Wo bin ich! Ist s Fantasie, dass ich noch lebe? oder hat eine höhere Macht mich gerettet?steht auf, sieht umherWie? - Die bösartige Schlange liegt todt zu meinen Füssen?Man hört von fern ein Waldflötchen, worunter das Orchester piano accompagnirt. Tamino spricht unter dem Ritornel.Was hör ich? Wo bin ich? Welch unbekannter Ort! - Ha, eine männliche Figur nähert sich dem Thal. versteckt sich hinter einem Baum ZWEITER AUFTRITT PAPAGENO kommt den Fusssteig herunter, hat auf dem Rücken eine grosse Vogelsteige, die hoch über den Kopf geht, worin verschiedene Vögel sind; auch hält er mit beyden Händen ein Faunen-Flötchen, pfeift und singt. Nr. 2 - ArieDer Vogelfänger bin ich ja,Stets lustig, heissa! hopsasa!Ich Vogelfänger bin bekanntBey Alt und Jung im ganzen Land.Weiss mit dem Locken umzugeh n,Und mich aufs Pfeifen zu versteh n.Drum kann ich froh und lustig seyn;Denn alle Vögel sind ja mein. pfeift Der Vogelfänger bin ich ja,Stets lustig, heissa! hopsasa!Ich Vogelfänger bin bekanntBey Alt und Jung im ganzen Land.Ein Netz für Mädchen möchte ich;Ich fing sie dutzendweis für mich.Dann sperrte sie bey mir ein,Und alle Mädchen wären mein. pfeift, will nach der Arie nach der Pforte gehen TAMINO nimmt ihn bey der Hand He da! PAPAGENO Was do! TAMINO Sag mir, du lustiger Freund, wer du seyst? PAPAGENO Wer ich bin? für sich Dumme Frage! laut Ein Mensch, wie du. - Wenn ich dich nun fragte, wer du bist? - TAMINO So würde ich dir antworten, dass ich aus fürstlichem Geblüte bin. PAPAGENO Das ist mir zu hoch. - Musst dich deutlicher erklären, wenn ich dich verstehen soll! TAMINO Mein Vater ist Fürst, der über viele Länder und Menschen herrscht; darum nennt man mich Prinz. PAPAGENO Länder? - Menschen? - Prinz? - TAMINO Daher frag ich dich! - PAPAGENO Langsam! lass mich fragen. - Sag du mir zuvor Gibt s ausser diesen Bergen auch noch Länder und Menschen? TAMINO Viele Tausende! PAPAGENO Da liess sich eine Speculation mit meinen Vögeln machen. TAMINO Nun sag du mir, in welcher Gegend wir sind. - PAPAGENO In welcher Gegend?sieht sich umZwischen Thälern und Bergen. TAMINO Schon recht! aber wie nennt man eigentlich diese Gegend? - wer beherrscht sie? - PAPAGENO Das kann ich dir eben so wenig beantworten, als ich weiss, wie ich auf die Welt gekommen bin. TAMINO lachtWie? Du wüsstest nicht, wo du geboren, oder wer deine Eltern waren? - PAPAGENO Kein Wort! - Ich weiss nicht mehr, und nicht weniger, als dass mich ein alter, aber sehr lustiger Mann auferzogen, und ernährt hat. TAMINO Das war vermuthlich dein Vater? - PAPAGENO Das weiss ich nicht. TAMINO Hattest du denn deine Mutter nicht gekannt? PAPAGENO Gekannt hab ich sie nicht; erzählen liess ich mir s einige Mahl, dass meine Mutter einst da in diesem verschlossenen Gebäude bey der nächtlich sternflammenden Königinn gedient hätte. - Ob sie noch lebt, oder was aus ihr geworden ist, weiss ich nicht. - Ich weiss nur so viel, dass nicht weit von hier meine Strohhütte sieht, die mich vor Regen und Kälte schützt. TAMINO Aber wie lebst du? PAPAGENO Von Essen und Trinken, wie alle Menschen. TAMINO Wodurch erhältst du das? PAPAGENO Durch Tausch. - Ich fange für die sternflammende Königinn und ihre Jungfrauen verschiedene Vögel; dafür erhalt ich täglich Speis und Trank von ihr. TAMINO für sichSternflammende Königinn! - Wenn es etwa gar die mächtige Herrscherin der Nacht wäre! - Sag mir, guter Freund! warst du schon so glücklich, diese Göttinn der Nacht zu sehen? PAPAGENO der bisher öfters auf seiner Flöte geblasenDeine letzte alberne Frage überzeugt mich, dass du aus einem fremden Lande geboren bist. - TAMINO Sey darüber nicht ungehalten, lieber Freund! ich dachte nur - PAPAGENO Sehen? - Die sternflammende Königinn sehen? - Wenn du noch mit einer solchen albernen Frage an mich kommst, so sperr ich dich, so wahr ich Papageno heisse, wie einen Gimpel in mein Vogelhaus, verhandle dich dann mit meinen übrigen Vögeln an die nächtliche Königinn und ihre Jungfrauen, dann mögen sie dich meinetwegen sieden oder braten. TAMINO für sichEin wunderlicher Mann! PAPAGENO Sehen? - Die sternflammende Königinn sehen? - Welcher Sterbliche kann sich rühmen, sie je gesehen zu haben? - Welches Menschen Auge würde durch ihren schwarz durchwebten Schleyer blicken können? TAMINO für sichNun ist s klar; es ist eben diese nächtliche Königinn, von der mein Vater mir so oft erzählte. - Aber zu fassen, wie ich mich hierher verirrte, ist ausser meiner Macht. - Unfehlbar ist auch dieser Mann kein gewöhnlicher Mensch. -Vielleicht einer ihrer dienstbaren Geister. PAPAGENO für sichWie er mich so starr anblickt! Bald fang ich an, mich vor ihm zu fürchten. - Warum siehst du so verdächtig und schelmisch nach mir? TAMINO Weil - weil ich zweifle, ob du Mensch bist. - PAPAGENO Wie war das? TAMINO Nach deinen Federn, die dich bedecken, halt ich dich -geht auf ihn zu PAPAGENO Doch für keinen Vogel? - Bleib zurück, sag ich, und traue mir nicht; - denn ich habe Riesenkraft, wenn ich jemand packe. - Wenn er sich nicht bald von mir schrecken lässt, so lauf ich davon. TAMINO Riesenkraft? er sieht auf die Schlange Also warst du wohl gar mein Erretter, der diese giftige Schlange bekämpfte? PAPAGENO Schlange! sieht sich um, weicht zitternd einige Schritte zurück Was da! ist sie todt, oder lebendig? TAMINO Du willst durch deine bescheidene Frage meinen Dank ablehnen - aber ich muss dir sagen, dass ich ewig für deine so tapfere Handlung dankbar seyn werde. PAPAGENO Schweigen wir davon still - Freuen wir uns, dass sie glücklich überwunden ist. TAMINO Aber um alles in der Welt, Freund! wie hast du dieses Ungeheuer bekämpft? - Du bist ohne Waffen. PAPAGENO Brauch keine! - Bey mir ist ein starker Druck mit der Hand mehr, als Waffen. TAMINO Du hast sie also erdrosselt? PAPAGENO Erdrosselt!für sichBin in meinem Leben nicht so stark gewesen, als heute.DRITTER AUFTRITT Die drey Damen. DIE DREY DAMEN drohen und rufen zugleichPapageno! PAPAGENO Aha! das geht mich an. - Sieh dich um, Freund! TAMINO Wer sind diese Damen? PAPAGENO Wer sie eigentlich sind, weis ich selbst nicht. - - Ich weis nur so viel, dass sie mir täglich meine Vögel abnehmen, und mir dafür Wein, Zuckerbrod, und süsse Feigen bringen. TAMINO Sie sind vermuthlich sehr schön? PAPAGENO Ich denke nicht! - denn wenn sie schön wären, würden sie ihre Gesichter nicht bedecken. DIE DREY DAMEN drohendPapageno! - PAPAGENO Sey still! sie drohen mir schon. - Du fragst, ob sie schön sind, und ich kann dir darauf nichts antworten, als dass ich in meinem Leben nichts Reitzenders sah. - Jetzt werden sie bald wieder gut werden. - - DIE DREY DAMEN drohend Papageno! PAPAGENO Was muss ich denn heute verbrochen haben, dass sie gar so aufgebracht wider mich sind? - Hier, meine Schönen, übergeb ich meine Vögel. ERSTE DAME reicht ihm eine schöne Bouteille Wasser Dafür schickt dir unsre Fürstinn heute zum ersten Mahl statt Wein reines helles Wasser. ZWEYTE DAME Und mir befahl sie, dass ich, statt Zuckerbrod, diesen Stein dir überbringen soll. - Ich wünsche, dass er dir wohl bekommen möge. PAPAGENO Was? Steine soll ich fressen? DRITTE DAME Und statt der süssen Feigen hab ich die Ehre, dir diess goldene Schloss vor den Mund zu schlagen. Sie schlägt ihm das Schloss vor. Papageno zeigt seinen Schmerz durch Geberden. ERSTE DAME Du willst vermuthlich wissen, warum die Fürstinn dich heute so wunderbar bestraft? Papageno bejaht es. ZWEYTE DAME Damit du künftig nie mehr Fremde belügst. DRITTE DAME Und dass du nie dich der Heldenthaten rühmst, die andre vollzogen. - ERSTE DAME Sag an! Hast du diese Schlange bekämpft? Papageno deutet nein. ZWEYTE DAME Wer denn also? Papageno deutet, er wisse es nicht. DRITTE DAME Wir waren s, Jüngling, die dich befreyten. - Zittre nicht! dich erwartet Freude und Entzücken. - Hier, dies Gemälde schickt dir die grosse Fürstinn; es ist das Bildniss ihrer Tochter - findest du, sagte sie, dass diese Züge dir nicht gleichgültig sind, dann ist Glück, Ehr und Ruhm dein Loos. - Auf Wiedersehen. geht ab ZWEYTE DAME Adieu, Monsieur Papageno! geht ab. ERSTE DAME Fein nicht zu hastig getrunken! geht lachend abPapageno hat immer sein stummes Spiel gehabt. Tamino ist gleich bey Empfang des Bildnisses aufmerksam geworden; seine Liebe nimmt zu, ob er gleich für alle diese Reden taub schien. VIERTER AUFTRITT Tamino, Papageno. TAMINO Nr. 3 - ArieDies Bildnis ist bezaubernd schön,Wie noch kein Auge je geseh n!Ich fühl es, ich fühl es, wie dies GötterbildMein Herz mit neuer Regung füllt,Mein Herz mit neuer Regung füllt.Diess Etwas kann ich zwar nicht nennen!Doch fühl ichs hier wie Feuer brennen.Soll die Empfindung Liebe seyn,Soll die Empfindung Liebe seyn?Ja, ja! die Liebe ist s allein. -Die Liebe、die Liebe、die Liebe ist s allein. -O wenn ich sie nur finden könnte!O wenn sie doch schon vor mir stände!Ich würde - würde - warm und rein -Was würde ich! - ich würde sie voll EntzückenAn diesen heissen Busen drücken,Und ewig wäre sie dann mein,Und ewig wäre sie dann mein. will ab FÜNFTER AUFTRITTDie drey Damen, Vorige. ERSTE DAME Rüste dich mit Muth und Standhaftigkeit, schöner Jüngling! - Die Fürstinn - ZWEYTE DAME Hat mir aufgetragen, dir zu sagen - DRITTE DAME Dass der Weg zu deinem künftigen Glücke nunmehr gebahnt sey. ERSTE DAME Sie hat jedes deiner Worte gehört, so du sprachst; - sie hat - ZWEYTE DAME Jeden Zug in deinem Gesichte gelesen. - Ja noch mehr, ihr mütterliches Herz - DRITTE DAME Hat beschlossen, dich ganz glücklich zu machen. - Hat dieser Jüngling, sprach sie, auch so viel Muth und Tapferkeit, als er zärtlich ist, o so ist meine Tochter ganz gewiss gerettet. TAMINO Gerettet? O ewige Dunkelheit! was hör ich? - Das Original? - ERSTE DAME Hat ein mächtiger, böser Dämon ihr entrissen. TAMINO Entrissen? - O ihr Götter! - sagt, wie konnte das geschehen? ERSTE DAME Sie sass an einem schönen Mayentage ganz allein in dem alles belebenden Zipressenwäldchen, welches immer ihr Lieblingsaufenthalt war. - Der Bösewicht schlich unbemerkt hinein - ZWEYTE DAME Belauschte sie, und - DRITTE DAME Er hat nebst seinem bösen Herzen auch noch die Macht, sich in jede erdenkliche Gestalt zu verwandeln; auf solche Weise hat er auch Pamina - ERSTE DAME Diess ist der Name der königlichen Tochter, so ihr anbetet. TAMINO O Pamina! du mir entrissen - du in der Gewalt eines üppigen Bösewichts! - bist vieleicht in diesem Augenblicke - schrecklicher Gedanke! DIE DREY DAMEN Schweig, Jüngling! - ERSTE DAME Lästere der holden Schönheit Tugend nicht! - Trotz aller Pein, so die Unschuld duldet, ist sie sich immer gleich. - Weder Zwang, noch Schmeicheley ist vermögend, sie zum Wege des Lasters zu verführen. - - TAMINO O sagt, Mädchen! sagt, wo ist des Tyrannen Aufenthalt? ZWEYTE DAME Sehr nahe an unsern Bergen lebt er in einem angenehmen und reitzenden Thale. - Seine Burg ist prachtvoll, und sorgsam bewacht. TAMINO Kommt, Mädchen! führt mich! - Pamina sey gerettet! - Der Bösewicht falle von meinem Arm; das schwör ich bey meiner Liebe, bey meinem Herzen! sogleich wird ein heftig erschütternder Accord mit Musik gehört Ihr Götter! Was ist das? DIE DREY DAMEN Fasse dich! ERSTE DAME Es verkündigt die Ankunft unserer Königinn.Donner DIE DREY DAMEN Sie kommt! -DonnerSie kommt! -DonnerSie kommt! - SECHSTER AUFTRITT Die Berge theilen sich aus einander, und das Theater verwandelt sich in ein prächtiges Gemach. Die Königinn sitzt auf einem Thron, welcher mit transparenten Sternen geziert ist. KÖNIGINN Nr. 4 - Rezitativ und ArieO zittre nicht, mein lieber Sohn!Du bist unschuldig, weise, fromm;Ein Jüngling, so wie du, vermag am besten,Dies tief betrübte Mutterherz zu trösten.Zum Leiden bin ich auserkohren;Denn meine Tochter fehlet mir,Durch sie ging all mein Glück verloren -Durch sie ging all mein Glück verloren -Ein Bösewicht, ein Bösewicht entfloh mit ihr.Noch seh ich ihr ZitternMit bangem Erschüttern,Ihr ängstliches BebenIhr schüchternes Leben.StrebenIch musste sie mir rauben sehen,Ach helft! war alles was sie sprach Allein vergebens war ihr Flehen,Denn meine Hülfe war zu schwach,Denn meine Hülfe, meine Hülfe war zu schwach.Du wirst sie zu befreyen gehen,Du wirst der Tochter Retter seyn.Und werd ich dich als Sieger sehen,So sey sie dann auf ewig dein,So sey sie dann auf ewig dein, auf ewig dein, auf ewig dein. Mit den drey Damen ab. SIEBENTER AUFTRITT Tamino, Papageno. Das Theater verwandelt sich wieder so, wie es vorher war. TAMINO nach einer Pause Ists denn auch Wirklichkeit, was ich sah? oder betäubten mich meine Sinnen? - O ihr guten Götter täuscht mich nicht! oder ich unterliege eurer Prüfung. - Schützet meinen Arm, stählt meinen Muth, und Taminos Herz wird ewigen Dank euch entgegen schlagen. Er will gehen, Papageno tritt ihm in den Weg. Nr. 5 - Quintett PAPAGENO deutet traurig auf sein Schloss am Mund Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! TAMINO Der Arme kann von Strafe sagen, -Denn seine Sprache ist dahin. PAPAGENO Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! TAMINO Ich kann nichts thun, als dich beklagen,Weil ich zu schwach zu helfen bin.Während Tamino die letzten Strophen wiederhohlt, singt Papageno mit unter. PAPAGENO Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! Hm! TAMINO Ich kann nichts thun, als dich beklagen,Weil ich zu schwach zu helfen bin,Weil ich zu schwach zu helfen bin,Weil ich zu schwach zu helfen bin.ACHTER AUFTRITTDie drey Damen, Vorige. ERSTE DAME Die Königinn begnadigt dich! nimmt ihm das Schloss vom Munde Entlässt die Strafe dir durch mich. PAPAGENO Nun plaudert Papageno wieder? ZWEYTE DAME Ja plaudre! - Lüge nur nicht wieder. PAPAGENO Ich lüge nimmermehr! Nein! Nein! DIE DREY DAMEN MIT IHM Diess Schloss soll meine / deine Warnung seyn. Soll deine Warnung, deine Warnung seyn. ALLE FÜNF Bekämen doch die Lügner alle,Ein solches Schloss vor ihren Mund;Statt Hass, Verleumdung, schwarzer Galle,Bestünde Lieb und Bruderbund.Statt Hass, Verleumdung, schwarzer Galle,Bestünde Lieb und Bruderbund. ERSTE DAME sie giebt ihm eine goldene Flöte O Prinz, nimm dies Geschenk von mir!Dies sendet unsre Fürstinn dir!Die Zauberflöte wird dich schützen,Im grösten Unglück unterstützen. DIE DREY DAMEN Hiemit kannst du allmächtig handeln,Der Menschen Leidenschaft verwandeln.Der Traurige wird freudig seyn,Den Hagestolz nimmt Liebe ein. ALLE FÜNF O so eine Flöte ist mehr als Gold und Kronen werth, Denn durch sie wird Menschenglück und Zufriedenheit vermehrt, Wird Menschenglück vermehrt, wird Menschenglück vermehrt. PAPAGENO Nun ihr schönen Frauenzimmer,Darf ich - so empfehl ich mich. DIE DREY DAMEN Dich empfehlen kannst du immer,Doch bestimmt die Fürstinn dichMit dem Prinzen ohn Verweilen,Nach Sarastros Burg zu eilen. PAPAGENO Nein, dafür bedank ich mich!Von euch selbst hörte ich,Dass er wie ein Tiegerthier,Sicher liess ohn alle GnadenMich Sarastro rupfen,braten, rupfen, braten, rupfen, braten,Setzte mich den Hunden für. DIE DREY DAMEN Dich schützt der Prinz, trau ihm allein!Dafür sollst du sein Diener seyn. PAPAGENO für sich Dass doch der Prinz beym Teufel wäre,Mein Leben ist mir lieb.Am Ende schleicht bey meiner Ehre,Er von mir wie ein Dieb. ERSTE DAME Hier nimm dies Kleinod, es ist dein. Giebt ihm eine Maschine wie ein hölzernes Gelächter. PAPAGENO Ey! Ey! was mag darinnen seyn? DRITTE DAME Darinnen hörst du Glöckchen tönen. PAPAGENO Werd ich sie auch wohl spielen können? DIE DREY DAMEN O ganz gewiss! Ja, ja! gewiss. ALLE FÜNF Silber - Glöckchen, Zauberflöten,Sind zu eurem / unserm Schutz vonnöthen.Lebet wohl! wir wollen gehen,Lebet wohl! auf Wiedersehen. Alle wollen gehen. TAMINO (UND PAPAGENO) Doch schöne Damen saget an!Wie man die Burg wohl finden kann,Wie man die Burg wohl finden kann,Wie man die Burg wohl finden kann. DIE DREY DAMEN Drey Knäbchen, jung, schön, hold und weise,Umschweben euch auf eurer Reise,Sie werden eure Führer seyn,Folgt ihrem Rathe ganz allein. TAMINO UND PAPAGENO Drey Knäbchen jung, schön, hold und weise,Umschweben uns auf unsrer Reise. DIE DREY DAMEN Sie werden eure Führer seyn,Folgt ihrem Rathe ganz allein. TAMINO UND PAPAGENO So lebet wohl! wir wollen gehen,Lebt wohl! lebt wohl! auf Wiedersehen. ALLE FÜNF So lebet wohl! wir wollen gehen,Lebt wohl! lebt wohl! auf Wiedersehen.Auf Wiedersehen, auf Wiedersehen. Alle ab NEUNTER AUFTRITT Zwey Sclaven tragen, so bald das Theater in ein prächtiges ägyptisches Zimmer verwandelt ist, schöne Pölster nebst einem prächtigen türkischen Tisch heraus, breiten Teppiche auf, sodann kommt der dritte Sclave. DRITTER SCLAVE Ha, ha, ha! ERSTER SCLAVE Pst, Pst! ZWEYTER SCLAVE Was soll denn das Lachen? - DRITTER SCLAVE Unser Peiniger, der alles belauschende Mohr, wird morgen sicherlich gehangen oder gespiesst. - Pamina! - Ha, ha, ha! ERSTER SCLAVE Nun? DRITTER SCLAVE Das reitzende Mädchen! - Ha, ha, ha! ZWEYTER SCLAVE Nun? DRITTER SCLAVE Ist entsprungen. ERSTER UND ZWEYTER SCLAVE Entsprungen? - - ERSTER SCLAVE Und sie entkam? DRITTER SCLAVE Unfehlbar! - Wenigstens ist s mein wahrer Wunsch. ERSTER SCLAVE O Dank euch ihr guten Götter! ihr habt meine Bitte erhört. DRITTER SCLAVE Sagt ich euch nicht immer, es wird doch ein Tag für uns scheinen, wo wir gerochen, und der schwarze Monostatos bestraft werden wird. ZWEYTER SCLAVE Was spricht nun der Mohr zu der Geschichte? ERSTER SCLAVE Er weiss doch davon? DRITTER SCLAVE Natürlich! Sie entlief vor seinen Augen. - Wie mir einige Brüder erzählten, die im Garten arbeiteten, und von weitem sahen und hörten, so ist der Mohr nicht mehr zu retten; auch wenn Pamina von Sarastros Gefolge wieder eingebracht würde. ERSTER UND ZWEYTER SCLAVE Wie so? DRITTER SCLAVE Du kennst ja den üppigen Wanst und seine Weise; das Mädchen aber war klüger als ich dachte. - In dem Augenblicke, da er zu siegen glaubte, rief sie Sarastros Namen das erschütterte den Mohren; er blieb stumm und unbeweglich stehen - indess lief Pamina nach dem Kanal, und schiffte von selbst in einer Gondel dem Palmwäldchen zu. ERSTER SCLAVE O wie wird das schüchterne Reh mit Todesangst dem Pallaste ihrer zärtlichen Mutter zueilen. ZEHNTER AUFTRITT Vorige, Monostatos von innen. MONOSTATOS He Sclaven! ERSTER SCLAV Monostatos Stimme! MONOSTATOS He Sclaven! Schaft Fesseln herbey. - DIE DREY SCLAVEN Fesseln? ERSTER SCLAV läuft zur SeitenthüreDoch nicht für Pamina? O ihr Götter! da seht Brüder, das Mädchen ist gefangen. ZWEYTER UND DRITTER SCLAV Pamina? - Schrecklicher Anblick! ERSTER SCLAV Seht, wie der unbarmherzige Teufel sie bey ihren zarten Händchen fasst. - Das halt ich nicht aus.geht auf die andere Seite ab ZWEYTER SCLAV Ich noch weniger.auch dort ab DRITTER SCLAV So was sehen zu müssen, ist Höllenmarter. ELFTER AUFTRITT Monostatos, Pamina, die von Sclaven herein geführt wird. Nr. 6 - Terzett MONOSTATOS Du feines Täubchen, nur herein. PAMINA O welche Marter! welche Pein! MONOSTATOS Verloren ist dein Leben. PAMINA Der Tod macht mich nicht beben,Nur meine Mutter dauert mich;Sie stirbt vor Gram ganz sicherlich. MONOSTATOS He Sclaven! legt ihr Fesseln an,Mein Hass, soll dich verderben. Sie legen ihr Fesseln an. PAMINA O lass mich lieber sterben,Weil nichts, Barbar! dich rühren kann. sie sinkt ohnmächtig auf ein Sofa MONOSTATOS Nun fort! nun fort! lasst mich bey ihr allein. Die Sclaven ab ZWÖLFTER AUFTRITT Papageno von aussen am Fenster, ohne gleich gesehen zu werden. Vorige. PAPAGENO Wo bin ich wohl? wo mag ich seyn?Aha! da sind ich Leute;Gewagt! ich geh herein. geht herein Schön Mädchen, jung und fein,Viel weisser noch als Kreide. Monostatos und Papageno sehen sich, - erschrecken einer über den andern. BEYDE Hu! Das - ist - der - Teuf - el - sich - er - lich!Das - ist - der - Teuf - el - sich - er - lich!Hab Mitleid, verschone mich!Hu! Hu! Hu! laufen beyde ab DREIZEHNTER AUFTRITTPamina allein. PAMINA spricht wie im TraumMutter - Mutter - Mutter! -Sie erhohlt sich, sicht sich umWie? - Noch schlägt dieses Herz? - Noch nicht vernichtet? - Zu neuen Qualen erwacht? - O das ist hart, sehr hart! - Mir bitterer, als der Tod. VIERZEHNTER AUFTRITT Papageno, Pamina. PAPAGENO Bin ich nicht ein Narr, dass ich mich schrecken liess? - Es giebt ja schwarze Vögel in der Welt, warum denn nicht auch schwarze Menschen? - Ah, sieh da! hier ist das schöne Fräulenbild noch. - Du Tochter der nächtlichen Königinn! PAMINA Nächtliche Königinn? - Wer bist du? PAPAGENO Ein Abgesandter der sternflammenden Königinn. PAMINA freudig Meiner Mutter? - O Wonne! - Dein Name! PAPAGENO Papageno! PAMINA Papageno? - Papageno - Ich erinnere mich den Nahmen oft gehört zu haben, dich selbst aber sah ich nie. - PAPAGENO Ich dich eben so wenig. PAMINA Du kennst also meine gute, zärtliche Mutter? PAPAGENO Wenn du die Tochter der nächtlichen Königinn bist - ja! PAMINA O ich bin es. PAPAGENO Das will ich gleich erkennen.er sieht das Portrait an, welches der Prinz zuvor empfangen, und Papageno nun an einem Bande am Halse trägtDie Augen schwarz - richtig, schwarz. - Die Lippen roth - richtig, roth - Blonde Haare - Blonde Haare. - Alles trift ein, bis auf Händ und Füsse. - - - Nach dem Gemählde zu schlüssen, sollst du weder Hände noch Füsse haben; denn hier sind auch keine angezeigt. PAMINA Erlaube mir - Ja ich bin s - Wie kam es in deine Hände? PAPAGENO Dir das zu erzählen, wäre zu weitläufig; es kam von Hand zu Hand. PAMINA Wie kam es in die deinige? PAPAGENO Auf eine wunderbare Art. - Ich habe es gefangen. PAMINA Gefangen? PAPAGENO Ich muss dir das umständlicher erzählen. - Ich kam heute früh wie gewöhnlich zu deiner Mutter Pallast mit meiner Lieferung. - PAMINA Lieferung? PAPAGENO Ja, ich liefere deiner Mutter, und ihren Jungfrauen schon seit vielen Jahren alle die schönen Vögel in den Pallast. - Eben als ich im Begriff war, meine Vögel abzugeben, sah ich einen Menschen vor mir, der sich Prinz nennen lässt. - Dieser Prinz hat deine Mutter so eingenommen, dass sie ihm dein Bildniss schenkte, und ihm befahl, dich zu befreyen. - Sein Entschluss war so schnell, als seine Liebe zu dir. PAMINA Liebe? Freudig. Er liebt mich also? O sage mir das noch ein Mahl, ich höre das Wort Liebe gar zu gerne. PAPAGENO Das glaube ich dir ohne zu schwören; bist ja ein Fräulenbild. - Wo blieb ich denn? PAMINA Bey der Liebe. PAPAGENO Richtig, bey der Liebe! - Das nenn ich Gedächtniss haben - Kurz also, diese grosse Liebe zu dir war der Peitschenstreich, um unsre Füsse in schnellen Gang zu bringen; nun sind wir hier, dir tausend schöne und angenehme Sachen zu sagen; dich in unsre Arme zu nehmen, und wenn es möglich ist, eben so schnell, wo nicht schneller als hierher, in den Pallast deiner Mutter zu eilen. PAMINA Das ist alles sehr schön gesagt; aber lieber Freund! wenn der unbekannte Jüngling oder Prinz, wie er sich nennt, Liebe für mich fühlt, warum säumt er so lange, mich von meinen Fesseln zu befreyen? - PAPAGENO Da steckt eben der Hacken. - Wie wir von den Jungfrauen Abschied nahmen, so sagten sie uns, drey holde Knaben würden unsre Wegweiser seyn, sie würden uns belehren, wie und auf was Art wir handeln sollen. PAMINA Sie lehrten euch? PAPAGENO Nichts lehrten sie uns, denn wir haben keinen gesehen. - Zur Sicherheit also war der Prinz so fein, mich voraus zu schicken, um dir unsre Ankunft anzukündigen. - PAMINA Freund, du hast viel gewagt! - Wenn Sarastro dich hier erblicken sollte. - - PAPAGENO So wird mir meine Rückreise erspart - Das kann ich mir denken. PAMINA Dein martervoller Tod würde ohne Grenzen seyn. PAPAGENO Um diesem auszuweichen, so gehen wir lieber bey Zeiten. PAMINA Wie hoch mag wohl die Sonne seyn? PAPAGENO Bald gegen Mittag. PAMINA So haben wir keine Minute zu versäumen. - Um diese Zeit kommt Sarastro gewöhnlich von der Jagd zurück. PAPAGENO Sarastro ist also nicht zu Hause? - Pah! da haben wir gewonnenes Spiel! - Komm, schönes Fräulenbild! du wirst Augen machen, wenn du den schönen Jüngling erblickst. PAMINA Wohl denn! es sey gewagt! Sie gehen, Pamina kehrt um. Aber wenn diess ein Fallstrick wäre - Wenn dieser nun ein böser Geist von Sarastros Gefolge wäre? - sieht ihn bedenklich an PAPAGENO Ich ein böser Geist? - Wo denkt ihr hin Fräulenbild? - Ich bin der beste Geist von der Welt. PAMINA Doch nein; das Bild hier überzeugt mich, dass ich nicht getäuscht bin; Es kommt von den Händen meiner zärtlichsten Mutter. PAPAGENO Schön s Fräulenbild, wenn dir wieder ein so böser Verdacht aufsteigen sollte, dass ich dich betrügen wollte, so denke nur fleissig an die Liebe, und jeder böse Argwohn wird schwinden. PAMINA Freund, vergieb! vergieb! wenn ich dich beleidigte. Du hast ein gefühlvolles Herz, das sehe ich in jedem deiner Züge. PAPAGENO Ach freylich hab ich ein gefühlvolles Herz - Aber was nützt mich das alles? - Ich möchte mir oft alle meine Federn ausrupfen, wenn ich bedenke, dass Papageno noch keine Papagena hat. PAMINA Armer Mann! du hast also noch kein Weib? PAPAGENO Nicht einmahl ein Mädchen, viel weniger ein Weib! - Ja das ist betrübt! - Und unser einer hat doch auch bisweilen seine lustigen Stunden, wo man gern gesellschaftliche Unterhaltung haben möcht. - PAMINA Geduld Freund! der Himmel wird auch für dich sorgen; er wird dir eine Freundinn schicken, ehe du dir s vermuthest. - PAPAGENO Wenn er s nur bald schickte. Nr. 7 - Duett PAMINA Bey Männern, welche Liebe fühlen,Fehlt auch ein gutes Herze nicht. PAPAGENO Die süssen Triebe mit zu fühlen,Ist dann der Weiber erste Pflicht. BEYDE Wir wollen uns der Liebe freu n,Wir leben durch die Lieb allein,Wir leben durch die Lieb allein. PAMINA Die Lieb versüsset jede Plage,Ihr opfert jede Kreatur. PAPAGENO Sie würzet unsre Lebenstage,Sie wirkt im Kreise der Natur. BEYDE Ihr hoher Zweck zeigt deutlich an,Nichts edlers sey, als Weib und Mann.Nichts edlers sey, als Weib und Mann.Mann und Weib, und Weib und Mann,Mann und Weib, und Weib und Mann,Reichen an die Götter an.Mann und Weib, und Weib und Mann,Reichen an die Götter an.An die Götter an, an die Götter an. Beyde ab FÜNFZEHNTER AUFTRITT Das Theater verwandelt sich in einen Hayn. Ganz im Grunde der Bühne ist ein schöner Tempel, worauf diese Worte stehen Tempel der Weisheit; dieser Tempel führt mit Säulen zu zwey andern Tempeln; rechts auf dem einen steht Tempel der Vernunft. Links steht Tempel der Natur. Nr. 8 - Finale Drey Knaben führen den Tamino herein, jeder hat einen silbernen Palmzweig in der Hand. DREY KNABEN Zum Ziele führt dich diese Bahn,Doch musst du Jüngling! männlich siegen.Drum höre unsre Lehre an Sey standhaft, duldsam, und verschwiegen! TAMINO Ihr holden Kleinen sagt mir an,Ob ich Paminen retten kann. DREY KNABEN Diess kund zu thun, steht uns nicht an -Sey standhaft, duldsam, und verschwiegenBedenke dies kurz, sey ein Mann,Dann Jüngling wirst du männlich siegen,Dann Jüngling wirst du männlich siegen. gehen ab TAMINO Die Weisheitslehre dieser KnabenSey ewig mir ins Herz gegraben.Wo bin ich nun? - Was wird mit mir?Ist dies der Sitz der Götter hier?Es zeigen die Pforten, es zeigen die Säulen,Dass Klugheit und Arbeit und Künste hier weilen;Wo Thätigkeit thronet, und Müssiggang weicht,Erhält seine Herrschaft das Laster nicht leicht.Ich mache mich muthig zur Pforte hinein,Die Absicht ist edel, und lauter und rein.Erzittre feiger Bösewicht!Paminen retten,Paminen retten ist mir Pflicht. Er geht an die Pforte zur rechten Seite, macht sie auf, und als er hinein will, hört man von fern eine Stimme. STIMME Zurück! TAMINO Zurück? so wag ich hier mein Glück! er geht zur linken Pforte, eine Stimme von innen STIMME Zurück! TAMINO Auch hier ruft man zurück? sieht sich um Da sehe ich noch eine Thür!Vieleicht find ich den Eingang hier. Er klopft, ein alter Priester erscheint. PRIESTER Wo willst du kühner Fremdling, hin?Was suchst du hier im Heiligthum? TAMINO Der Lieb und Tugend Eigenthum. PRIESTER Die Worte sind von hohem Sinn!Allein, wie willst du diese finden?Dich leitet Lieb und Tugend nicht,Weil Tod und Rache dich entzünden. TAMINO Nur Rache für den Bösewicht. PRIESTER Den wirst du wohl bey uns nicht finden. TAMINO Sarastro herrscht in diesen Gründen? PRIESTER Ja, ja! Sarastro herrschet hier! TAMINO Doch in dem Weisheitstempel nicht? PRIESTER Er herrscht im Weisheitstempel hier. TAMINO So ist denn alles Heucheley! will gehen PRIESTER Willst du schon wieder geh n? TAMINO Ja, ich will geh n, froh und frey, -Nie euren Tempel seh n. PRIESTER Erklär dich näher mir, dich täuschet ein Betrug. TAMINO Sarastro wohnet hier, das ist mir schon genug. PRIESTER Wenn du dein Leben liebst, so rede, bleibe da!Sarastro hassest du? TAMINO Ich hass ihn ewig! Ja. - PRIESTER Nun gieb mir deine Gründe an. TAMINO Er ist ein Unmensch, ein Tyrann! PRIESTER Ist das, was du gesagt, erwiesen? TAMINO Durch ein unglücklich Weib bewiesen,Die Gram und Jammer niederdrückt. PRIESTER Ein Weib hat also dich berückt?Ein Weib thut wenig, plaudert viel.Du Jüngling glaubst dem Zungenspiel?O legte doch Sarastro dirDie Absicht seiner Handlung für. TAMINO Die Absicht ist nur allzu klar;Riss nicht der Räuber ohn Erbarmen,Paminen aus der Mutter Armen? PRIESTER Ja, Jüngling! was du sagst, ist wahr. TAMINO Wo ist sie, die er uns geraubt?Man opferte vieleicht sie schon? PRIESTER Dir diess zu sagen, theurer Sohn!Ist jetzund mir noch nicht erlaubt. TAMINO Erklär diess Räthsel, täusch mich nicht. PRIESTER Die Zunge bindet Eid und Pflicht. TAMINO Wann also wird die Decke schwinden? PRIESTER So bald dich führt der Freundschaft Hand,Ins Heiligthum zum ew gen Band. geht ab TAMINO allein O ewige Nacht! Wann wirst du schwinden?Wann wird das Licht mein Auge finden? EINIGE STIMMEN Bald, bald Jüngling, oder nie! TAMINO Bald, bald, bald sagt ihr, oder nie!Ihr Unsichtbaren, saget mir!Lebt denn Pamina noch? DIE STIMMEN Pamina lebet noch! TAMINO freudig Sie lebt? sie lebt? ich danke euch dafür er nimmt seine Flöte heraus Wenn ich doch nur im Stande wäreAllmächtige, zu Eurer Ehre,Mit jedem Tone meinen Dank,Zu schildern, wie er hier entsprang! Aufs Herz deutend. Er spielt, sogleich kommen Thiere von allen Arten hervor, ihm zuzuhören. Er hört auf, und sie fliehen. Die Vögel pfeifen dazu. Wie stark ist nicht dein Zauberton,Weil, holde Flöte, durch dein SpielenSelbst wilde Thiere Freude fühlen.Wie stark ist nicht dein Zauberton,Weil, holde Flöte, durch dein Spielen,holde Flöte, durch dein SpielenSelbst wilde Thiere Freude fühlen.Doch nur Pamina,nur Pamina bleibt davon;nur Pamina bleibt davon. er spielt Pamina höre, höre mich!Umsonst! umsonst! er spielt Wo? ach! wo find ich dich? Er spielt, Papageno antwortet von innen mit seinem Flötchen. Ha, das ist Papagenos Ton. Er spielt, Papageno antwortet. TAMINO Vieleicht sah er Paminen schon,Vieleicht eilt sie mit ihm zu mir!Vieleicht, vieleicht führt mich der Ton zu ihr,führt mich der Ton zu ihr.führt mich der Ton, der Ton zu ihr. eilt ab SECHZEHNTER AUFTRITTPapageno, Pamina ohne Fesseln. BEYDE Schnelle Füsse, rascher Muth,Schützt vor Feindes List und Wuth;Fänden wir Taminen doch!Sonst erwischen, sonst erwischen sie uns noch.Fänden wir Taminen doch!Sonst erwischen, sonst erwischen sie uns noch. PAMINA Holder Jüngling! PAPAGENO Stille, stille, stille,stille! ich kann s besser! er pfeift Tamino antwortet von innen mit seiner Flöte. BEYDE Welche Freude ist wohl grösser,Freund Tamino hört uns schon;Hieher kam der Flöten Ton,Welch ein Glück, wenn ich ihn finde!Nur geschwinde! Nur geschwinde! Nur geschwinde!Welch ein Glück, wenn ich ihn finde!Nur geschwinde! Nur geschwinde! Nur geschwinde!Nur geschwinde! Nur geschwinde!Nur geschwinde! Nur geschwinde! wollen gehen SIEBZEHNTER AUFTRITTVorige, Monostatos. MONOSTATOS Nur geschwinde! Nur geschwinde! Nur geschwinde!Ha, hab ich euch noch erwischt!Nur herbey mit Stahl und Eisen;Wart, man will euch Mores weisen.Mores weisen, Mores weisen!Den Monostatos berücken!Nur herbey mit Band und Stricken;He, ihr Sclaven kommt herbey!He, ihr Sclaven kommt herbey! Die Sclaven kommen mit Fesseln. PAMINA UND PAPAGENO Ach nun ists mit uns vorbey. PAPAGENO Wer viel wagt, wer viel wagt, wer viel wagt, gewinnt oft viel,Komm du schönes Glockenspiel!Lass die Glöckchen klingen, klingen,Dass die Ohren ihnen fingen. Er schlägt auf sein Instrument, sogleich singt Monostatos und die Sclaven, und gehen unter dem Gesang marschmässig ab. MONOSTATOS UND SCLAVEN Das klinget so herrlich, das klinget so schön!Tralla lala la Trallalala!Nie hab ich so etwas gehört und geseh n!Trallalalala Tralla lalala. ab PAPAGENO, PAMINA Ha ha ha! ha ha ha!Könnte jeder brave MannSolche Glöckchen finden,Seine Feinde würden dannOhne Mühe schwinden.Und er lebte ohne sieIn der besten HarmonieIn der besten, besten HarmonieNur der Freundschaft HarmonieMildert die Beschwerden;Ohne diese SympathieIst kein Glück auf Erden. Ein starker Marsch mit Trompeten und Paucken fällt ein. von innen CHORUS Es lebe Sarastro! Sarastro lebe! PAPAGENO Was soll diess bedeuten? Ich zittre, ich bebe. PAMINA O Freund, nun ists um uns gethan!Diess kündigt den Sarastro an. PAPAGENO O wär ich eine Maus!Wie wollt ich mich verstecken,Wär ich so klein wie Schnecken,So kröch ich in mein Haus. -Mein Kind, was werden wir nun sprechen? PAMINA Die Wahrheit! sey sie auch Verbrechen.ACHTZEHNTER AUFTRITT Ein Zug von Gefolge; zuletzt fährt Sarastro auf einem Triumphwagen heraus, der von sechs Löwen gezogen wird. Vorige. CHORUS Es lebe Sarastro! Sarastro soll leben!Er ist es, dem wir uns mit Freuden ergeben!Stets mög er des Lebens als Weiser sich freun!Er ist unser Abgott, dem alle sich weihn,er ist unser Abgott, dem alle sich weihn,dem alle sich weihn, dem alle sich weihn. Dieser Chor wird gesungen, bis Sarastro aus dem Wagen ist. PAMINA kniet Herr, ich bin zwar Verbrecherinn!Ich wollte deiner Macht entfliehn.Allein die Schuld ist nicht an mir -Der böse Mohr verlangte Liebe;Darum, o Herr! entfloh ich dir. SARASTRO Steh auf, erheitre dich, o Liebe!Denn ohne erst in dich zu dringenWeis ich von deinem Herzen mehr Du liebest einen andern sehr, einen andern sehr.Zur Liebe will ich dich nicht zwingen,Doch geh ich dir die Freyheit nicht.Zur Liebe will ich dich nicht zwingen,Doch, doch geh ich dir die Freyheit nicht. PAMINA Mich rufet ja die Kindespflicht,Denn meine Mutter - SARASTRO Steht in meiner Macht,Du würdest um dein Glück gebracht,Wenn ich dich ihren Händen liesse. PAMINA Mir klingt der Mutternamen süsse;Sie ist es - sie ist es - SARASTRO Und ein stolzes Weib.Ein Mann muss eure Herzen leiten,Denn ohne ihn pflegt jedes WeibAus ihrem Wirkungskreis zu schreiten.NEUNZEHNTER AUFTRITTMonostatos, Tamino. Vorige. MONOSTATOS Nun stolzer Jüngling, nur hieher!Hier ist Sarastro, unser Herr! PAMINA UND TAMINO Er ists! Sie ists! ich glaub es kaum!Sie ists! Er ists! es ist kein Traum!Es schling mein Arm sich um ihn her,Es schling mein Arm sich um sie her,Und wenn es auch mein Ende wär. ALLE Was soll das heissen? MONOSTATOS Welch eine Dreistigkeit!Gleich auseinander, das geht zu weit! er trennt sie kniet Dein Sclave liegt zu deinen Füssen,Lass den verweg nen Frevler büssen.Bedenk, wie frech der Knabe ist!Durch dieses seltnen Vogels List,Wollt er Paminen dir entführen;Allein, ich wusst ihn auszuspühren.Du kennst mich! - meine Wachsamkeit - SARASTRO Verdient, dass man ihr Lorber strent!He! gebt dem Ehrenmann sogleich - MONOSTATOS Schon deine Gnade macht mich reich. SARASTRO Nur 77 Sohlenstreich! MONOSTATOS kniet Ach Herr! den Lohn verhoft ich nicht. SARASTRO Nicht Dank! Es ist ja meine Pflicht. wird fortgeführt ALLE Es lebe Sarastro, der göttliche Weise,Er lohnet und strafet in ähnlichem Kreise. SARASTRO Führt diese beyden Fremdlinge,In unsern Prüfungstempel ein Bedecket ihre Häupter dann -Sie müssen erst gereinigt seyn. Zwey bringen eine Art Sack, und bedecken die Häupter der beyden Fremden. SCHLUSSCHOR Wenn Tugend und GerechtigkeitDen grossen Pfad mit Ruhm bestreut,Den grossen Pfad mit Ruhm bestreut,Mit Ruhm bestreut, mit Ruhm bestreut;Dann ist die Erd ein Himmelreich,Und Sterbliche den Göttern gleich,den Göttern, den Göttern gleich.den Göttern gleich, den Göttern gleich, den Göttern gleich. All rights reserved © Asahina Takashi Mozart,Wolfgang Amadeus/Die Zauberflöte+/II
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/7797.html
Dictionary of Production Engineering Springer? E. Westkamper? K. Drexler? Springer? E.Westkamper? K.Drexler? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-QualityControl? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-French? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Education-Reference-Dictionaries&Thesauri-Science? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-QualityControl? Subjects-Reference-Dictionaries&Thesauruses-Science? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Bridges Between Science, Society And Policy Technology Assessment - Methods And Impacts (Wissenschaftsethik Und Technikfolgenbeurteilung) Springer-Verlag? M. Decker? M. Ladikas? Springer-Verlag? M.Decker? M.Ladikas? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-General? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-Sociology-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Mathematics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Der Vorstand Einer Aktiengesellschaft Springer? Gerd Raguss? Springer? GerdRaguss? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Management? Subjects-Law-Business-Commercial? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Law-Business-Commercial? Subjects-Professional&Technical-Law-Business-Commercial? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Management? Subjects-Science-Technology-General&Reference Die Grundlagen Der Fernsehtechnik Springer? Gerhard Mahler? Springer? GerhardMahler? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-HTML,Graphics,&Design-WebGraphics? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Diffusion Processes in Advanced Technological Materials Springer-Verlag? Devendra Gupta? T. J. Watson? Springer-Verlag? DevendraGupta? T.J.Watson? ジャンル別? Subjects-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Semiconductors? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Semiconductors? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Chemistry-Physical&Theoretical? Subjects-Science-Chemistry-Physical&Theoretical-General? Subjects-Science-Chemistry-Industrial&Technical? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Real Optimization With SAP APO Springer-Verlag? Josef Kallrath? Thomas I. Maindl? Springer-Verlag? JosefKallrath? ThomasI.Maindl? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Business&Investing-General? Subjects-Business&Investing-Industries&Professions-MIS? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Industrial? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-QualityControl? Subjects-Nonfiction-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Industrial? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-InformationManagement? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Microscopic Techniques (Advances in Biochemical Engineering/Biotechnology) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Jens Rietdorf? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? JensRietdorf? ジャンル別? Subjects-Engineering-Bioengineering-Biochemistry? Subjects-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Bioengineering-Biochemistry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-AgriculturalSciences-Biochemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-BiologicalSciences-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Chemistry-Analytic? Subjects-Science-Chemistry-Analytic? Subjects-Science-Chemistry-Biochemistry? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-BiologicalSciences-Biotechnology? Subjects-Science-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Ultrahigh-speed Optical Transmission Technology Optical And Fiber Communications Reports (Optical and Fiber Communications Reports) Springer-Verlag? Hans-georg Weber? Springer-Verlag? Hans-georgWeber? ジャンル別? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Optics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-Optics? Subjects-Science-Technology-General&Reference On The Uniqueness Of Humankind (Wissenschaftsethik Und Technikfolgenbeurteilung Band) Springer? H. R. Duncker? Springer? H.R.Duncker? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Reference? Subjects-Nonfiction-Philosophy-Ethics&Morality? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Reference? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Reference? Subjects-Science-General Subjects-Science-Reference-Engineering? Subjects-Science-Technology-General&Reference Bioinformatics Springer-Verlag? Andrzej Polanski? Marek Kimmel? Springer-Verlag? AndrzejPolanski? MarekKimmel? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Biology? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-BiologicalSciences-Biology-General? Subjects-Science-BiologicalSciences-Bioinformatics? Algorithmik Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? David Harel? Yishai Feldman? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? DavidHarel? YishaiFeldman? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Algorithms-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Time Continuity in Discrete Time Models New Approaches for Production Planning in Process Industries (Lecture Notes in Economics and Mathematical Systems) Springer? Christopher Suerie? Springer? ChristopherSuerie? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Management? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-ManagementScience? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-OperationsResearch? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Production&Operations? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-LinearProgramming? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Management? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-ManagementScience? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-OperationsResearch? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Production&Operations? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-QualityControl? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-Applied-LinearProgramming? Subjects-Science-Technology-General&Reference Micromanufacturing And Nanotechnology Fundamentals, Techniques And Platforms Springer-Verlag? N. P. Mahalik? Springer-Verlag? N.P.Mahalik? ジャンル別? Subjects-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Chemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-Chemistry-General&Reference? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Technology-Nanotechnology? Erfolgreiche Karriereplanung Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Heiko Mell? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? HeikoMell? ジャンル別? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Biology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-Mathematics-General? Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-BiologicalSciences-Biology-General? Domain Decomposition Methods in Science and Engineering XVI (Lecture Notes in Computational Science and Engineering) Springer-Verlag? Olof B. Widlund? David E. Keyes? Springer-Verlag? OlofB.Widlund? DavidE.Keyes? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-NumberSystems? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-General? Subjects-Science-Mathematics-NumberSystems? Subjects-Science-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Trauma An Engineering Analysis With Medical Case Studies Investigation Springer-Verlag? M. Y. H. Bangash? Y. F. Al-Obaid? F. N. Bangash? T. Bangash? Springer-Verlag? M.Y.H.Bangash? Y.F.Al-Obaid? F.N.Bangash? T.Bangash? ジャンル別? Subjects-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Medical-Medicine-Surgery-Orthopedics? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Mechanics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-Mechanics? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Silicon Microchannel Heat Sinks Theories and Phenomena (Microtechnology and Mems) Springer? L. Zhang? Kenneth E. Goodson? Thomas William Kenny? Springer? L.Zhang? KennethE.Goodson? ThomasWilliamKenny? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-66? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-Microelectronics? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Semiconductors? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-Microelectronics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Semiconductors? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Semantic Integration of Heterogeneous Software Specifications (E a T C S Monographs on Theoretical Computer Science) Springer? Martin Grogbse-Rhode? Martin Grobe-Rhode? Martin Grosse-Rhode? Springer? MartinGrogbse-Rhode? MartinGrobe-Rhode? MartinGrosse-Rhode? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Combinatorial Pattern Matching 14th Annual Symposium, Cpm 2003, Morelia, Michoacn, Mexico, June 25-27, 2003, Proceedings (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Ricardo Baeza-Yates? Edgar Chavez? Maxime Crochemore? Springer? RicardoBaeza-Yates? EdgarChavez? MaximeCrochemore? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-PureMathematics-DiscreteMathematics? Subjects-Science-Mathematics-PureMathematics-Combinatorics? Subjects-Science-Mathematics-PureMathematics-DiscreteMathematics? Subjects-Science-Technology-General&Reference Applications and Theory of Petri Nets, 2003 24th International Conference, Icatpn 2003, Eindhoven, the Netherlands, June 23-27, 2003, Proceedings (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Wil Van Der Aalst? Eike Best? Wil Van Der Aalst? Springer? WilVanDerAalst? EikeBest? WilVanDerAalst? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-Networking-Networks,Protocols&APIs-Networks? Subjects-Computers&Internet-Networking-Networks,Protocols&APIs-General? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SoftwareEngineering? Subjects-Computers&Internet-Hardware-SystemArchitecture-ComputerDesign? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-PureMathematics-Logic? Subjects-Science-Technology-General&Reference Developments in Applied Artificial Intelligence 16th International Conference on Industrial and Engineering Applications of Artificial Intelligence and Expert Systems, Iea/Aie 2003, Laughborough (Lecture Notes in Computer Science) Springer? England) International Conference on Industrial & Engineering Applications of Artificial Intelligence & Expert Systems (16th 2003 Loughborough? Chris Hinde? Ali Moonis? Moonis Ali? Paul W. H. Chung? Springer? England)InternationalConferenceonIndustrial&EngineeringApplicationsofArtificialIntelligence&ExpertSystems(16th 2003 Loughborough? ChrisHinde? AliMoonis? MoonisAli? PaulW.H.Chung? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-Scripting&Programming-Agents? Subjects-Computers&Internet-Networking-DataintheEnterprise-DistributedComputing? Subjects-Computers&Internet-Networking-DataintheEnterprise-ExpertSystems? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-MachineVision? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-HumanVision&LanguageSystems? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Parallel Computing Technologies 7th International Conference, Pact 2003, Nizhni Novgorod, Russia, September 15-19, 2003 Proceedings (Lecture Notes in Computer Science) Springer? R. S. F. S. R.) International Conference on Parallel Computing Technologies (7th 2003 Nizhegorodskaia guberniia? Victor Malyshkin? Springer? R.S.F.S.R.)InternationalConferenceonParallelComputingTechnologies(7th 2003 Nizhegorodskaiaguberniia? VictorMalyshkin? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-Hardware-SystemArchitecture-ParallelComputing? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Control of Uncertain Systems With Bounded Inputs (Lecture Notes in Control and Information Sciences) Springer-Verlag? Sophie Tarbouriech? Germain Garcia? Springer-Verlag? SophieTarbouriech? GermainGarcia? ジャンル別? Subjects-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Engineering-Mechanical-ControlEngineering-AdaptiveControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-ControlEngineering-AdaptiveControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Algorithms-Real-TimeDataProcessing? Software Process Technology 9th European Workshop, Ewspt 2003, Helsinki, Finland, September 1-2, 2003 Proceedings (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Finland) Ewspt 200 (2003 Helsinki? Flavio Oquendo? Springer? Finland)Ewspt200(2003Helsinki? FlavioOquendo? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Biopolyesters (Advances in Biochemical Engineering/Biotechnology) Springer? W. Babel? A. Steinbuchel? Harvey W. Blanch? C. L. Cooney? I. Endo? S. O. Enfors? K. E. L. Eriksson? A. Fiechter? M. Hoare? B. Mattiasson? Springer? W.Babel? A.Steinbuchel? HarveyW.Blanch? C.L.Cooney? I.Endo? S.O.Enfors? K.E.L.Eriksson? A.Fiechter? M.Hoare? B.Mattiasson? ジャンル別? Subjects-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Bioengineering-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Biotechnology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-AgriculturalSciences-Biochemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-BiologicalSciences-Biotechnology? Subjects-Science-Chemistry-Organic-General? Subjects-Science-Chemistry-Biochemistry? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-BiologicalSciences-Biotechnology? Subjects-Science-Medicine-SpecialTopics-Biotechnology? Biological Micro- And Nanotribology Nature's Solutions (Nanoscience and Technology) Springer? Matthias Scherge? Stanislav N. Gorb? Springer? MatthiasScherge? StanislavN.Gorb? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Professional&Technical? ユーズドブック(洋書)-Science? Subjects-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Tribology? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Tribology? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-BiologicalSciences-Biophysics? Subjects-Science-Evolution-MolecularBiology? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-Biophysics? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Technology-Nanotechnology? Subjects-Science-Technology-Innovations? Subjects-Science-BiologicalSciences-Biology-Microbiology? High Performance Computing in Science and Engineering 2000 Transactions of the High Performance Computing Center, Stuttgart (Hlrs) 2000 Springer? High-Performance Computing Center? Egon Krause? Willi Jager? Springer? High-PerformanceComputingCenter? EgonKrause? WilliJager? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-66? Subjects-Computers&Internet-Networking-Networks,Protocols&APIs-General? Subjects-Computers&Internet-Software-WordProcessors&Editors-General? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-PerformanceOptimization? Subjects-Computers&Internet-Databases-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Computers&Internet-Home&Office-Windows-WordProcessing? Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-Philosophy-Science? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-NumberSystems? Subjects-Science-Experiments,Instruments&Measurement-Microscopes&Microsocopy? Subjects-Science-General Subjects-Science-History&Philosophy-General? Subjects-Science-Mathematics-General? Subjects-Science-Mathematics-NumberSystems? Subjects-Science-Technology-General&Reference Dependability of Engineering Systems Modeling and Evaluation Springer? Jovan M. Nahman? Springer? JovanM.Nahman? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-Statistics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Mathematics-Applied-Probability&Statistics? Subjects-Science-Mathematics-Applied-Engineering-Statistics? Subjects-Science-Technology-General&Reference ByPublisher-McGraw-Hill-McGraw-HillEngineeringStore-QualityEngineering-Manufacturing? Understanding the Properties of Matter Hemisphere Pub? Michael De Podesta? HemispherePub? MichaelDePodesta? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Reference? Subjects-Engineering-Reference? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Reference? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-QuantumTheory? Subjects-Reference? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-QuantumTheory? Subjects-Science-Reference-Engineering? Subjects-Science-Technology-General&Reference Formulas of Acoustics Springer? Fridolin P. Mechel? Springer? FridolinP.Mechel? ジャンル別? Subjects-Engineering-SpecialTopics-Acoustics? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-SpecialTopics-Acoustics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Acoustics&Sound? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-Acoustics&Sound? Subjects-Science-Physics-Dynamics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Interdisciplinarity in Technology Assessment Implementation and Its Chances and Limits (Wissenschaftsethik Und Technikfolgenbeilungl) Springer? M. Decker? Springer? M.Decker? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-Policy&CurrentEvents? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Business&Investing-Economics-Development&Growth? Subjects-Business&Investing-Economics-EconomicPolicy&Development? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-ManagementScience? Subjects-Nonfiction-Philosophy-General? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-General? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-Research? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-Sociology-General? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-Sociology-SocialTheory? Subjects-Nonfiction-Education-General? Subjects-Nonfiction-Economics-Development&Growth? Subjects-Nonfiction-Economics-General? Subjects-Nonfiction-Economics-EconomicPolicy&Development? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-Development&Growth? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-EconomicPolicy&Development? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-ManagementScience? Subjects-Science-Technology-General&Reference Business Continuity It Risk Management for International Corporations Springer? Martin Wieczorek? Uwe Naujoks? Robert Bartlett? Springer? MartinWieczorek? UweNaujoks? RobertBartlett? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Careers-Entrepreneurship? Subjects-Business&Investing-Economics-Microeconomics? Subjects-Business&Investing-Industries&Professions-MIS? Subjects-Business&Investing-International-General? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Leadership? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-RiskAssessment? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-InternetCommerce-Security? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-Security&Encryption-NetworkSecurity? Subjects-Computers&Internet-Business&Culture-Privacy? Subjects-Computers&Internet-Business&Culture-Manager sGuidestoComputing? Subjects-Computers&Internet-Databases-General? Subjects-Nonfiction-Economics-Microeconomics? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-Microeconomics? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Leadership? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-RiskAssessment? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-InformationManagement? Subjects-Reference-Careers-Entrepreneurship? Subjects-Science-Technology-General&Reference Sensing With Terahertz Radiation (Springer Series in Optical Sciences) Springer? Daniel Mittleman? Springer? DanielMittleman? ジャンル別? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-ImagingSystems? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-ImagingSystems? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Optics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Optics? Subjects-Science-Physics-NuclearPhysics-Radioactivity? Subjects-Science-Technology-General&Reference New Directions in Statistical Physics Econophysics, Bioinformatics and Pattern Recognition Springer? Luc T. Wille? Springer? LucT.Wille? ジャンル別? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-MathematicalPhysics? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-Applied-Probability&Statistics? Subjects-Science-Mathematics-MathematicalPhysics? Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-BiologicalSciences-Bioinformatics? Fundamentals of Piezoelectric Sensorics Springer-Verlag? Jan Tichy? Jiri Erhart? Erwin Kittinger? Springer-Verlag? JanTichy? JiriErhart? ErwinKittinger? ジャンル別? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-Electromagnetism-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Planungshilfe Fur Technologieorientierte Unternehmensgrundungen Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Guenter Hirth? Rainer Przywara? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? GuenterHirth? RainerPrzywara? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Careers-Entrepreneurship? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Reference-Careers-Entrepreneurship? Subjects-Science-Technology-General&Reference Cooperative Systems Control and Optimization (Lecture Notes in Economics and Mathematical Systems) Springer-Verlag? Don Grundel? Robert Murphey? Panos Pardalos? Oleg Prokopyev? Springer-Verlag? DonGrundel? RobertMurphey? PanosPardalos? OlegProkopyev? ジャンル別? ユーズドブック(洋書)-Business&Investing? ユーズドブック(洋書)-Computers&Internet? ユーズドブック(洋書)-Engineering ユーズドブック(洋書)-Professional&Technical? ユーズドブック(洋書)-Science? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-OperationsResearch? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SystemsAnalysis&Design? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-LinearProgramming? Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-OperationsResearch? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-Applied-LinearProgramming? Subjects-Science-Technology-General&Reference Engineering Risks Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Ulrich Hauptmanns? Wolfgang Werner? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? UlrichHauptmanns? WolfgangWerner? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Nuclear? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Nuclear? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Technology-Risks? Subjects-Science-Technology-Safety&Health? Theoretical Physics on the Personal Computer Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Erich Schmid? G. Spitz? W. Losch? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? ErichSchmid? G.Spitz? W.Losch? ジャンル別? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-Mathematics-Applied? Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Expert Systems in Engineering (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Georg Gottlob? Wolfgang Nejdl? Springer? GeorgGottlob? WolfgangNejdl? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-Networking-Networks,Protocols&APIs-Networks? Subjects-Computers&Internet-Networking-DataintheEnterprise-ExpertSystems? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-TheoryofComputing? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference The SGML Implementation Guide Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Brian E. Travis? Dale C. Waldt? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? BrianE.Travis? DaleC.Waldt? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-HTML,Graphics,&Design-SGML? Subjects-Computers&Internet-Software-WordProcessors&Editors-General? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-DesktopPublishing-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Applications of Databases (Lecture Notes in Computer Science) Springer? W. Litwin? Tore Risch? Springer? W.Litwin? ToreRisch? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Business&Investing? Subjects-Computers&Internet-Networking-Networks,Protocols&APIs-Networks? Subjects-Computers&Internet-Networking-DataintheEnterprise-Accounting? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-Databases-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Ultrafast Phenomena IX Proceedings of 9th International Conference (Springer Series in Chemical Physics) Springer-Verlag? P. F. Barbara? Springer-Verlag? P.F.Barbara? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-Lasers? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-Lasers? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Optics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Optics? Subjects-Science-Physics-NuclearPhysics-Atomic&NuclearPhysics? Subjects-Science-Physics-Applied? Subjects-Science-Technology-General&Reference Cleaner Technologies and Cleaner Products for Sustainable Development (Nato Asi Series. Partnership Sub-Series 2, Environment, Vol 2) Springer-Verlag? Harry M. Freeman? Zsuzsa Puskas? Rada Olbina? Springer-Verlag? HarryM.Freeman? ZsuzsaPuskas? RadaOlbina? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-66? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-Civil-Environmental-SolidWasteManagement? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Manufacturing? Subjects-Nonfiction-CurrentEvents-Poverty-SocialServices&Welfare? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Outdoors&Nature-Environment-EnvironmentalScience Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-SolidWasteManagement? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Manufacturing? Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-EarthSciences-EnvironmentalScience? Subjects-Science-EarthSciences-EnvironmentalScience Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Technology Education, Innovation, and Management Proceedings of the Wocate Conference 1994 Springer-Verlag? K. Langer? M. Metzing? D. Wahl? Springer-Verlag? K.Langer? M.Metzing? D.Wahl? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience? Subjects-Computers&Internet-Business&Culture-ProjectManagement-Ergonomics? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Ergonomics? Subjects-Nonfiction-Education-EducationTheory-SchoolManagement? Subjects-Nonfiction-Education-InstructionMethod-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Ergonomics? Subjects-Professional&Technical-Education-Administration-SchoolManagement? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Advances in Spatial Databases 4th International Symposium, Ssd '95, Portland, Me, Usa, August 6-9, 1995 Proceedings (Lecture Notes in Computer Science) Springer-Verlag? Max J. Egenhofer? John R. Herring? Springer-Verlag? MaxJ.Egenhofer? JohnR.Herring? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-StructuredDesign? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SystemsAnalysis&Design? Subjects-Computers&Internet-Databases-DatabaseDesign? Subjects-Computers&Internet-Databases-DataStorage&Management-DataMining? Subjects-Computers&Internet-Databases-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Science-EarthSciences-Geography-General? Subjects-Science-EarthSciences-Geography-InformationSystems? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Travel-UnitedStates-States-Oregon-Portland? Subjects-Travel-General? Spreadsheets in Science and Engineering Springer-Verlag? Gordon Filby? Springer-Verlag? GordonFilby? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Spreadsheets-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SoftwareEngineering-Methodology? Subjects-Computers&Internet-Home&Office-Spreadsheets-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Medicine-Specialties-Pathology-ClinicalChemistry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Medical-Medicine-InternalMedicine-Pathology-ClinicalChemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-Applied-Statistics? Subjects-Science-Education-Research? Subjects-Science-Experiments,Instruments&Measurement-Methodology&Statistics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-Applied-Probability&Statistics? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Medicine-Specialties-Pathology-ClinicalChemistry? From Quantum Mechanics to Technology Proceedings of the Xxxiind Winter School of Theoretical Physics, Held in Karpacz, Poland, 19-29 February 1996 (Lecture Notes in Physics) Springer-Verlag? Zygmunt Petru? Jerzy Przystawa? Krzysztof Rapcewicz? Springer-Verlag? ZygmuntPetru? JerzyPrzystawa? KrzysztofRapcewicz? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Circuitry-CircuitComponents? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Circuitry-SolidStateCircuits? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Circuits? Subjects-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Circuits? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-QuantumTheory? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-SolidStatePhysics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-QuantumTheory? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-General? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-CondensedMatter? Subjects-Science-Technology-General&Reference Nmr Basic Principles Progress (NMR) Springer-Verlag? Spiess? Springer-Verlag? Spiess? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-66? Subjects-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Medicine-Specialties-Pathology-ClinicalChemistry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Professional&Technical-Medical-Medicine-InternalMedicine-Pathology-ClinicalChemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Chemistry-Analytic? Subjects-Science-Chemistry-Analytic? Subjects-Science-Chemistry-Organic-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Medicine-Specialties-Pathology-ClinicalChemistry? Applied Parallel Computing Industrial Computation and Optimization Third International Workshop, Para '96 Lyngby, Denmark, August 18-21, 1996 Proceedings (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Jerzy Wasniewski? Jack Dongarra? Kaj Madsen? Dorte Olesen? Springer? JerzyWasniewski? JackDongarra? KajMadsen? DorteOlesen? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Algorithms-General? Subjects-Computers&Internet-Programming-General? Subjects-Computers&Internet-Hardware-SystemArchitecture-ParallelComputing? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Nonfiction-SocialSciences-Sociology-General? Subjects-Science-Technology-General&Reference Subjects-Science-Technology-General&Reference 洋書
https://w.atwiki.jp/oper/pages/177.html
第3場 (アルベリヒ、ミーメ、ヴォータン、ローゲ) (あちらこちらの方角から、赤黒い光がほのかに射しているが、見渡せないほど遠くまで広がっている地下の坑道までは見渡せず、あらゆる方角に開いている狭い縦穴がその存在を推測させるのみである) (アルベリヒは悲鳴を上げるミーメの耳をつかんで、脇の坑道から無理やり引っ張り出す) アルベリヒ おい!こら! こっちに来い!ずるい小びとめ! お前は、俺にきつくつねられても文句は言えまい。 俺が注文した精巧な頭巾を、 今のところまだお前は作っていないのだから! ミーメ (泣き叫びながら) 痛い!痛い! 放してくれ! 命じられたとおりに、 丹精込めて作っておいた。 そんなに耳に 爪を立てないでくれ! アルベリヒ (ミーメを放しながら) それなら、なんで 早く俺に見せないんだ? ミーメ まだやり残したことがないかと思って、 ためらってたんだ。 アルベリヒ 何がまだ足りないんだ? ミーメ (困惑して) こことか・・・あそことか・・・ アルベリヒ どこだというのだ?頭巾をよこせ! (アルベリヒは、またミーメの耳をつまみあげようとする。ミーメは恐怖のあまり、震えながら両手に持っていた金物細工を取り落す。アルベリヒは素早く拾い上げ、じっくりと品定めする) ほら、見てみろ!この嘘つきめ! 俺が命じたとおりに、みんな仕上げているじゃないか! さては、間抜けなお前は、俺を騙そうとしていたのだな? 俺が知恵をしぼって、作り方を教えた この貴重な頭巾を自分の物にしようとしていたのだな? お前は、バカな泥棒というわけか? (アルベリヒは、その金物細工を「隠れ頭巾」として頭にかぶる) 頭にぴったりはまるぞ・・・ 魔力は現れるだろうか? (きわめて小さな声で) 夜と霧・・・たちまち誰も、いなくなる! (アルベリヒの姿は消え、その場所には、柱のように密集した霧しか見えなくなる) 弟よ・・・俺が見えるか? ミーメ (不思議そうに辺りを見回す) どこに行ったんだ?まるで見えない。 アルベリヒ (姿を消したまま) 見えないなら感じろ!性根の腐りきったならず者め! 泥棒しようっていう魂胆の報いだ! ミーメ (音がするだけで形は見えない鞭が振り下ろされ、ミーメは叫び声を上げてのたうち回る) うおっ!うおっ!痛い!痛い! アルベリヒ (姿を見せないまま大笑いする) ワッハッハッハッハッハ! ありがとよ!バカめが! だが、お前の腕の良さは証明済みだ! おおい!おおい! ニーベルングの者どもよ!このアルベリヒ様にひざまずけ! 俺は今や至る所にいて、お前達を監視しているぞ。 休む時間はもうなくなったぞ。 お前たちは見えないアルベリヒのために働かねばならん。 いないと思うな!見えなくともどこにでもいるのだ! これでお前たちは常に俺の奴隷なのだ。 (声を張りあげて) おおい!おおい!聞こえるだろう!アルベリヒが来るぞ。 ニーベルング族のあるじ、アルベリヒが! (霧の塊は、次第に後方に消えていく。アルベリヒの怒鳴り声や罵り声がますます遠くなっていくのが聞こえてくる。それに答えるような唸り声や悲鳴も聞こえてくるが、ついには遙か遠くへと消えていく。ミーメは激痛のあまりうずくまっている。ヴォータンとローゲが、上に開いた岩の裂け目から登場し、下へと降りてくる) ローゲ ニーベルハイムに到着です。 うっすらとした霧の向こうに、 何やら火花のようなものが瞬いてますな? ミーメ おお!おお!痛い! ヴォータン 大声でうめいている・・・ あの岩場に何かいるようだが? ローゲ (ミーメに顔を近づけて) どうしてお前は泣いているんだ? ミーメ うう!うう!痛い!おお! ローゲ おや!ミーメじゃないか!いつもは元気な小びとなのに! どうして体のあちこちがそんなに痛むんだ? ミーメ ほっといてくれ! ローゲ もちろん、そうしてやるさ。 だが、何か手助けできることがないか?なあ? ミーメ・・・お前を助けたいんだよ! (ローゲは苦労してミーメを起き上がらせる) ミーメ 誰が助けてくれるって言うんだ? 血を分けた兄が俺を囚人のように縛りつけて、 俺はその言いつけに従わねばならないんだ。 ローゲ お前を縛りつけるだって? なぜお前の兄は、そんな権力を持ったんだ? ミーメ 邪悪な陰謀をめぐらして、アルベリヒは、 ラインの黄金から、黄色い指輪を作り上げた。 その強い魔力に、俺達は驚き、震えあがっている。 アルベリヒは指輪で、俺達をみな拘束している。 ニーベルング族の夜の軍勢の全てをだ。 いつもなら俺達は、のんきな鍛冶屋として、 女房たちの飾りや、楽しい装身具、 可愛らしいニーベルングのおもちゃを作っていて、 つらいながらも楽しくやっていた。 ところが、あの下司野郎は、 我々に坑道に入るよう無理強いし、 あの男一人のために、ひっきりなしに働かせるのだ。 あの男の強欲は、黄金の指輪の力を使い、 どの立坑から、新たな財宝の光が出るか探り当てる・・・ だから、俺達は探って、触って、掘らねばならず、 採った鉱石を溶かし、また鋳物にせねばならんのだ。 息つく暇もなく、 主人のために宝を積まねばならないのだ。 ローゲ なるほど。だから今、怠けていたお前に、怒りが爆発したというわけだな。 ミーメ ああ…誰よりも哀れな俺を、あいつは一番ひどくこき使ったのだ。 頭巾のような金物細工を、あいつは俺に作るように命じた。 その作り上げ方も、俺に詳しく指示した。 しかし、そこで利口な俺は気づいたのだ。いま作っている 金物細工を俺が手に入れれば、強大な力が手に入ることに。 だから、俺はその頭巾を手元に置いておき、 その魔力により、 アルベリヒの強制をかわそうとした。 万が一・・・そう、万が一にも あの厄介な男の裏をかければ、 あの男を俺の力で組み伏し、 指輪を奪うことも夢ではない。 そうすれば、今俺が奴隷として、あの厚顔な男に仕えるように、 (金切り声をあげて) 解放された俺に、あの男も仕えるだろうと! ローゲ そんなに利口なお前が、なぜしくじったのだ? ミーメ ああ・・・金物細工を作り上げた俺だが、 あの男が考えていた魔力が 俺には分からなかったのだ! 俺に細工を造らせ、後から取り上げた男は、 今になってその魔力を教えてくれた。 あの頭巾に込められた企みを。 だが、もう遅かった・・・ あの男は俺の視界から消え失せ、 見えない腕で、何も見えない俺に 平手打ちを食らわせて、コブを作らせる。 (がなり立て、すすり泣きながら) 間抜けな俺には、それが相応のご褒美というわけさ! (ミーメは痛さのあまり背中を撫でさする。ヴォータンとローゲは大笑いする) ローゲ (ヴォータンに) どうです?捕まえるのは容易ではなさそうですな。 ヴォータン だが勝てるはずだ!お前が知恵を貸してくれれば。 ミーメ (神々の高笑いに戸惑いながら、しげしげと神々を見る) そんな質問をするお前たちは、 一体どこの誰なのだ? ローゲ お前の友人だよ。 ニーベルング族の人々を苦難から解放しに来たんだ! ミーメ (アルベリヒがまたやってくる音を聞きつけ、驚いて飛び上がる) 気をつけろ!アルベリヒが来るぞ。 ヴォータン 私はここで待つとしよう。 (ヴォータンは悠々と石の上に腰掛け、ローゲはその脇で石に体をもたせかける。隠れ頭巾を頭から脱いでベルトに下げたアルベリヒが鞭を振りながら、舞台のさらに深い所にある谷から登って来て、ニーベルング族の一団を追い立てている。 この一団は、金銀細工を持っているが、アルベリヒの執拗な強要を受け、それらを全て山のように積み、ひとかたまりの財宝のように積み上げている) アルベリヒ こっちだぞ!あっちだ!おい!こら! 怠け者どもめ!宝の山を積み上げろ! 早く登ってこい!さっさとやれないのか? 恥知らずな奴らめ!金銀細工をよこせ! 手伝ってやろうか?全員集合だ! (突然ヴォータンとローゲの姿が目に入る) うっ!誰だ?誰が侵入してきたのだ? ミーメ!来い!けちな悪党め! お前、こんなはぐれ者どもと、だべっていたのか? 行っちまえ!クズめ! すぐに鋳直し、仕事するんだ! (ヴォータンはミーメを鞭で打ちながら、ニーベルング族の群れの中に追いやる) さあ!仕事にかかれ! 全員出て行け!さっさと下に降りて行け! 新たな立坑から黄金を掘り出せ! 早く掘らないと、鞭打ちだぞ! ミーメよ、誰もさぼらないと保証しろ。 さもないと、俺の鞭打ちを食らわせるぞ! 俺はどこにでもいるぞ。誰にも思いつかない場所にもな! そんなことはお前はよく知っているだろう! 何をぐずぐずしている?まだためらっているのか? (アルベリヒは指から指輪を引き抜くと、それに口づけし、威嚇するように前に突き出す) 震えあがるがいい!飼いならされた者どもよ! 指輪の持ち主の言いつけに従うのだ! (阿鼻叫喚のうちに、ミーメを含むニーベルング族は散り散りに逃げ去り、それぞれ立坑の中へと滑り降りていく) アルベリヒ (強い不信感を示して、まじまじとヴォータンとローゲを見つめる) ここで何をしようと言うのだ? ヴォータン ニーベルング族の住む夜の国について、 最新の噂を仕入れたものでな。 ここでアルベリヒが、驚異のわざを成し遂げたと言う。 我々は野次馬の興味がうずき、一目それを見たくてやって来たのだ。 アルベリヒ ニーベルハイムに来た理由は、「興味」というより「妬み」だろう。厚顔無恥なお前たちが何者か、俺はちゃんと知っているぞ! ローゲ 知っているどころじゃないだろ?子どもじみた小びとよ・・・。 あんたに怒鳴られているあたしを誰だと思っているんだ? お前が冷たい穴にうずくまり、寒い思いをしている時、 このローゲが微笑みかけなかったら、 誰が暖かな炎と、明かりを、あんたに与えたというのだ? お前の鍛冶仕事なぞ何の役に立つ? もしも、あたしが、鍛冶仕事に必要な熱を与えなかったら・・・。 あんたとあたしは従兄弟だし、昔は友達だったじゃないか。 それなのに、そんな挨拶はあんまりというものだ! アルベリヒ 今ローゲが微笑みかけているのは、地の精の俺ではなく、光の精である神々ではないか。 このずる賢い悪党め。 だがお前は、以前俺に対していたのと同じで、 今回も神々の不実な友人として振る舞うんだろう。 ハハハ!うれしくなっちまうぜ! あいつらを怖がる必要など、もうないってもんだ。 ローゲ なるほどね。あたしを信じられないと? アルベリヒ 信じられるのは、お前の誠実ではなく、不実だけだ! (挑発的な態度を取りながら) だってな。俺はお前達全員に公然と刃向うつもりなんだ! ローゲ お前は権力を得て、気持ちが高ぶっているようだな。 それほど凄まじい力を手に入れたというわけか! アルベリヒ 俺の率いる軍勢があそこに積み上げた宝が お前の目にも映るだろう? ローゲ なんと羨ましい財宝だ・・・あんなのは見たことがない。 アルベリヒ あんなのは今日だけの分で、ごくわずかな量にすぎん。 これからも、強力に事業展開して、増やし続けるのだ。 ヴォータン しかし、これだけ財宝があっても何の役に立つのだ? 娯楽も気晴らしもないニーベルハイムでは、 宝と引き換えに手に入るものは何もないだろう? アルベリヒ 宝を掘り出し、隠しておくためには、 ニーベルハイムの夜は役に立つ。 しかし、洞窟に積み上げた宝を使って、 そのあと俺が計画しているのは、もっと壮大なことだ。 この宝を使って、俺は全世界を我が物にするつもりだ! ヴォータン 失礼だが、まずどこから手を付けようというのかね? アルベリヒ 柔らかな大気が通う天上にお前たちは住み、 笑ったり愛し合ったりしているが、俺は黄金の拳で お前たち神々を一人残さず捕えてやる! 俺が愛を諦めたように、 生き物すべてが愛を諦めるようにしてやるのだ! 金の力に物を言わせて、お前達が金が欲しくてたまらず、 金のことしか考えないようにしてやるのだ! 楽しい天上の高みにいて、 お前たちは幸せなゆりかごに揺られている・・・ 真っ黒な姿をした小びとなど、 贅沢三昧のお前達には軽蔑の対象でしかなかろう! だが注意しておけよ!注意しておけよ! お前達一族のうち、まず男たちが俺に服従し、 そのあと俺の求婚をすげなく断った綺麗な女たちも、 小びとのこの俺が、快楽の道具にしてやるのだ。 愛が俺に微笑むことはないとしてもな! (けたたましく笑いながら) ハッハッハッハ!聞いたか? 夜の軍勢に注意するんだな! ニーベルングの宝を、 静かな地底から続々と地上に運び上げてくるぞ! ヴォータン (激昂して) 消え失せろ!極悪人めが! アルベリヒ 何だと? ローゲ (間に割って入って) まあまあ、冷静に! (アルベリヒに向かって) ひとたびお前さんの成した偉業を知れば、 奇蹟と感じない者がいるだろうか? 壮大な謀りごとが実を結び、 財宝を思うままに操ることができれば、 あたしとて、お前さんを最高の権力者と讃えずにはおくまい。 そうなれば、月も星辰も、輝く太陽も、 もはや何一つできることはなく、 ひたすらお前に服従するだけだ。 だが・・・何より肝心だと思うのは、 宝を集めるニーベルングの軍勢たちが、 妬みを持たずに、お前に従うだろうかということだ。 お前が大胆不敵にも手に入れた指輪・・・ お前の一族は、その指輪に震えおののいたのだ。 しかし、お前さんの寝ている間に泥棒が忍び込み、 首尾よく指輪を奪い取ったらどうするつもりだ? お前さんのような賢い男でも、どうしようもあるまい? アルベリヒ ローゲよ・・・最高の策士だと自惚れているお前は、 他の者たちは皆バカだと思っているのだな。 俺が謝礼をたっぷりはずんで、 お前の忠告や助力を求める言葉を、 こそ泥のお前は聞きたくてたまらんのだな! だが俺は、隠れ頭巾を思い付き、 丁寧な仕事をする鍛冶屋ミーメに、 俺のために造らせたのだ。 この隠れ頭巾を使えば、素早く変身し、 思い通りに姿を変えることができるのだ。 誰が探し回ろうと、俺は目に見えない。 目に見えないにもかかわらず、あらゆる場所にいるのだ。 だから、俺は、 お前のことなぞ何も心配していない。 ご心配なく!ご友人! ローゲ あたしは、世に稀なこと、数多のことを目にしたが、 これほど不思議な話を聞いたことはない。 そんな比類のない金物細工なんて信じられるものか! 万一そんなものがあったら、 お前さんの権力は、不滅ということじゃないか! アルベリヒ 俺がローゲと同じホラ吹きだとでも言うのか? ローゲ 自分の目で確かめるまでは、 小びとの言うことなんて信じられないね。 アルベリヒ バカな奴ほど、自分は賢いと 大口をたたくものさ! 今にうらやましくてたまらなくなるぞ! さあ・・・言ってみろ! どんな姿に早変わりすればいいんだ? ローゲ なんでもお望みのものを。 ただ、あたしが驚いて声も出ないようなやつを。 アルベリヒ (隠れ頭巾を頭にかぶって) 大蛇よ!トグロを巻け! (たちまちアルベリヒの姿は消え、彼のいた場所には、ものすごい大蛇がトグロを巻いている。大蛇は鎌首をもたげ、くわっと開いた口をヴォータンとローゲに突き出す) ローゲ (恐ろしくてたまらぬような振りをする) ひえっ!ひえっ! なんて恐ろしい大蛇だ!あたしを食うんじゃない! ローゲの命ばかりはご容赦を! ヴォータン ハハハ!立派なもんだ!アルベリヒ! 悪党のお前にしては、上出来だ! よくもこんなに素早く、 小びとから大蛇にまで、でかくなったものだ! (大蛇がいなくなると、その場所にはたちまちアルベリヒが実際の姿で現れる) アルベリヒ どうだ!知者さんたちよ・・・これでやっと信じたか? ローゲ 震えが止まらないあたしを見れば分かるだろう。 何とも素早く大蛇に変じたものだ。 あれを見たからには、お前の起こした奇蹟を 喜んで信じるというものだ。 だが一つ・・・ さっきでっかくなったのと同じように、 ちっちゃくなることもできるのか? 身に振りかかる危険から逃れるためには、 そうすることが最も賢い選択だと思うのだ。 とはいえ、さすがにそれは至難の業だろうな! アルベリヒ 至難の業などと言うのは、お前がバカだからだ! どれぐらい小さくなればいい? ローゲ ヒキガエルが身を隠すため、 小さな隙間に入れるぐらいに。 アルベリヒ プハハッ!お安い御用だ!よく見ていろよ! (アルベリヒはまた隠れ頭巾をかぶる) 背の曲がった灰色ヒキガエルよ、這い出でよ! (アルベリヒの姿は消え、石の中にヒキガエルが這っているのを神々は見つける) ローゲ (ヴォータンに) すぐに、そのヒキガエルを捕まえるのです! (ヴォータンは足でカエルを踏みつけ、ローゲはカエルの頭を押さえて、隠れ頭巾を取り上げる。突然、実際のアルベリヒの姿が現れ、ヴォータンの足元で身をよじっている) アルベリヒ うえっ!ちくしょう!つかまっちまった! ローゲ 縛り上げるまで、しっかり押さえていてください。 (ローゲは縄を取り出し、アルベリヒの手足を縛る。アルベリヒは怒り狂いながら抵抗したが、ヴォータンとローゲは縛り上げられたアルベリヒをつかまえて、彼らがやって来た岩の裂け目へと引きずっていく) ローゲ さあ、早く引っ張り上げましょう。上に行けばこっちのものです! (全員姿を消し、上へと登っていく) 第4場 アルベリヒ、ヴォータン、ローゲ、その他の神々、エルダ、3人のラインの娘たち (場面は、前回と正反対の方向に転換するだけであり、再び鋳鉄工の立てる騒音の場面を通過すると、さらに上方に向かう舞台転換が続く。最後に、第2場と同じ山頂の上の開けた地帯が再び広がるが、今はまだ、フライア誘拐直後の第2場から第3場にかけての舞台転換の直前と同じく、薄暗い霧に包まれたままである。) (ヴォータンとローゲは、縛り上げたアルベリヒを引き連れて、岩の裂け目から登り出てくる) ローゲ さあ!従兄弟よ!しっかり座って! ほら、のぞいてみなよ! 無精者のお前が手に入れたがっていた世界が目の前にあるぞ。 お前さんの目論見では、この世界のどこに、 あたしの小屋を建ててくれる予定だったんだい? (踊りながら、ローゲは指をパチパチ鳴らす) アルベリヒ 恥知らずの強盗め!ずる賢い奴め!悪党め! 縄をほどけ!解放しろ! 厚顔無恥なお前がした、この悪事のツケは高くつくぞ! ヴォータン お前は捕らわれて、私の捕虜となったのだ。 かつては、あの世界を、また生きとし生ける全てを 自分の力にひれ伏させようと目論んだのに、 今は縛られて私の目の前にいるのだ・・・ 臆病者のお前とて、それは否定できぬ事実だろう! 解放してやるには、それ相応の対価が必要だ。 アルベリヒ ああ・・・俺はなんてバカだったんだ!ぼうっとした間抜けだ! 愚かにも、こんな泥棒の詐術に引っかかるとは! すさまじい復讐をして、この失敗を挽回してやる! ローゲ 復讐するためにも、 まずは何を置いても自由の身になることを考えろ・・・ 縛られた男に、 誰が悪事の償いなどするものか。 復讐しようと思うなら、 時間を無駄にせず、 対価の支払いのことを考えろ! (指をパチンと打ち鳴らし、支払方法を示す) アルベリヒ (つっけんどんに) 何が欲しいか言ってみろ! ヴォータン 宝と、お前の輝く黄金だ。 アルベリヒ 強欲な泥棒野郎めが! (独り言で) だが、指輪さえ持っていられれば、 宝なぞ、いずれ簡単に手に入る。 指輪で命じさえすれば、 すぐにまた手に入れ、 たくさん増やすことができる。 そうなった日には、今日の出来事さえ、 わしが賢くなるための茶番劇となろう。 そう思えば、高すぎる授業料でもなかろう。 つまらぬ宝など差し出したとて。 ヴォータン 宝を差し出すか? アルベリヒ 手の縄をほどいてくれれば、宝を持って来させよう。 (ローゲが右手の縄を解くと、アルベリヒは指輪に口をつけ、ひそやかに呪文をささやく) さあ、俺はニーベルング族を呼んだぞ。 主人の言いつけに従って、財宝を地底から、 日の当たる所に運び上げる音が聞こえる。 さあ・・・わしを縄からほどけ! ヴォータン だめだ・・・全て支払いが終わるまではな。 (ニーベルング族が鋳つぶした財宝を運びながら、坑道を登って現れる。次のアルベリヒの台詞の間、彼らは財宝を積み上げていく) アルベリヒ ああ・・・恥ずかしい!恥ずかしい! 臆病な奴隷どもに、 団子のように縛られた俺の姿を見られるなんて! (ニーベルング族に向かって) 命じたとおり、あそこに持って行け! 宝をすべて積み上げろ! のろまめ!俺に手伝わせるのか!? こっちを見るな! 急ぐんだ!急げ! そして仕事が終わったら、 とっとといなくなれ! 坑道に帰れ! 怠けたら酷いぞ! すぐに追いかけていくからな! (アルベリヒは指輪に口づけし、威嚇するように突き出す。殴られでもしたかのように、ニーベルング族は恐れおののいて坑道へと殺到し、素早く飛び降りていく) 支払いは終わったぞ・・・ もう行かせてくれていいだろう。 ローゲが持っている あの隠れ頭巾も、 どうか俺に返してくれ! ローゲ (隠れ頭巾を宝の山の上に放り投げながら) これももちろん対価のうちさ。 アルベリヒ ちくしょう!泥棒め! (小声で) だが今は我慢だ! 前にあの頭巾を造った奴が、またもう一つ造るのだ。 俺にはまだミーメを従わせる力がある。 ローゲのような狡猾な敵に、こんないい武器を渡すのが、 良くないことは間違いないが! さあ、いいだろ!これでアルベリヒは何もかも渡した。 悪人どもよ、縄を解け。 ローゲ (ヴォータンに) もういいですか?自由の身にしてやりますか? ヴォータン お前の指に光る金色の指輪・・・ 小びとよ・・・聞こえるか? 私が思うに、それも宝の一部だ。 アルベリヒ (仰天して) 指輪だと? ヴォータン お前を解放するためには、それが必要だ。 アルベリヒ (わななきながら) 命を取られても、この指輪だけは! ヴォータン (やや声を荒げて) 私は、その指輪を欲しいのだ。 お前の命なぞ好きにしろ! アルベリヒ 俺の体と命が放免されるというなら、 この指輪も放免してくれ。 この手や頭が、目と耳が、 俺のものでなくなるのと同じことなのだ。 俺の赤い指輪を手放すということは! ヴォータン 指輪がお前のものだというのか? 狂ったのか?恥知らずの小びとめ。 落ち着いて考えてから言ってみろ・・・ お前は誰からその黄金を奪い、 輝く指輪に作り直したのだ? 悪人のお前が川底から奪ってきたものが、 どうして「お前のもの」なはずがある? ラインの娘たちの所で聞いてみろ! お前が奪い取って指輪にした黄金を、 お前のものとしてくれるかどうか! アルベリヒ 恥ずべき悪だくみだ!汚い詐欺だ! お前は、俺の罪を非難するが、泥棒のお前にとって、 それは好都合だったのではないか? お前だって、嬉々としてライン河に 黄金を奪いに出かけたのではないか? もしも、指輪を鋳直すことさえ、 お前にたやすく出来たなら・・・。 偽善者のお前にとって、何とも有難いことだったのではないか? ニーベルング族のこの俺が、恥ずべき苦しみにまみれ、 こみあげる怒りにまかせて、 恐るべき魔力を手にしたおかげで、 今お前がその果実を味わっているということは。 不幸な男、恐怖に身を焼かれた者の 呪いに満ちた恐ろしい行為は、 権力者の気晴らしぐらいには役立つだろう。 だが、俺の呪いまで、お前に喜びを与えるだろうか? 気をつけるがいい!君臨する神よ! 俺は悪事を行ったが、それは俺の勝手だ。 だが、お前は・・・かつてあったもの、 今あるもの、これからあるもの全てに、 悪事を働くことになるのだぞ。不死なる神のお前は! もしも、強欲にも、俺から指輪を奪い取ったりすれば! ヴォータン 指輪をよこせ! どんなに騒いだところで、 お前には何の権利もないのだ。 (ヴォータンはアルベリヒをつかみ、アルベリヒの指から、凄い力で無理やり指輪を抜き取る) アルベリヒ (けたたましい叫び声を上げて) ああ!終わりだ!俺は破滅だ! 惨めな奴隷・・・それも最も惨めな奴隷になってしまった! ヴォータン (じっくりと指輪を見つめながら) これにより、私の地位は高まり、 支配者の中の支配者となるのだ! (ヴォータンは指輪をはめる) ローゲ 解放してやりますか? ヴォータン 縄をほどいてやれ! ローゲ (アルベリヒを縛っていた縄を完全にほどく) さっさと帰るんだな! もうあんたを縛る縄はない・・・ どこにでもご自由に! アルベリヒ (地面から立ち上がりながら) 自由なのか?俺は? (激しい怒りのあまり笑いに変じながら) 本当に自由なのだな? ならば、俺の自由を祝って、 お前達に最初の挨拶をしてやろう・・・! 俺が呪いを込めて造ったように、 この指輪もまた呪われよ! 指輪の生み出す黄金が、俺に無限の権力を与えたように、 指輪の魔力よ!指輪の持ち主に死をくだせ! どんな陽気な男も、指輪とともに、明るく生きることはできず、 どんな幸福な男も、指輪の光の中で、幸せではいられない! 指輪を持つ者は、不安にやつれ、 持っていない者は、嫉妬に苦しむ! 誰もが指輪を持ちたいと望むのに、 指輪から利益を引き出す者は一人もいない! 何かの用に使わずとも、持ってさえいれば、 その身に死神を招いてしまう! 臆病者よ!死の運命に恐れおののけ! 生きている間は、欲望に苦しみ、最後は野垂れ死ね! 指輪の持ち主は、指輪の奴隷なのだ・・・ 俺の手に、奪われた指輪が戻ってくるその日まで! この危急存亡のとき、ニーベルング族の俺は 呪いをかける・・・この俺の指輪に! さあ、持っていろ。 (笑いながら) せいぜい大事にするがいい。 (怒りをあらわにして) お前はもう俺の呪いから自由になることはないのだ! (アルベリヒは素早く坑道に姿を消す。前景の濃い霧は、次第に晴れていく) ローゲ 素敵な挨拶でしたな・・・お聞きになりましたか? ヴォータン (手にはめた指輪を、陶然として見つめながら) 悪口ぐらいは言わせておいてやれ! (ますます明るくなってくる) ローゲ (舞台の右手を眺めながら) ファゾルトとファフナーがはるばるやって来ます。 フライアもいっしょです。 (ますます晴れていく霧の中に、ドンナー、フロー、フリッカの姿が現れ、前景に向かって進んでくる) フロー ご帰還だ! ドンナー ご無事で!兄さん! フリッカ (心配そうにヴォータンに向かって) 首尾は上々でしたか? ローゲ (宝の山を指差しながら) たくらみと暴力を使って大成功でございました・・・ あそこにフライアを解放するものが積んであります。 ドンナー 巨人どもの手から離れて、美の女神がやって来るぞ。 フロー なんとも心地よい風が再びそよぎ、 心は楽しい想いに満たされる! 我らは何と惨めだったろう・・・ もしも、永遠に女神と離れ離れになっていたら・・・ 悩みなき永遠の青春の弾けるような歓びを、 女神は我らに与えていたのだ。 (舞台前景が再び明るくなる。神々の容貌は再び最初の輝きを取り戻す。だが、背景には霧のヴェールがかかっており、城は見えないままである。ファゾルトとファフナーが、間にフライアを挟みながら登場する) フリッカ (嬉しそうに妹のフライアのもとに駆けより、彼女を抱きしめようとする) 大好きなひと!可愛いひと! やっと帰って来たのね? ファゾルト (フリッカを押しとどめる) 待て!触るんじゃない! フライアはまだわしらのものだ。 リーゼンハイムの大きな境界石に腰掛けて、 わしらは休んでおった。 誠実に、人質のフライアの世話をしながらな。 ほんとうは悲しいのだが、返してやろう。 お前達が、わしら兄弟に、代価を支払うならば。 ヴォータン 代価の用意はできている。 どうぞ黄金の量を計ってもらいたい。 ファゾルト いいか?・・・この女性がいなくなればわしは辛くて仕方ない。 この花咲く乙女がもうわしの意識に上らぬよう、 わしの目に写らないように、財宝を山と積み上げて、 すっぽり覆い隠してしまうのだ。 ヴォータン フライアの姿に合うように物差しを立てよ! (フライアは巨人達の間に立たされる。巨人達は手に持った木の杭をフライアの両脇の地面に突き刺し、彼女と同じだけの高さと幅にする) ファフナー 木の杭で、人質と同じだけの枠を作ったぞ。 さあ、財宝を積み上げて、いっぱいにしろ! ヴォータン 早くやれ!気持ちが悪くなる! ローゲ 手を貸すんだ!フロー! フロー フライアの恥をさっさと終わらせよう。 (ローゲとフローは柱の間に、急いで金塊を積み上げる) ファフナー そんなに適当に、ゆるく積むんじゃない! (ファフナーは金銀細工を力ずくで、ぎゅっと押し込む) 枠いっぱいに、隙間なく固く積むのだ。 (身をかがめて、隙間がないか探す) まだ向こうがみえるぞ。 この穴をふさげ! ローゲ 近づくな!無礼者め! ファフナー ここだ! ローゲ つかむなと言っているだろう! ファフナー ここだというのだ!裂け目をふさげ! ヴォータン (目をそらして不機嫌に) 胸の奥深く、恥辱の炎が燃える! フリッカ (フライアにじっと目をやりながら) 見える?・・・あの高貴な女神が、こんな辱めを受け、 無言のまま、ただ苦悩する瞳で救いを求めている。 悪いのはあなたよ!愛らしい女神に、こんな思いをさせたのは! ファフナー まだだ!もっと持って来い! ドンナー もう我慢できんぞ・・・この恥知らずの野郎のせいで、 怒りが泡を吹きそうだ! 向かって来い!お前ら!そんなに計りたいってんなら、 俺がお前たちの力を計ってやろうじゃねえか! ファフナー 落ち着け!ドンナー!ゴロゴロやるのは必要な時にしろ。 ここでガラガラッとやっても、何の役にも立たないぞ! ドンナー (ハンマーを構えて) 恥知らずどもを粉々にすりゃ、いいじゃねえか! ヴォータン 落ち着くのだ! フライアはもう見えなくなったと思うが。 ローゲ 財宝も尽きました。 ファフナー (宝の山をじっくりと眺めまわし、隙間がないか探す) まだ美の女神ホルダの髪が光っているぞ。 そいつを上に乗せろ! ローゲ なんと?この頭巾をか? ファフナー さっさとよこせ! ヴォータン くれてやるがいい! ローゲ (隠れ頭巾を宝の上に放り投げる) これで全部だ! もうこれで満足かい? ファゾルト もう美の女神フライアには会えないのだな・・・ 返さねばならぬのか?戻さねばならぬのか? (ファゾルトは近くに歩み寄って来て、財宝のすき間から中をのぞく) おお!まだフライアの輝く眼差しが、わしに迫ってくる。 あの目の、星のような輝きが、わしを虜にする・・・ ごくわずかの隙間でも、わしはこの眼差しを見つけてしまう。 (我を忘れて) この美しい目が、わしの目に入る限り、 この女神をどうしても諦めきれぬ! ファフナー おい!何とかしろ! 裂け目をふさげ! ローゲ まだ飽き足らないのか!わかるだろう? 宝はもう出し尽くしたよ。 ファフナー おいおい!何をバカなことを! ヴォータンの指に、黄金の指輪が光っているだろう。 それを差し出して、裂け目をふさぐんだ! ヴォータン なんだと!この指輪をか? ローゲ さあさあ、みなさん、お聞きあれ! もともとこの黄金はラインの娘たちのもの。 ヴォータンは、彼女達にこれを返すのです。 ヴォータン 何をつまらんことを言っているのだ? あんなに苦労して手に入れて、 ようやく何も心配せずに持っていられるのだぞ! ローゲ でも、それじゃあ、あたしの約束はどうなるのです? 泣いて頼む娘たちに約束したんですよ! ヴォータン お前の約束になど私は縛られない。 指輪は私の戦利品として手元に置くのだ。 ファフナー いいや。その指輪は、わしらに払わねばならん対価だ。 ヴォータン 何でもお前達の欲しいものを要求するがいい。 そうすれば、この世の ありとあらゆる物をやろう。 だが、この指輪だけは渡すわけにはいかない! ファゾルト (激怒して、財宝の山に隠れていたフライアを引っ張り出す) やめだ、やめだ!全て無かったことにしよう! フライアは永遠に俺達に従うのだ! フライア 助けて!助けて! フリッカ なんて強情なの!巨人達の言う通りにして! フロー 黄金など惜しまず渡してください! ドンナー どうか指輪を渡してください! (ファフナーは、自分を押しのけて去っていこうとするファゾルトをかろうじて押しとどめている。全員、うろたえながら立っている) ヴォータン 放っておいてくれ!この指輪は誰にもやらん! (ヴォータンは怒りながら脇を向く。舞台はまた暗くなってきて、脇にある岩の裂け目の合い間から青みがかった光が現れ出る。すると突然その光を浴びてエルダの姿が見え、底から上がって来て上半身を見せる。彼女は神々しい出で立ちをし、その体はゆったりとした黒髪に覆われている) エルダ (警告するように、ヴォータンに片手を突き出し) 避けよ!ヴォータン!避けよ! 指輪の呪いをまぬがれよ! お前は、救いようもない暗黒の滅亡に見舞われるぞ。 もしも指輪を所有すれば。 ヴォータン 私に警告する女人よ・・・あなたは誰なのだ? エルダ かつて全てがどうであったか・・・私は知っている。 いずれ全てがどうなるのか・・・ それも私には分かる・・・ 悠久の世界の原初の波(ウルヴァーラ)、 エルダがお前に警告するのだ。我が三人の娘たち、 世の始まりにあたって産み落としたノルン達は、 私の目にしたことどもを、夜ごとお前に告げているはず。 されど今、未曽有の危機にあたって、 私自らがお前のもとに出向いたのだ。 聴くのだ!聴くのだ!聴くのだ! 今あるものは、全て終わる。 神々の黄昏の暗黒の日が始まろうとしている・・・ だからこそ警告するのだ・・・その指輪には近づくなと! (エルダの姿は沈んでいき、胸の辺りまでしか見えなくなる。青みがかった光は薄らぎ始める) ヴォータン あなたの言葉には、 気高くも神秘な響きがある。 行かないでくれ・・・私はもっと多くを知りたいのだ! エルダ (沈みゆきながら) 警告したぞ・・・もう十分に分かったろう。 よく思いをめぐらし、先々を心配し、恐れるのだ! (エルダの姿は完全に消える) ヴォータン どうやって心配したり、恐れたりすることができようか? あなたをつかまえて、全てのことを理解しないうちには! (ヴォータンは、消え去るエルダをつかまえようと、岩の裂け目まで追って行こうとする。フローとフリッカは、そんなヴォータンに立ちはだかり、彼を押しとどめる) フリッカ どうしたというの?取り乱さないで! フロー おやめください、ヴォータン! あの高貴な女神を畏れ、その言葉に耳を傾けるのです! (ヴォータンは考え込んで前方を凝視する) ドンナー (意を決して巨人達に向き直り) 巨人達よ、聴くがいい!下がって待つがよい。 お前達には、黄金が下されるぞ。 フライア 大丈夫なの? ほんとうに、このホルダは、請け出される価値があるの? (全員、緊張してヴォータンを見つめる。ヴォータンは、深い物思いの後で我に返り、槍をつかむと、勇気ある決断をしたことを示すかのように槍を振り回す) ヴォータン おいで!フライア!もう自由だ。 買い戻された青春よ!帰って来い! 巨人達よ!指輪を受け取るがいい! (ヴォータンは指輪を宝の上に放り投げる) (巨人達はフライアを解放する。フライアは嬉しそうに神々のもとに駆けて行き、神々は嬉しくてたまらないように、代わる代わる長い間フライアを撫でさする) (ファフナーはすぐさま巨大な袋を広げ、その中に入れようとして、財宝の山を漁り始める) ファゾルト (ファゾルトは弟と財宝との間に割って入る) 待て!欲張りめ!俺の分もよこせ! 二人均等に分け合うのが得策だぞ。 ファフナー 黄金よりも、あの女のほうが良かったんだろ? 恋に目がくらんだ色男め・・・ バカな兄貴に助言して、苦労して取引を成立させたのは俺だぞ。 もしフライアを娶っていたら、俺には分けてくれなかったくせに。 だから、この財宝を山分けするとしても、 半分以上は俺が取るのが妥当ってもんだ。 ファゾルト 恥を知れ!この俺に向かって何てことを! (神々に向かって) お前たち、裁判官役をやってくれ。 きちんと法に基づいて、この財宝を分けてくれ! (ヴォータンは軽蔑をむき出しにして、そっぽを向く) ローゲ 宝なんか持たせてやればいいじゃないか。 あんたは、指輪さえ持ってりゃいいんだ! ファゾルト (なおも宝を袋に詰めているファフナーに詰め寄り) どけ!厚かましい奴め!この指輪は俺のものだぞ。 フライアの眼差しの形見とするのだ! (ファゾルトは素早く指輪を手に取る。二人は揉み合う) ファフナー 手を放せ!指輪は俺のものだ! (ファゾルトは、ファフナーから指輪を奪う) ファゾルト いただきだ!俺のものだ! ファフナー (木の杭を、ファゾルトに向けて構える) せいぜいちゃんと持っていろ!落とさぬようにな! (ファフナーは一撃のもとにファゾルトを地面へと打ちのめし、死にゆくファゾルトから素早く指輪を奪う) ファフナー フライアの眼にウインクでもしていろ! もう指輪に触ることはないのだし! (ファフナーは指輪を袋に入れ、財宝を悠々と袋に詰める。神々は皆、驚愕して立ち尽くしている。長く重々しい沈黙の時が続く) ヴォータン 今この目で見た・・・指輪の恐るべき呪いの力を! ローゲ ヴォータン・・・あなたの幸運は、比べるものとてないですぞ。 指輪を持って、あなたはたくさん得る所がありましたが、 手放したことで、さらに好都合だったというわけです。 ご覧なさい・・・あなたの敵どもは自滅しました。 あなたが手渡した黄金のせいで。 ヴォータン (心を激しく震撼させながら) どうしてだ・・・不安で不安でたまらない! 心配と恐れとが、心をとらえて放さない・・・ エルダよ、この気持ちの終わらせ方を私に教えてくれ。 エルダを追って、降りて行かねば! フリッカ (甘えるようにヴォータンに顔をすり寄せながら) どうされたの?ヴォータン? あの気高い城が、やさしく手招きしていませんこと? 支配者を、初めての賓客として迎え入れようとしているのですわ。 ヴォータン (陰鬱に) あの城のせいで、とんでもない対価を払ってしまった。 ドンナー (まだ霧に覆われている舞台後方を指さして) 大気は、じめじめした蒸気にかすみ、 曇った気圧が重くのしかかる! ようし、ここはひとつ、 青黒い雲を集めて雷雲となし、 天の大掃除でもしてやろうか。 (ドンナーは、谷の斜面にある高い岩に登り、ハンマーを振り回す。霧が彼の周りに集まってくる) ヘダー!ヘダー!ヘドー! こっちだ!靄(もや)よ!こっちだ!霞よ! ドンナー様の陣触れだ! (ドンナーはハンマーを振り回す) ハンマーに合わせて集まって来い! もやもやする霧よ!ただよう靄(もや)よ! ドンナー様の陣触れだ! ヘダー!ヘダー!ヘドー! (ドンナーの姿は、ますます黒く真ん丸にふくらんでいく雷雲の中に完全に消える。ハンマーの一撃が岩の上にガツンと下される音が聞こえると、大きな稲妻が雲の間を縫ってほとばしり、激しい雷鳴がその後に続く。フローは雲とともに姿を消す) ドンナー (見えないところで) 弟よ!こっちだ!橋に方角を示してやってくれ! (突然雲が晴れ、ドンナーとフローの姿が再び現れる。彼らの足元からは、まばゆいばかりの光を伴って、虹の橋が谷をまたいで城にまで伸びている。今や城は、夕暮れの陽ざしに照らされて、きわめて明るく輝かしくきらめいている。一方、このドンナーの雷の魔法の間に、兄の死体の傍でようやく全ての宝を詰め終わったファフナーは、巨大な袋を背中に担いで退場してしまっている) フロー (手を伸ばして、虹の橋が谷を渡る道筋を示していたフローは、神々に向かって) 城に橋が架かりました。 軽い橋ですが、皆さんの足に十分な強度はあります。 おそれずに力強く、橋の上の道をお進みください! (ヴォータンと他の神々は、城の威容に言葉を失ったまま立っている) ヴォータン 太陽は、夕暮れの陽射しを送り、 城は灼熱の壮麗な光に包まれて輝いている。 明け方は、力強く照り映えながら、 主もいないまま、気高く私を誘うようであったものだが・・・。 朝から晩まで、心労と不安の連続で、 決してやすやすと手に入れた城ではない! 夜が迫り来る・・・だが、その夜の妬みからも、 どうかこの城が、我らを守ってくれるように。 (壮大な考えが心に浮かんだかのように、きわめて決然と) さあ、城よ、私の挨拶を受けよ! 不安や恐怖とは無縁になった私の挨拶を! (厳粛な面持ちでフリッカのほうに振り向く) さあ、来なさい。妻よ。 私とともに、ヴァルハラに住むのだ! フリッカ 「ヴァルハラ」ですって? たぶん私は聞いたことのない言葉ですが。 ヴォータン 恐れを克服した私の勇気が、 作り上げた言葉だ。 この言葉が勝利のうちに生き続ければ、 その意味も自ずと明らかになるだろう! (ヴォータンはフリッカの手を取り、ゆっくりと橋に向かって歩いていく) (フロー、フライア、ドンナーがそれに続く) ローゲ (舞台前方にとどまり、神々の後ろ姿を見送りながら) あいつらは、終末に向かってまっしぐら・・・ しぶとく生き延びられると、固く思い込んでいるけどね。 あんな奴らと付き合うなんて、恥もいいところだ。 ううむ。全てを舐めつくす炎に再変身したい欲望が、 心にふつふつと湧き起って来るぞ・・・ かつて俺を拘束した奴らなんぞ焼き尽くしてやる! あんな先見性のないバカどもと心中なんかするものか・・・ 例えそいつらが「神々の中の神々」であってもね! ふむ。悪くない思いつきだったな! じっくり考えてみよう・・・俺様の心が誰に読めるってんだ! (ローゲは投げやりな態度で神々の行列に加わる。舞台の底のほうから、ラインの娘たちの歌が響いてくるのが聞こえる) 3人のラインの娘たち (姿を見せずに、谷底の方で) ラインの黄金!ラインの黄金!きよらかな黄金! 何とけがれなく、明るく、愛らしく輝いていたことか! ああ、悲しい・・・あの透き通った黄金がないなんて。 どうか返して! あの清らかな黄金を、あたしたちに返して! ヴォータン (橋に一歩踏み出そうとしていたヴォータンは、ふと立ち止まって振り返る) ここにまで聞こえるあの泣き声は何なのだ? ローゲ (谷底のほうをのぞき込みながら) ラインの娘たちが、黄金が奪われたと言って泣いているのです! ヴォータン いまいましい奴らだ! (ローゲに) つまらんたわごとは、やめさせろ! ローゲ (谷底に向かって呼びかける) おおい。水の娘さん達よ。どうしてこんな高いところまで泣き声を響かせるんだ?ヴォータンの御心を聞くのだ! あの黄金は、もうお前達を照らすことはないぞ。 神々の新たな栄光が始まるから、お前達は、 その輝きを浴びて、のんびり日光浴でもしていなさい! (神々は爆笑し、橋を渡っていく) 3人のラインの娘たち (水底より) ラインの黄金!ラインの黄金!きよらかな黄金! ああ。もう一度、けがれなき水底のおもちゃとして輝いて! 信頼と真心があるのは、ただこの水底ばかりで、 上のほうでは、虚偽と卑劣が我が世の栄華を誇っている! (神々が城に向かって橋を渡る中、幕が下りる) DRITTE SZENE Alberich, Mime, Wotan, Loge Von verschiedenen Seiten her dämmert aus der Ferne dunkelroter Schein auf eine unabsehbar weit sich dahinziehende unterirdische Kluft wird erkennbar, die nach allen Seiten hin in enge Schachte auszumünden scheint. Alberich zerrt den kreischenden Mime an den Ohren aus einer Seitenschlucht herbei. ALBERICH Hehe! Hehe! Hieher! Hieher! Tückischer Zwerg! Tapfer gezwickt sollst du mir sein, schaffst du nicht fertig, wie ich s bestellt, zur Stund das feine Geschmeid ! MIME heulend Ohe! Ohe! Au! Au! Lass mich nur los! Fertig ist s, wie du befahlst, mit Fleiss und Schweiss ist es gefügt nimm nurl die Nägel vom Ohr! ALBERICH loslassend Was zögerst du dann und zeigst es nicht? MIME Ich Armer zagte, dass noch was fehle. ALBERICH Was wär noch nicht fertig? MIME verlegen Hier - und da - ALBERICH Was hier und da? Her das Geschmeid ! Er will ihm wieder an das Ohr fahren; vor Schreck lässt Mime ein metallenes Gewirke, das er krampfhaft in den Händen hielt, sich entfallen. Alberich hebt es hastig auf und prüft es genau. Schau, du Schelm! Alles geschmiedet und fertig gefügt, wie ich s befahl! So wollte der Tropf schlau mich betrügen? Für sich behalten das hehre Geschmeid , das meine List ihn zu schmieden gelehrt? Kenn ich dich dummen Dieb? Er setzt das Gewirk als "Tarnhelm" auf den Kopf Dem Haupt fügt sich der Helm ob sich der Zauber auch zeigt? sehr leise "Nacht und Nebel - niemand gleich!" seine Gestalt verschwindet; statt ihrer gewahrt man eine Nebelsäule Siehst du mich, Bruder? MIME blickt sich verwundert um Wo bist du? Ich sehe dich nicht. ALBERICH unsichtbar So fühle mich doch, du fauler Schuft! Nimm das für dein Diebesgelüst! MIME schreit und windet sich unter empfangenen Geisselhieben, deren Fall man vernimmt, ohne die Geissel selbst zu sehen Ohe, Ohe! Au! Au! Au! ALBERICH lachend, unsichtbar Hahahahahaha! Hab Dank, du Dummer! Dein Werk bewährt sich gut! Hoho! Hoho! Niblungen all , neigt euch nun Alberich! Überall weilt er nun, euch zu bewachen; Ruh und Rast ist euch zerronnen; ihm müsst ihr schaffen wo nicht ihr ihn schaut; wo nicht ihr ihn gewahrt, seid seiner gewärtig! Untertan seid ihr ihm immer grell Hoho! Hoho! Hört ihn, er naht der Niblungen Herr! Die Nebelsäule verschwindet dem Hintergrunde zu man hört in immer weiterer Ferne Alberichs Toben und Zanken; Geheul und Geschrei antwortet ihm, das sich endlich in immer weiterer Ferne unhörbar verliert. Mime ist vor Schmerz zusammengesunken. Wotan und Loge lassen sich aus einer Schlucht von oben herab. LOGE Nibelheim hier Durch bleiche Nebel was blitzen dort feurige Funken? MIME Au! Au! Au! WOTAN Hier stöhnt es laut was liegt im Gestein? LOGE neigt sich zu Mime Was Wunder wimmerst du hier? MIME Ohe! Ohe! Au! Au! LOGE Hei, Mime! Munt rer Zwerg! Was zwickt und zwackt dich denn so? MIME Lass mich in Frieden! LOGE Das will ich freilich, und mehr noch, hör helfen will ich dir, Mime! Er stellt ihn mühsam aufrecht MIME Wer hälfe mir? Gehorchen muss ich dem leiblichen Bruder, der mich in Bande gelegt. LOGE Dich, Mime, zu binden, was gab ihm die Macht? MIME Mit arger List schuf sich Alberich aus Rheines Gold einem gelben Reif seinem starken Zauber zittern wir staunend; mit ihm zwingt er uns alle, der Niblungen nächt ges Heer. Sorglose Schmiede, schufen wir sonst wohl Schmuck unsern Weibern, wonnig Geschmeid , niedlichen Niblungentand; wir lachten lustig der Müh . Nun zwingt uns der Schlimme, in Klüfte zu schlüpfen, für ihn allein uns immer zu müh n. Durch des Ringes Gold errät seine Gier, wo neuer Schimmer in Schachten sich birgt da müssen wir spähen, spüren und graben, die Beute schmelzen und schmieden den Guss, ohne Ruh und Rast dem Herrn zu häufen den Hort. LOGE Dich Trägen so eben traf wohl sein Zorn? MIME Mich Ärmsten, ach, mich zwang er zum Ärgsten ein Helmgeschmeid hiess er mich schweissen; genau befahl er, wie es zu fügen. Wohl merkt ich klug, welch mächtige Kraft zu eigen dem Werk, das aus Erz ich wob; für mich drum hüten wollt ich dem Helm; durch seinen Zauber Alberichs Zwang mich entzieh n vielleicht - ja vielleicht den Lästigen selbst überlisten, in meine Gewalt ihn zu werfen, den Ring ihm zu entreissen, dass, wie ich Knecht jetzt dem Kühnen, grell mir Freien er selber dann frön ! LOGE Warum, du Kluger, glückte dir s nicht? MIME Ach, der das Werk ich wirkte, den Zauber, der ihm entzuckt, den Zauber erriet ich nicht recht! Der das Werk mir riet und mir s entriss, der lehrte mich nun, - doch leider zu spät, - welche List läg in dem Helm Meinem Blick entschwand er, doch Schwielen dem Blinden schlug unschaubar sein Arm. heulend und schluchzend Das schuf ich mir Dummen schön zu Dank! er streicht sich den Rücken. Wotan und Loge lachen LOGE zu Wotan Gesteh , nicht leicht gelingt der Fang. WOTAN Doch erliegt der Feind, hilft deine List! MIME von dem Lachen der Götter betroffen, betrachtet diese aufmerksamer Mit eurem Gefrage, wer seid denn ihr Fremde? LOGE Freunde dir; von ihrer Not befrei n wir der Niblungen Volk! MIME schrickt zusammen, da er Alberich sich wieder nahen hört Nehmt euch in acht! Alberich naht. WOTAN Sein harren wir hier. Er setzt sich ruhig auf einen Stein; Loge lehnt ihm zur Seite. Alberich, der den Tarnhelm vom Haupte genommen und an den Gürtel gehängt hat, treibt mit geschwungener Geissel aus der unteren, tiefer gelegenen Schlucht aufwärts eine Schar Nibelungen vor sich her diese sind mit goldenem und silbernem Geschmeide beladen, das sie, unter Alberichs steter Nötigung, all auf einen Haufen speichern und so zu einem Horte häufen. ALBERICH Hieher! Dorthin! Hehe! Hoho! Träges Heer, dort zu Hauf schichtet den Hort! Du da, hinauf! Willst du voran? Schmähliches Volk, ab das Geschmeide! Soll ich euch helfen? Alle hieher! er gewahrt plötzlich Wotan und Loge He! Wer ist dort? Wer drang hier ein? Mime, zu mir, schäbiger Schuft! Schwatztest du gar mit dem schweifenden Paar? Fort, du Fauler! Willst du gleich schmieden und schaffen? Er treibt Mime mit Geisselhieben unter den Haufen der Nibelungen hinein. He! An die Arbeit! Alle von hinnen! Hurtig hinab! Aus den neuen Schachten schafft mir das Gold! Euch grüsst die Geissel, grabt ihr nicht rasch! Dass keiner mir müssig, bürge mir Mime, sonst birgt er sich schwer meiner Geissel Schwunge! Dass ich überall weile, wo keiner mich wähnt, das weiss er, dünkt mich, genau! Zögert ihr noch? Zaudert wohl gar? Er zieht seinen Ring vom Finger, küsst ihn und streckt ihn drohend aus. Zittre und zage, gezähmtes Heer! Rasch gehorcht des Ringes Herrn! Unter Geheul und Gekreisch stieben die Nibelungen, unter ihnen Mime, auseinander und schlüpfen in die Schächte hinab ALBERICH betrachtet lange und misstrauisch Wotan und Loge. Was wollt ihr hier? WOTAN Von Nibelheims nächt gem Land vernahmen wir neue Mär mächtige Wunder wirke hier Alberich; daran uns zu weiden, trieb uns Gäste die Gier. ALBERICH Nach Nibelheim führt euch der Neid so kühne Gäste, glaubt, kenn ich gut! LOGE Kennst du mich gut, kindischer Alp? Nun sag , wer bin ich, dass du so bellst? Im kalten Loch, da kauern du lagst, wer gab dir Licht und wärmende Lohe, wenn Loge nie dir gelacht? Was hülf dir dein Schmieden, heizt ich die Schmiede dir nicht? Dir bin ich Vetter, und war dir Freund nicht fein drum dünkt mich dein Dank! ALBERICH Den Lichtalben lacht jetzt Loge, der list ge Schelm bist du falscher ihr Freund, wie mir Freund du einst warst haha! Mich freut s! Von ihnen fürcht ich dann nichts. LOGE So denk ich, kannst du mir traun? ALBERICH Deiner Untreu trau ich, nicht deiner Treu ! eine herausfordernde Stellung einnehmend Doch getrost trotz ich euch allen! LOGE Hohen Mut verleiht deine Macht; grimmig gross wuchs dir die Kraft! ALBERICH Siehst du den Hort, den mein Heer dort mir gehäuft? LOGE So neidlichen sah ich noch nie. ALBERICH Das ist für heut, ein kärglich Häufchen Kühn und mächtig soll er künftig sich mehren. WOTAN Zu was doch frommt dir der Hort, da freudlos Nibelheim, und nichts für Schätze hier feil? ALBERICH Schätze zu schaffen und Schätze zu bergen, nützt mir Nibelheims Nacht. Doch mit dem Hort, in der Höhle gehäuft, denk ich dann Wunder zu wirken die ganze Welt gewinn ich mit ihm mir zu eigen! WOTAN Wie beginnst du, Gütiger, das? ALBERICH Die in linder Lüfte Weh n da oben ihr lebt, lacht und liebt mit goldner Faust euch Göttliche fang ich mir alle! Wie ich der Liebe abgesagt, alles, was lebt, soll ihr entsagen! Mit Golde gekirrt, nach Gold nur sollt ihr noch gieren! Auf wonnigen Höhn, in seligem Weben wiegt ihr euch; den Schwarzalben verachtet ihr ewigen Schwelger! Habt acht! Habt acht! Denn dient ihr Männer erst meiner Macht, eure schmucken Frau n, die mein Frei n verschmäht, sie zwingt zur Lust sich der Zwerg, lacht Liebe ihm nicht! wild lachend Hahahaha! Habt ihr s gehört? Habt acht vor dem nächtlichen Heer, entsteigt des Niblungen Hort aus stummer Tiefe zu Tag! WOTAN auffahrend Vergeh, frevelnder Gauch! ALBERICH Was sagt der? LOGE ist dazwischengetreten Sei doch bei Sinnen! zu Alberich Wen doch fasste nicht Wunder, erfährt er Alberichs Werk? Gelingt deiner herrlichen List, was mit dem Horte du heischest den Mächtigsten muss ich dich rühmen; denn Mond und Stern , und die strahlende Sonne, sie auch dürfen nicht anders, dienen müssen sie dir. Doch - wichtig acht ich vor allem, dass des Hortes Häufer, der Niblungen Heer, neidlos dir geneigt. Einen Reif rührtest du kühn; dem zagte zitternd dein Volk - doch, wenn im Schlaf ein Dieb dich beschlich , den Ring schlau dir entriss , - wie wahrtest du, Weiser, dich dann? ALBERICH Der Listigste dünkt sich Loge; andre denkt er immer sich dumm dass sein ich bedürfte zu Rat und Dienst, um harten Dank, das hörte der Dieb jetzt gern! Den hehlenden Helm ersann ich mir selbst; der sorglichste Schmied, Mime, musst ihn mir schmieden schnell mich zu wandeln, nach meinem Wunsch die Gestalt mir zu tauschen, taugt der Helm. Niemand sieht mich, wenn er mich sucht; doch überall bin ich, geborgen dem Blick. So ohne Sorge bin ich selbst sicher vor dir, du fromm sorgender Freund! LOGE Vieles sah ich, Seltsames fand ich, doch solches Wunder gewahrt ich nie. Dem Werk ohnegleichen kann ich nicht glauben; wäre das eine möglich, deine Macht währte dann ewig! ALBERICH Meinst du, ich lüg und prahle wie Loge? LOGE Bis ich s geprüft, bezweifl ich, Zwerg, dein Wort. ALBERICH Vor Klugheit bläht sich zum Platzen der Blöde! Nun plage dich Neid! Bestimm , in welcher Gestalt soll ich jach vor dir stehn? LOGE In welcher du willst; nur mach vor Staunen mich stumm. ALBERICH hat den Helm aufgesetzt "Riesen-Wurm winde sich ringelnd!" Sogleich verschwindet er eine ungeheure Riesenschlange windet sich statt seiner am Boden; sie bäumt sich und streckt den aufgesperrten Rachen nach Wotan und Loge hin. LOGE stellt sich von Furcht ergriffen Ohe! Ohe! Schreckliche Schlange, verschlinge mich nicht! Schone Logen das Leben! WOTAN Hahaha! Gut, Alberich! Gut, du Arger! Wie wuchs so rasch zum riesigen Wurme der Zwerg! Die Schlange verschwindet; statt ihrer erscheint sogleich Alberich wieder in seiner wirklichen Gestalt. ALBERICH Hehe! Ihr Klugen, glaubt ihr mir nun? LOGE Mein Zittern mag dir s bezeugen. Zur grossen Schlange schufst du dich schnell weil ich s gewahrt, willig glaub ich dem Wunder. Doch, wie du wuchsest, kannst du auch winzig und klein dich schaffen? Das Klügste schien mir das, Gefahren schlau zu entfliehn das aber dünkt mich zu schwer! ALBERICH Zu schwer dir, weil du zu dumm! Wie klein soll ich sein? LOGE Dass die feinste Klinze dich fasse, wo bang die Kröte sich birgt. ALBERICH Pah! Nichts leichter! Luge du her! Er setzt den Tarnhelm wieder auf. "Krumm und grau krieche Kröte!" Er verschwindet; die Götter gewahren im Gestein eine Kröte auf sich zukriechen. LOGE zu Wotan Dort, die Kröte, greife sie rasch! Wotan setzt seinen Fuss auf die Kröte, Loge fährt ihr nach dem Kopfe und hält den Tarnhelm in der Hand. Alberich wird plötzlich in seiner wirklichen Gestalt sichtbar, wie er sich unter Wotans Fusse windet. ALBERICH Ohe! Verflucht! Ich bin gefangen! LOGE Halt ihn fest, bis ich ihn band. Er hat ein Bastseil hervorgeholt und bindet Alberich damit Hände und Beine; den Geknebelten, der sich wütend zu wehren sucht, fassen dann beide und schleppen ihn mit sich nach der Kluft, aus der sie herauskamen. LOGE Nun schnell hinauf dort ist er unser! Sie verschwinden, aufwärts steigend. VIERTE SZENE Alberich, Wotan, Loge, die übrigen Götter und Göttinnen, Erda, die drei Rheintöchter Die Szene verwandelt sich, nur in umgekehrter Weise, wie zuvor; die Verwandlung führt wieder an den Schmieden vorüber. Fortdauernde Verwandlung nach oben. Schliesslich erscheint wieder die freie Gegend auf Bergeshöhen wie in der zweiten Szene; nur ist sie jetzt noch in fahle Nebel verhüllt, wie vor der zweiten Verwandlung nach Freias Abführung. Wotan und Loge, den gebundenen Alberich mit sich führend, steigen aus der Kluft herauf. LOGE Da, Vetter, sitze du fest! Luge Liebster, dort liegt die Welt, die du Lungrer gewinnen dir willst welch Stellchen, sag , bestimmst du drin mir zu Stall? er schlägt ihm tanzend Schnippchen ALBERICH Schändlicher Schächer! Du Schalk! Du Schelm! Löse den Bast, binde mich los, den Frevel sonst büssest du Frecher! WOTAN Gefangen bist du, fest mir gefesselt, wie du die Welt, was lebt und webt, in deiner Gewalt schon wähntest, in Banden liegst du vor mir, du Banger kannst es nicht leugnen! Zu ledigen dich, bedarf s nun der Lösung. ALBERICH O ich Tropf, ich träumender Tor! Wie dumm traut ich dem diebischen Trug! Furchtbare Rache räche den Fehl! LOGE Soll Rache dir frommen, vor allem rate dich frei dem gebundnen Manne büsst kein Freier den Frevel. Drum, sinnst du auf Rache, rasch ohne Säumen sorg um die Lösung zunächst! er zeigt ihm, mit den Fingern schnalzend, die Art der Lösung an ALBERICH barsch So heischt, was ihr begehrt! WOTAN Den Hort und dein helles Gold. ALBERICH Gieriges Gaunergezücht! für sich Doch behalt ich mir nur den Ring, des Hortes entrat ich dann leicht; denn von neuem gewonnen und wonnig genährt ist er bald durch des Ringes Gebot eine Witzigung wär s, die weise mich macht; zu teuer nicht zahl ich die Zucht, lass für die Lehre ich den Tand. WOTAN Erlegst du den Hort? ALBERICH Löst mir die Hand, so ruf ich ihn her. Loge löst ihm die Schlinge an der rechten Hand. Alberich berührt den Ring mit den Lippen und murmelt heimlich einen Befehl. Wohlan, die Nibelungen rief ich mir nah . Ihrem Herrn gehorchend, hör ich den Hort aus der Tiefe sie führen zu Tag nun löst mich vom lästigen Band! WOTAN Nicht eh r, bis alles gezahlt. Die Nibelungen steigen aus der Kluft herauf, mit den Geschmeiden des Hortes beladen. Während des Folgenden schichten sie den Hort auf. ALBERICH O schändliche Schmach! Dass die scheuen Knechte geknebelt selbst mich ersch aun! zu den Nibelungen Dorthin geführt, wie ich s befehlt ! All zu Hauf schichtet den Hort! Helf ich euch Lahmen? Hieher nicht gelugt! Rasch da, rasch! Dann rührt euch von hinnen, dass ihr mir schafft! Fort in die Schachten! Weh euch, find ich euch faul! Auf den Fersen folg ich euch nach! er küsst seinen Ring und streckt ihn gebieterisch aus. Wie von einem Schlage getroffen, drängen sich die Nibelungen scheu und ängstlich der Kluft zu, in die sie schnell hinabschlüpfen. Gezahlt hab ich; nun lasst mich zieh n und das Helmgeschmeid , das Loge dort hält, das gebt mir nun gütlich zurück! LOGE den Tarnhelm zum Horte werfend Zur Busse gehört auch die Beute. ALBERICH Verfluchter Dieb! leise Doch nur Geduld! Der den alten mir schuf, schafft einen andern noch halt ich die Macht, der Mime gehorcht. Schlimm zwar ist s, dem schlauen Feind zu lassen die listige Wehr! Nun denn! Alberich liess euch alles jetzt löst, ihr Bösen, das Band. LOGE zu Wotan Bist du befriedigt? Lass ich ihn frei? WOTAN Ein goldner Ring ragt dir am Finger; hörst du, Alp? Der, acht ich, gehört mit zum Hort. ALBERICH entsetzt Der Ring? WOTAN Zu deiner Lösung musst du ihn lassen. ALBERICH bebend Das Leben, doch nicht den Ring! WOTAN heftiger Den Reif verlang ich, mit dem Leben mach , was du willst! ALBERICH Lös ich mir Leib und Leben, den Ring auch muss ich mir lösen; Hand und Haupt, Aug und Ohr sind nicht mehr mein Eigen, als hier dieser rote Ring! WOTAN Dein Eigen nennst du den Ring? Rasest du, schamloser Albe? Nüchtern sag , wem entnahmst du das Gold, daraus du den schimmernden schufst? War s dein Eigen, was du Arger der Wassertiefe entwandt? Bei des Rheines Töchtern hole dir Rat, ob ihr Gold sie zu eigen dir gaben, das du zum Ring dir geraubt! ALBERICH Schmähliche Tücke! Schändlicher Trug! Wirfst du Schächer die Schuld mir vor, die dir so wonnig erwünscht? Wie gern raubtest du selbst dem Rheine das Gold, war nur so leicht die Kunst, es zu schmieden, erlangt? Wie glückt es nun dir Gleissner zum Heil, dass der Niblung, ich, aus schmählicher Not, in des Zornes Zwange, den schrecklichen Zauber gewann, dess Werk nun lustig dir lacht? Des Unseligen, Angstversehrten fluchfertige, furchtbare Tat, zu fürstlichem Tand soll sie fröhlich dir taugen, zur Freude dir frommen mein Fluch? Hüte dich, herrischer Gott! Frevelte ich, so frevelt ich frei an mir doch an allem, was war, ist und wird, frevelst, Ewiger, du, entreissest du frech mir den Ring! WOTAN Her der Ring! Kein Recht an ihm schwörst du schwatzend dir zu. er ergreift Alberich und entzieht seinem Finger mit heftiger Gewalt den Ring. ALBERICH grässlich aufschreiend Ha! Zertrümmert! Zerknickt! Der Traurigen traurigster Knecht! WOTAN den Ring betrachtend Nun halt ich, was mich erhebt, der Mächtigen mächtigsten Herrn! er steckt den Ring an LOGE Ist er gelöst? WOTAN Bind ihn los! LOGE löst Alberich vollends die Bande Schlüpfe denn heim! Keine Schlinge hält dich frei fahre dahin! ALBERICH sich vom Boden erhebend Bin ich nun frei? mit wütendem Lachen Wirklich frei? So grüss euch denn meiner Freiheit erster Gruss! - Wie durch Fluch er mir geriet, verflucht sei dieser Ring! Gab sein Gold mir Macht ohne Mass, nun zeug sein Zauber Tod dem, der ihn trägt! Kein Froher soll seiner sich freun, keinem Glücklichen lache sein lichter Glanz! Wer ihn besitzt, den sehre die Sorge, und wer ihn nicht hat, den nage der Neid! Jeder giere nach seinem Gut, doch keiner geniesse mit Nutzen sein! Ohne Wucher hüt ihn sein Herr; doch den Würger zieh er ihm zu! Dem Tode verfallen, fessle den Feigen die Furcht solang er lebt, sterb er lechzend dahin, des Ringes Herr als des Ringes Knecht bis in meiner Hand den geraubten wieder ich halte! - So segnet in höchster Not der Nibelung seinen Ring! Behalt ihn nun, lachend hüte ihn wohl grimmig meinem Fluch fliehest du nicht! Er verschwindet schnell in der Kluft. Der dichte Nebelduft des Vordergrundes klärt sich allmählich auf. LOGE Lauschtest du seinem Liebesgruss? WOTAN in den Anblick des Ringes an seiner Hand versunken Gönn ihm die geifernde Lust! es wird immer heller LOGE nach rechts in die Szene blickend Fasolt und Fafner nahen von fern Freia führen sie her. Aus dem sich immer mehr zerteilenden Nebel erscheinen Donner, Froh und Fricka und eilen dem Vordergrunde zu. FROH Sie kehren zurück! DONNER Willkommen, Bruder! FRICKA besorgt zu Wotan Bringst du gute Kunde? LOGE auf den Hort deutend Mit List und Gewalt gelang das Werk dort liegt, was Freia löst. DONNER Aus der Riesen Haft naht dort die Holde. FROH Wie liebliche Luft wieder uns weht, wonnig Gefühl die Sinne erfüllt! Traurig ging es uns allen, getrennt für immer von ihr, die leidlos ewiger Jugend jubelnde Lust uns verleiht. Der Vordergrund ist wieder hell geworden; das Aussehen der Götter gewinnt wieder die erste Frische über dem Hintergrunde haftet jedoch noch der Nebelschleier, so dass die Burg unsichtbar bleibt. Fasolt und Fafner treten auf, Freia zwischen sich führend. FRICKA eilt freudig auf die Schwester zu, um sie zu umarmen Lieblichste Schwester, süsseste Lust! Bist du mir wieder gewonnen? FASOLT ihr wehrend Halt! Nicht sie berührt! Noch gehört sie uns. Auf Riesenheims ragender Mark rasteten wir; mit treuem Mut des Vertrages Pfand pflegten wir. So sehr mich s reut, zurück doch bring ich s, erlegt uns Brüdern die Lösung ihr. WOTAN Bereit liegt die Lösung des Goldes Mass sei nun gütlich gemessen. FASOLT Das Weib zu missen, wisse, gemutet mich weh soll aus dem Sinn sie mir schwinden des Geschmeides Hort häufet denn so, dass meinem Blick die Blühende ganz er verdeck ! WOTAN So stellt das Mass nach Freias Gestalt! Freia wird von den beiden Riesen in die Mitte gestellt. Darauf stossen sie ihre Pfähle zu Freias beiden Seiten so in den Boden, dass sie gleiche Höhe und Breite mit ihrer Gestalt messen. FAFNER Gepflanzt sind die Pfähle nach Pfandes Mass; Gehäuft nun füll es der Hort! WOTAN Eilt mit dem Werk widerlich ist mir s! LOGE Hilf mir, Froh! FROH Freias Schmach eil ich zu enden. Loge und Froh häufen hastig zwischen den Pfählen die Geschmeide FAFNER Nicht so leicht und locker gefügt! er drückt mit roher Kraft die Geschmeide dicht zusammen Fest und dicht füll er das Mass. er beugt sich, um nach Lücken zu spähen Hier lug ich noch durch verstopft mir die Lücken! LOGE Zurück, du Grober! FAFNER Hierher! LOGE Greif mir nichts an! FAFNER Hierher! Die Klinze verklemmt! WOTAN unmutig sich abwendend Tief in der Brust brennt mir die Schmach! FRICKA den Blick auf Freia geheftet Sieh, wie in Scham schmählich die Edle steht um Erlösung fleht stumm der leidende Blick. Böser Mann! Der Minnigen botest du das! FAFNER Noch mehr! Noch mehr hierher! DONNER Kaum halt ich mich schäumende Wut weckt mir der schamlose Wicht! Hierher, du Hund! Willst du messen, so miss dich selber mit mir! FAFNER Ruhig, Donner! Rolle, wo s taugt hier nützt dein Rasseln dir nichts! DONNER holt aus Nicht dich Schmähl chen zu zerschmettern? WOTAN Friede doch! Schon dünkt mich Freia verdeckt. LOGE Der Hort ging auf. FAFNER misst den Hort genau mit dem Blick und späht nach Lücken Noch schimmert mir Holdas Haar dort das Gewirk wirf auf den Hort! LOGE Wie? Auch den Helm? FAFNER Hurtig, her mit ihm! WOTAN Lass ihn denn fahren! LOGE wirft den Tarnhelm auf den Hort So sind wir denn fertig! Seid ihr zufrieden? FASOLT Freia, die Schöne, schau ich nicht mehr so ist sie gelöst? Muss ich sie lassen? er tritt nahe hinzu und späht durch den Hort Weh! Noch blitzt ihr Blick zu mir her; des Auges Stern strahlt mich noch an durch eine Spalte muss ich s erspäh n. ausser sich Seh ich dies wonnige Auge, von dem Weibe lass ich nicht ab! FAFNER He! Euch rat ich, verstopft mir die Ritze! LOGE Nimmersatte! Seht ihr denn nicht, ganz schwand uns der Hort? FAFNER Mitnichten, Freund! An Wotans Finger glänzt von Gold noch ein Ring den gebt, die Ritze zu füllen! WOTAN Wie! Diesen Ring? LOGE Lasst euch raten! Den Rheintöchtern gehört dies Gold; ihnen gibt Wotan es wieder. WOTAN Was schwatztest du da? Was schwer ich mir erbeutet, ohne Bangen wahr ich s für mich! LOGE Schlimm dann steht s um mein Versprechen, das ich den Klagenden gab! WOTAN Dein Versprechen bindet mich nicht; als Beute bleibt mir der Reif. FAFNER Doch hier zur Lösung musst du ihn legen. WOTAN Fordert frech, was ihr wollt, alles gewähr ich; um alle Welt, doch nicht fahren lass ich den Ring! FASOLT zieht wütend Freia hinter dem Horte hervor Aus denn ist s, beim Alten bleibt s; nun folgt uns Freia für immer! FREIA Hilfe! Hilfe! FRICKA Harter Gott, gib ihnen nach! FROH Spare das Gold nicht! DONNER Spende den Ring doch! Fafner hält den fortdrängenden Fasolt noch auf; alle stehen bestürzt WOTAN Lasst mich in Ruh ! Den Reif geb ich nicht! Wotan wendet sich zürnend zur Seite. Die Bühne hat sich von neuem verfinstert; aus der Felskluft zur Seite bricht ein bläulicher Schein hervor in ihm wird plötzlich Erda sichtbar, die bis zu halber Leibeshöhe aus der Tiefe aufsteigt; sie ist von edler Gestalt, weithin von schwarzem Haar umwallt. ERDA die Hand mahnend gegen Wotan ausstreckend Weiche, Wotan! Weiche! Flieh des Ringes Fluch! Rettungslos dunklem Verderben weiht dich sein Gewinn. WOTAN Wer bist du, mahnendes Weib? ERDA Wie alles war - weiss ich; wie alles wird, wie alles sein wird, seh ich auch, - der ew gen Welt Ur-Wala, Erda, mahnt deinen Mut. Drei der Töchter, ur-erschaff ne, gebar mein Schoss; was ich sehe, sagen dir nächtlich die Nornen. Doch höchste Gefahr führt mich heut selbst zu dir her. Höre! Höre! Höre! Alles was ist, endet. Ein düst rer Tag dämmert den Göttern dir rat ich, meide den Ring! sie versinkt langsam bis an die Brust, während der bläuliche Schein zu dunkeln beginnt WOTAN Geheimnis-hehr hallt mir dein Wort weile, dass mehr ich wisse! ERDA im Versinken Ich warnte dich; du weisst genug sinn in Sorg und Furcht! sie verschwindet gänzlich WOTAN Soll ich sorgen und fürchten, dich muss ich fassen, alles erfahren! er will der Verschwindenden in die Kluft nach, um sie zu halten. Froh und Fricka werfen sich ihm entgegen und halten ihn zurück FRICKA Was willst du, Wütender? FROH Halt ein, Wotan! Scheue die Edle, achte ihr Wort! Wotan starrt sinnend vor sich hin DONNER sich entschlossen zu den Riesen wendend Hört, ihr Riesen! Zurück, und harret das Gold wird euch gegeben. FREIA Darf ich es hoffen? Dünkt euch Holda wirklich der Lösung wert? Alle blicken gespannt auf Wotan; dieser nach tiefem Sinnen zu sich kommend, erfasst seinen Speer und schwenkt ihn wie zum Zeichen eines mutigen Entschlusses WOTAN Zu mir, Freia! Du bist befreit. Wieder gekauft kehr uns die Jugend zurück! Ihr Riesen, nehmt euren Ring! er wirft den Ring auf den Hort Die Riesen lassen Freia los; sie eilt freudig auf die Götter zu, die sie abwechselnd längere Zeit in höchster Freude liebkosen. Fafner breitet sogleich einen ungeheuren Sack aus und macht sich über den Hort her, um ihn da hineinzuschichten. FASOLT dem Bruder sich entgegenwerfend Halt, du Gieriger! Gönne mir auch was! Redliche Teilung taugt uns beiden. FAFNER Mehr an der Maid als am Gold lag dir verliebtem Geck mit Müh zum Tausch vermocht ich dich Toren; Ohne zu teilen, hättest du Freia gefreit teil ich den Hort, billig behalt ich die grösste Hälfte für mich. FASOLT Schändlicher du! Mir diesen Schimpf? zu den Göttern Euch ruf ich zu Richtern teilet nach Recht uns redlich den Hort! Wotan wendet sich verächtlich ab LOGE Den Hort lass ihn raffen; halte du nur auf den Ring! FASOLT stürzt sich auf Fafner, der immerzu eingesackt hat Zurück, du Frecher! Mein ist der Ring; mir blieb er für Freias Blick! Er greift hastig nach dem Reif. Sie ringen. FAFNER Fort mit der Faust! Der Ring ist mein! Fasolt entreisst Fafner den Ring FASOLT Ich halt ihn, mir gehört er! FAFNER mit einem Pfahle nach Fasolt ausholend Halt ihn fest, dass er nicht fall ! Er streckt Fasolt mit einem Streiche zu Boden, dem Sterbenden entreisst er dann hastig den Ring FAFNER Nun blinzle nach Freias Blick! An den Reif rührst du nicht mehr! Er steckt den Ring in den Sack und rafft dann gemächlich den Hort vollends ein. Alle Götter stehen entsetzt. Langes, feierliches Schweigen WOTAN Furchtbar nun erfind ich des Fluches Kraft! LOGE Was gleicht, Wotan, wohl deinem Glücke? Viel erwarb dir des Ringes Gewinn; dass er nun dir genommen, nützt dir noch mehr deine Feinde - sieh - fällen sich selbst um das Gold, das du vergabst. WOTAN tief erschüttert Wie doch Bangen mich bindet! Sorg und Furcht fesseln den Sinn wie sie zu enden, lehre mich Erda zu ihr muss ich hinab! FRICKA schmeichelnd sich an ihn schmiegend Wo weilst du, Wotan? Winkt dir nicht hold die hehre Burg, die des Gebieters gastlich bergend nun harrt? WOTAN düster Mit bösem Zoll zahlt ich den Bau. DONNER auf den Hintergrund deutend, der noch in Nebel gehüllt ist Schwüles Gedünst schwebt in der Luft; lästig ist mir der trübe Druck! Das bleiche Gewölk samml ich zu blitzendem Wetter, das fegt den Himmel mir hell. er besteigt einen hohen Felsstein am Talabhange und schwingt dort seinen Hammer; Nebel ziehen sich um ihn zusammen He da! He da! He do! Zu mir, du Gedüft! Ihr Dünste, zu mir! Donner, der Herr, ruft euch zu Heer! er schwingt den Hammer Auf des Hammers Schwung schwebet herbei! Dunstig Gedämpf! Schwebend Gedüft! Donner, der Herr, ruft euch zu Heer! He da! He da! He do! er verschwindet völlig in einer immer finsterer sich ballenden Gewitterwolke. Man hört Donners Hammerschlag schwer auf den Felsstein fallen ein starker Blitz entfährt der Wolke; ein heftiger Donnerschlag folgt. Froh ist mit dem Gewölk verschwunden. DONNER unsichtbar Bruder, hieher! Weise der Brücke den Weg! Plötzlich verzieht sich die Wolke; Donner und Froh werden sichtbar von ihren Füssen aus zieht sich, mit blendendem Leuchten, eine Regenbogenbrücke über das Tal hinüber bis zur Burg, die jetzt, von der Abendsonne beschienen, im hellsten Glanze erstrahlt. Fafner, der neben der Leiche seines Bruders endlich den ganzen Hort eingerafft, hat, den ungeheuren Sack auf dem Rücken, während Donners Gewitterzauber die Bühne verlassen. FROH der der Brücke mit der ausgestreckten Hand den Weg über das Tal angewiesen, zu den Göttern Zur Burg führt die Brücke, leicht, doch fest eurem Fuss beschreitet kühn ihren schrecklosen Pfad! Wotan und die anderen Götter sind sprachlos in den prächtigen Anblick verloren. WOTAN Abendlich strahlt der Sonne Auge; in prächtiger Glut prangt glänzend die Burg. In des Morgens Scheine mutig erschimmernd, lag sie herrenlos, hehr verlockend vor mir. Von Morgen bis Abend, in Müh und Angst, nicht wonnig ward sie gewonnen! Es naht die Nacht vor ihrem Neid biete sie Bergung nun. Wie von einem grossen Gedanken ergriffen, sehr entschlossen So grüss ich die Burg, sicher vor Bang und Grau n! er wendet sich feierlich zu Fricka Folge mir, Frau in Walhall wohne mit mir! FRICKA Was deutet der Name? Nie, dünkt mich, hört ich ihn nennen. WOTAN Was, mächtig der Furcht, mein Mut mir erfand, wenn siegend es lebt, leg es den Sinn dir dar! er fasst Fricka an der Hand und schreitet mit ihr langsam der Brücke zu; Froh, Freia und Donner folgen LOGE im Vordergrunde verharrend und den Göttern nachblickend Ihrem Ende eilen sie zu, die so stark in Bestehen sich wähnen. Fast schäm ich mich, mit ihnen zu schaffen; zur leckenden Lohe mich wieder zu wandeln, spür ich lockende Lust sie aufzuzehren, die einst mich gezähmt, statt mit den Blinden blöd zu vergehn, und wären es göttlichste Götter! Nicht dumm dünkte mich das! Bedenken will ich s wer weiss, was ich tu ! Er geht, um sich den Göttern in nachlässiger Haltung anzuschliessen. Aus der Tiefe hört man den Gesang der Rheintöchter heraufschallen. DIE DREI RHEINTÖCHTER in der Tiefe des Tales, unsichtbar Rheingold! Rheingold! Reines Gold! Wie lauter und hell leuchtest hold du uns! Um dich, du klares, wir nun klagen gebt uns das Gold! O gebt uns das reine zurück! WOTAN im Begriff, den Fuss auf die Brücke zu setzen, hält an und wendet sich um Welch Klagen klingt zu mir her? LOGE späht in das Tal hinab Des Rheines Kinder beklagen des Goldes Raub! WOTAN Verwünschte Nicker! zu Loge Wehre ihrem Geneck! LOGE in das Tal hinabrufend Ihr da im Wasser, was weint ihr herauf? Hört, was Wotan euch wünscht! Glänzt nicht mehr euch Mädchen das Gold, in der Götter neuem Glanze sonnt euch selig fortan! Die Götter lachen und beschreiten dann die Brücke. DIE DREI RHEINTÖCHTER aus der Tiefe Rheingold! Rheingold! Reines Gold! O leuchtete noch in der Tiefe dein laut rer Tand! Traulich und treu ist s nur in der Tiefe falsch und feig ist, was dort oben sich freut! Während die Götter auf der Brücke der Burg zuschreiten, fällt der Vorhang. この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Das Rheingold
https://w.atwiki.jp/elvis/pages/6911.html
Boundary Integral Methods Theory and Applications Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? L. Morino? R. Piva? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? L.Morino? R.Piva? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Mathematics-Applied? Subjects-Science-Physics-Dynamics-FluidDynamics? Subjects-Science-Physics-FluidMechanics? Advanced Structural and Functional Materials Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Wolfgang G.J. Bunk? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? WolfgangG.J.Bunk? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Automation and Systems Issues in Air Traffic Control (NATO ASI Series Computer Systems Science) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? John A. Wise? M.L. Smith? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? JohnA.Wise? M.L.Smith? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-Software-Business-ControlSystems? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-Aerospace? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Modeling of Curves and Surfaces in CAD/CAM (Computer Graphics Systems Applications) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Mamoru Hosaka? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? MamoruHosaka? ジャンル別? Subjects-Arts&Photography-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Computers&Internet-Networking-Networks,Protocols&APIs-Networks? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-General? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-CAD-CAD&CAM? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Manufacturing? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Manufacturing? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Computer-aided Cooperative Product Development (Lecture Notes in Computer Science) Springer? D. Sriram? Robert Logcher? Shuichi Fukuda? Springer? D.Sriram? RobertLogcher? ShuichiFukuda? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Arts&Photography-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-CAD-CAD&CAM? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Elastic Contact Analysis by Boundary Elements (Lecture Notes in Engineering) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Susumu Takahashi? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? SusumuTakahashi? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General A New Boundary Element Formulation in Engineering (Lecture Notes in Engineering) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Tania G.B.De Figueiredo? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? TaniaG.B.DeFigueiredo? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Mathematics-MathematicalAnalysis? Optical and Spectroscopic Properties of Glass Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Fuxi Gan? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? FuxiGan? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Chemistry-Spectroscopy-General? Subjects-Science-Physics-General? Steel Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Verein Deutscher Eisenhuttenleute? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? VereinDeutscherEisenhuttenleute? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Automotive Simulation Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Moshe R. Heller? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? MosheR.Heller? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet? Subjects-Engineering-Automotive? Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-Automotive-Customize? Subjects-Nonfiction-Automotive-Trucks&Vans? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Automotive? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Methods of the Classical Theory of Elastodynamics Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Vladimir B. Poruchikov? V.A. Khokhryakov? G.P. Groshev? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? VladimirB.Poruchikov? V.A.Khokhryakov? G.P.Groshev? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Mathematics-Applied? Subjects-Science-Physics-Dynamics-General? Subjects-Science-Physics-Mechanics? Ion Implantation in Diamond, Graphite and Related Materials (Springer Series in Materials Science) Springer? M.S. Dresselhaus? Rafael Kalish? Springer? M.S.Dresselhaus? RafaelKalish? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Physics-General? Active Perception and Robot Vision (NATO ASI Series F Computer Systems Sciences) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Arun K. Sood? Harry Wechsler? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? ArunK.Sood? HarryWechsler? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-MachineVision? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-Robotics? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Automation? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Automation? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General The Nurbs Book (Monographs in Visual Communications) Springer-Verlag? Les A. Piegl? Wayne Tiller? Springer-Verlag? LesA.Piegl? WayneTiller? ジャンル別? Subjects-Arts&Photography-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Arts&Photography-Architecture-General? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-HTML,Graphics,&Design-WebGraphics? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-General? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-CAD-CAD&CAM? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-CAD&CAM? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-CAD&CAM? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Professional&Technical-Architecture-General? Single-Electron Tunneling and Mesoscopic Devices (Springer Series in Electronics Photonics) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Hans Koch? Heinz Lubbig? H. Luebbig? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? HansKoch? HeinzLubbig? H.Luebbig? ジャンル別? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Electromagnetism? Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-CondensedMatter? Subjects-Science-Physics-Electromagnetism-General? Subjects-Science-Physics-Electromagnetism-Electricity? Computer Aided Systems Theory - Eurocast '91 (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Franz Pichler? R.M-. Diaz? Springer? FranzPichler? R.M-.Diaz? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Arts&Photography-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-TheoryofComputing? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-CAD-CAD&CAM? Subjects-Engineering-General? Subjects-Medicine-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Science-Medicine-General? Reliability and Optimization of Structural Systems (Lecture Notes in Engineering) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? P. Thoft-Christensen? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? P.Thoft-Christensen? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Civil-Structural? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Structural? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Flugregelung Springer-Verlag GmbH? Rudolf Brockhaus? Springer-VerlagGmbH? RudolfBrockhaus? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Chemical Water and Wastewater Treatment II Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Hermann H. Hahn? Rudolf Klute? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? HermannH.Hahn? RudolfKlute? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-Civil-Environmental-SolidWasteManagement? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-SolidWasteManagement? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Robots and Biological Systems (NATO ASI S.) Springer? Paolo Dario? Giulo Sandini? P. Aebischer? Springer? PaoloDario? GiuloSandini? P.Aebischer? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-Robotics? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-TheoryofComputing? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SystemsAnalysis&Design? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Medicine-InternalMedicine-Neurology-Neuroscience? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Medical-Medicine-InternalMedicine-Neurology-Neuroscience? Subjects-Science-Medicine-InternalMedicine-Neurology-Neuroscience? Conversion Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Anke Brunn? L. Baehr? H.-J. Karpe? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? AnkeBrunn? L.Baehr? H.-J.Karpe? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Industrial? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Industrial? An Introduction to Fuzzy Control Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Dimiter Driankov? H. Hellendoorn? M. Reinfrank? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? DimiterDriankov? H.Hellendoorn? M.Reinfrank? ジャンル別? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-DigitalDesign? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Verification and Validation of Complex Systems (NATO ASI) Springer? John A. Wise? V.David Hopkin? P. Stager? Springer? JohnA.Wise? V.DavidHopkin? P.Stager? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDevelopment? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SoftwareEngineering? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SystemsAnalysis&Design? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Fluid Dynamics of High Angle of Attack (IUTAM Symposia) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? R. Kawamura? Y. Aihara? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? R.Kawamura? Y.Aihara? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Aerospace-Aerodynamics? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace-Aerodynamics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Astronomy-Aeronautics&Astronautics? Applications of Laser Techniques to Fluid Mechanics Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? R.J. Adrian? D.F.G. Durao? F. Durst? M.M. Heitor? M. Maeda? J.H. Whitelaw? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? R.J.Adrian? D.F.G.Durao? F.Durst? M.M.Heitor? M.Maeda? J.H.Whitelaw? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-Circuitry-Communication&SignalProcessing? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-Extraction&Processing? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-Extraction&Processing? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Physics-Dynamics-FluidDynamics? Subjects-Science-Physics-Light-Lasers? Subjects-Science-Physics-Optics? Subjects-Science-Physics-FluidMechanics? Windturbines Fundamentals, Technologies, Application and Economics Springer? Erich Hau? Springer? ErichHau? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Business&Investing-Biographies&Primers-PopularEconomics? Subjects-Engineering-Energy-Wind? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Turbines? Subjects-Nonfiction-Economics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Turbines? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Energy-Wind? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Technology-RenewableEnergy? Reliability and Safety Assessment of Dynamic Process Systems (NATO ASI) Springer? Tunc Aldemir? Nathan O. Siu? Ali Mosleh? P.Carlo Cacciabue? B.Gul Goktepe? Springer? TuncAldemir? NathanO.Siu? AliMosleh? P.CarloCacciabue? B.GulGoktepe? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-QualityControl? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Adsorption on Ordered Surfaces of Ionic Solids and Thin Films (Seminar Series in Surface Sciences) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? H-.J. Freund? Eberhard Umbach? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? H-.J.Freund? EberhardUmbach? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Chemistry-Physical&Theoretical? Subjects-Science-Chemistry-Physical&Theoretical-General? Subjects-Science-Chemistry-Spectroscopy-General? Subjects-Science-Experiments,Instruments&Measurement-Microscopes&Microsocopy? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-CondensedMatter? Isdn Das Diensteintegrierende Digitale Nachrichtennetz Konzept, Verfahren, Systeme Springer-Verlag? P. Bocker? Springer-Verlag? P.Bocker? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-Platforms&Administration-ISDN? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General Advanced Composite Materials Springer? L. Pilato? Louis A. Pilato? Michael J. Michno? Springer? L.Pilato? LouisA.Pilato? MichaelJ.Michno? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Engineering-Chemical-General? Subjects-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-PolymerChemistry? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-Chemistry-Industrial&Technical? Subjects-Science-Chemistry-ChemicalEngineering? Computer Aided Systems Theory - Eurocast '93 (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Franz Pichler? Roberto Moreno Diaz? Springer? FranzPichler? RobertoMorenoDiaz? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Arts&Photography-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-TheoryofComputing? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-CAD-CAD&CAM? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Architecture-Drawing&Modelling-CAD-CAD&CAM? Fuenf Jahrtausende Radfahrzeuge Springer-Verlag GmbH? Rudolf Krebs? Springer-VerlagGmbH? RudolfKrebs? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Air Quality Control Formation and Sources, Dispersion,m Characteristics and Impact of Air Pollutants-Measuring Methods, Techniques for Reduction of Emissions and regulati (Environmental Engineering (Berlin, Germany).) Springer? Gunter Baumbach? Springer? GunterBaumbach? ジャンル別? Subjects-Engineering-SpecialTopics-AppliedAtmosphericSciences? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-Air? Subjects-Engineering-General? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-EnvironmentalScience Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-Air? Subjects-Professional&Technical-Engineering-SpecialTopics-AppliedAtmosphericSciences? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-EarthSciences-EnvironmentalScience Subjects-Science-EarthSciences-AtmosphericSciences-AtmosphericChemistry? Subjects-Science-General Industrial Pollution Prevention (Environmental Engineering) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Thomas T. Shen? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? ThomasT.Shen? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Management&Leadership-Management? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-Air? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-Pollution-Air? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-BusinessManagement-Management&Leadership-Management? Computer Performance Evaluation (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Gunter Haring? Gabriele Kotsis? Springer? GunterHaring? GabrieleKotsis? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SystemsAnalysis&Design? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Worterbuch Geotechnik Dictionary Geotechnical Engineering Dutch - English/german - English Springer-Verlag? Herbert Bucksch? Springer-Verlag? HerbertBucksch? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-66? Subjects-Engineering-Civil-General? Subjects-Engineering-Civil-Geotechnical? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Reference? Subjects-Nonfiction-ForeignLanguageNonfiction-German? Subjects-Nonfiction-Education-Reference-Dictionaries&Thesauri-English(All)? Subjects-Nonfiction-Education-Reference-Dictionaries&Thesauri-Science? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-EnvironmentalScience Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Geotechnical? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Reference? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-EarthSciences-EnvironmentalScience? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-EarthSciences-Geology? Subjects-Reference-Dictionaries&Thesauruses-English(All)? Subjects-Reference-Dictionaries&Thesauruses-Science? Subjects-Science-EarthSciences-EnvironmentalScience Subjects-Science-EarthSciences-Geology-General? Subjects-Science-General Subjects-Science-Reference-Engineering? Fundamentals of Semiconductors Physics and Materials Properties Springer-Verlag? Peter Y. Yu? Manuel Cardona? Springer-Verlag? PeterY.Yu? ManuelCardona? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-ElectricityPrinciples? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Electromagnetism? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-SolidStatePhysics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-General? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-CondensedMatter? Subjects-Science-Physics-Electromagnetism-General? Subjects-Science-Physics-Electromagnetism-Electricity? Subjects-Science-Physics-Electromagnetism-SemiconductorPhysics? The Properties of Optical Glass (Schott Series on Glass and Glass Ceramics) Springer? Hans Bach? Norbert Neuroth? Springer? HansBach? NorbertNeuroth? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Manufacturing? Subjects-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Engineering-Chemical-Coatings,Ceramics&Glass? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Industrial,Manufacturing&OperationalSystems-Manufacturing? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Coatings,Ceramics&Glass? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Optics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Optics? Substores-UnknownASINs-jp-unknown3? Graphics and Robotics (Lecture Notes in Computer Science) Springer-Verlag? Wolfgang Strasser? Friedrich Wahl? Springer-Verlag? WolfgangStrasser? FriedrichWahl? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-WebDevelopment-HTML,Graphics,&Design-WebGraphics? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-Robotics? Subjects-Computers&Internet-Programming-Graphics&Multimedia-General? Subjects-Computers&Internet-GraphicDesign-General? Subjects-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-ComputerTechnology-Robotics&Automation? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-Robotics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General Dependable Computing - Edcc-1 (Lecture Notes in Computer Science) Springer? Klaus Echtle? Darrell P. Hammer? David Powell? Springer? KlausEchtle? DarrellP.Hammer? DavidPowell? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Computers&Internet-Software-Design&Development-SoftwareDesign? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-SystemsAnalysis&Design? Subjects-Computers&Internet-General? Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Autonome Mobile Systeme 1994. 10. Fachgespraech, Stuttgart, 13. und 14. Oktober 1994 Springer-Verlag GmbH? P. Levi? T. Brauenl? Springer-VerlagGmbH? P.Levi? T.Brauenl? ジャンル別? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Electrochemistry of Glasses and Glass Melts, Including Glass Electrodes Including Glass Electrodes (Schott Series on Glass and Glass Ceramics) Springer? Hans Bach? Friedrich G. K. Baucke? Dieter Krause? Springer? HansBach? FriedrichG.K.Baucke? DieterKrause? ジャンル別? Subjects-Engineering-Chemical-General? Subjects-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Engineering-Chemical-Coatings,Ceramics&Glass? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Coatings,Ceramics&Glass? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Chemistry-Physical&Theoretical? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-Chemistry-Physical&Theoretical-General? Subjects-Science-Chemistry-Physical&Theoretical-Electrochemistry? Subjects-Science-Chemistry-ChemicalEngineering? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Analysis of the Composition and Structure of Glass and Glass Ceramics (Schott Series on Glass and Glass Ceramics Science, Technology, and Applications) Springer-Verlag? Hans Bach? Dieter Krause? Springer-Verlag? HansBach? DieterKrause? ジャンル別? Subjects-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Chemical-Materials? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-Ceramics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-MechanicalPropertiesofSolids? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Chemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Chemistry-Analytic? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Science-Chemistry-Analytic? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Solid-StatePhysics-CondensedMatter? Analysis of Pesticides in Ground and Surface Water (Chemistry of Plant Protection) Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? H-.J. Stan? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? H-.J.Stan? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-47? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-Civil-Environmental-Groundwater? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-WaterQuality&Treatment? Subjects-Engineering-General? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-WaterSupply? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-EnvironmentalScience Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-Groundwater? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-WaterQuality&Treatment? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Medical-BasicSciences-Chemistry? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-AgriculturalSciences-General? Subjects-Science-Chemistry-General&Reference? Subjects-Science-EarthSciences-EnvironmentalScience Subjects-Science-Nature&Ecology-Environment-WaterSupply? Subjects-Science-AgriculturalSciences-General? Subjects-Science-AgriculturalSciences-Insecticides&Pesticides? Computational Mechanics '95 Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? S.N. Atluri? G. Yagawa? T.A. Cruse? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? S.N.Atluri? G.Yagawa? T.A.Cruse? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet-ComputerScience-ArtificialIntelligence-General? Subjects-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General TITLE NOT SUPPLIED Springer-Verlag Berlin and Heidelberg GmbH & Co. K? Springer-VerlagBerlinandHeidelbergGmbH&Co.K? ジャンル別? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Wastewater Management for Coastal Cities The Ocean Disposal Option (Environmental Engineering) Springer-Verlag? Charles G. Gunnerson? Jonathan A. French? Springer-Verlag? CharlesG.Gunnerson? JonathanA.French? ジャンル別? Subjects-Business&Investing-Economics-NaturalResources Subjects-Engineering-SpecialTopics-Ocean&CoastalEngineering? Subjects-Engineering-Civil-Construction-Management? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Engineering-Civil-Environmental-SolidWasteManagement? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-WaterQuality&Treatment? Subjects-Engineering-Civil-Environmental-SewageDisposal&Treatment? Subjects-Engineering-General? Subjects-Nonfiction-Economics-NaturalResources Subjects-Outdoors&Nature-Environment-WaterSupply? Subjects-Outdoors&Nature-Environment-EnvironmentalScience Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Construction-Management? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-SolidWasteManagement? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-WaterQuality&Treatment? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Environmental-SewageDisposal&Treatment? Subjects-Professional&Technical-Engineering-SpecialTopics-Ocean&CoastalEngineering? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Accounting&Finance-Economics-NaturalResources Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-EarthSciences-EnvironmentalScience? Subjects-Science-EarthSciences-EnvironmentalScience Subjects-Science-General Subjects-Science-Nature&Ecology-Environment-WaterSupply? Laser-Beam Interactions With Materials Physical Principles and Applications (Springer Series in Materials Science) Springer? Martin Von Allmen? Andreas Blatter? Springer? MartinVonAllmen? AndreasBlatter? ジャンル別? Subjects-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-Lasers? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Materials-Properties-Physical? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Electrical&Electronics-Optics-Lasers? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-Engineering-Materials-Properties-Physical? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-General? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Nanostructures? Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Optics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Physics-General? Subjects-Science-Physics-Light-Lasers? Subjects-Science-Physics-Nanostructures? Subjects-Science-Physics-Optics? Computational Methods for Fluid Dynamics Springer-Verlag? Joel H. Ferziger? M. Peric? J. H. Ferziger? Springer-Verlag? JoelH.Ferziger? M.Peric? J.H.Ferziger? ジャンル別? Subjects-Computers&Internet? Subjects-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Civil-Mechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Aerospace-AdvancedMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Professional&Technical-ProfessionalScience-Physics-Mechanics? Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Physics-Acoustics&Sound? Subjects-Science-Physics-Dynamics-General? Subjects-Science-Physics-Dynamics-FluidDynamics? Subjects-Science-Physics-Mechanics? Subjects-Science-Physics-FluidMechanics? Computational Fluid Dynamics An Introduction Springer-Verlag? John David Anderson? G. Degrez? E. Dick? R. Grundmann? John F. Wendt? Springer-Verlag? JohnDavidAnderson? G.Degrez? E.Dick? R.Grundmann? JohnF.Wendt? ジャンル別? Substores-UnknownASINs-66? Subjects-Computers&Internet? Subjects-Engineering-General? Subjects-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-MaterialsScience-General? Subjects-Professional&Technical-Engineering-Mechanical-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General Subjects-Science-General Subjects-Science-Mathematics-General? Subjects-Science-Mathematics-Applied-General? Subjects-Science-Physics-Dynamics-General? Subjects-Science-Physics-Dynamics-FluidDynamics? Subjects-Science-Physics-FluidMechanics? Subjects-Professional&Technical-Engineering-General 洋書
https://w.atwiki.jp/oper/pages/203.html
第3幕 (ライン河の岸辺の、手つかずの森と岩に覆われた峡谷地帯。ライン河は、舞台の奥の方の急な斜面の脇を流れている) 前奏曲と第1場 (3人のラインの娘たちとジークフリート。3人のラインの娘たち、ヴォークリンデ、ヴェルグンデ、フロスヒルデは、川の中から浮かび上がって来て、輪舞をする時のように、輪になって泳ぎ回る) <3人のラインの娘たち> (泳ぎながらも、ゆっくりと、その場に静止するように) お日さまは、明るい光を送るけど、 水の底では、深い夜。 昔は、明るかったのに・・・。 あの頃はまだ、汚れなく気高く輝いてた。 お父さんの黄金が水底で。 ラインの黄金!清き黄金! 何て、まばゆく、光っていたの! 水底を照らす気高き星よ! (再び輪になって、泳ぎながら) ヴァイアラーラ、ライア、ヴァララ・・・ライアララー・・・ (遠くから角笛の音。三人は耳を澄ますと、歓声を上げて、パチャパチャと水しぶきを上げる) ああ、お日さま!あの勇者を遣わしてくれたのね! あの勇者が、あたし達に黄金を返してくれるのね! 黄金さえ返してくれれば、貴女の目の光を、 あたしたちは、もう妬まないわ。 ラインの黄金!清らかな黄金! 何と楽しく、光っていたことでしょう! 水底を照らす、自由の星よ! (ジークフリートの角笛の音が上から聞こえる) <ヴォークリンデ> 角笛の音が聞こえてくる。 <ヴェルグンデ> あの勇者が近づいてきた。 <フロスヒルデ> さあ、相談してみましょう! (三人は急いで水の中に潜る。ジークフリートは、完全に武装した姿で丘の斜面に現れる) <ジークフリート> 妖精に惑わされて、 獲物の足跡を見失ってしまった・・・ おい、ずるい奴め! ぼくの獲物を、素早く、どこに隠したんだ? <3人のラインの娘たち> (再び水面に浮かび上がり、輪になって泳ぐ) ジークフリート! <フロスヒルデ> なぜ谷底を叱りつけてるの? <ヴェルグンデ> どの妖精に怒っているの? <ヴォークリンデ> いたずら者にからかわれたの? <3人のラインの娘たち> ねえ、ジークフリート!あたしたちに教えてよ! <ジークフリート> (微笑んで、娘たちを見つめながら) あなた方が誘惑したので、 あの毛むくじゃらの獣は、ぼくから姿をくらましたのかい? あんなので気晴らしになるのなら、 元気なお嬢さん方に、ぼくは喜んで譲ってあげるよ。 (娘たちは、大きな笑い声を立てる) <ヴォークリンデ> ねえ、ジークフリート、あたし達に何かくれる? もし、あの獲物をあなたに返してあげたら。 <ジークフリート> まだ一匹も獲物がないんだ。 何でも望むものを言ってごらん。 <ヴェルグンデ> じゃあ、指に輝く金の指輪! <3人のラインの娘たち> それを、あたし達に、ちょうだいよ! <ジークフリート> この指輪のために、大きな龍を倒したのに・・・ つまらない四つ足の熊ごときと、 この指輪を交換しろと言うのか? <ヴォークリンデ> あなた、そんなにがめついの? <ヴェルグンデ> お買い物する時も、ケチなのかしら? <フロスヒルデ> 女の人には気前よくするものよ。 <ジークフリート> 君たちのために、財産をすったとなると、 きっと、うちの奥さんは怒るだろうなあ。 <フロスヒルデ> 意地悪な奥さんなのね? <ヴェルグンデ> ぶたれちゃうのかしら? <ヴォークリンデ> 勇者のくせして、もう平手打ちを食らったみたい! (無遠慮に笑い飛ばす) <ジークフリート> ふん、笑うがいいさ! 悲しいのは、お前達だろう。 いくら指輪を欲しがったって、 お前達みたいないたずら者には、あげるものか! (その間、ラインの娘たちは、再び輪になって泳ぎ始めている) <フロスヒルデ> 美男子なのに! <ヴェルグンデ> 力も強いのに! <ヴォークリンデ> 誰もがうらやむような人なのに! <3人のラインの娘たち> これは残念!ケチだとは! (笑って、水の中に潜る) <ジークフリート> (谷底に降りて行く) ケチなんて言葉を我慢しなきゃならんとは? けなされたままで、いいのだろうか? あの子らが、また水面に出て来たら、 この指輪を、くれてやろう。 (大声で叫ぶ) おおい!おおい!水中の恋の妖精さんよ! 早くおいでよ!指輪はお前達にあげるから! (指から指輪を外し、頭上に高くかかげる。3人のラインの娘たちは再び浮き上がるが、厳粛で重々しい様子をしている) <フロスヒルデ> 勇者よ。まだ返さずに、持っていなさい。 あなたが大いなる災いに気付くまで・・・ <ヴォークリンデとヴェルグンデ> それは、あなたが指輪のせいで抱え込んでいる災厄。 <3人のラインの娘たち> きっと、あなたも一安心よ。 あたし達があなたを、その呪いから解放すれば。 <ジークフリート> (動じずに、また指輪を指にはめてしまう) じゃあ、話してみろよ!お前達の知っていることを! <3人のラインの娘たち> ジークフリート!ジークフリート!ジークフリート! あなたの身に、良からぬことが迫っている。 <ヴェルグンデ> その指輪は、あなたに災いをもたらす。 <3人のラインの娘たち> それは、その輝く指輪が、ラインの黄金で作られているからよ。 <ヴェルグンデ> 悪知恵を尽くしてその指輪を作り上げ、屈辱にまみれて手放した男・・・ <3人のラインの娘たち> その男が、指輪に呪いをかけたのよ。 どんなに時が経とうとも、その持ち主に死が下るように・・・と。 <フロスヒルデ> 昔、あなたが龍を斃したように・・・ <ヴェルグンデとフロスヒルデ> あなたもまた、斃される・・・。 <3人のラインの娘たち> それも、この日のうちによ・・・ あたし達の言う通りのことが起きるわよ。 もしも、あなたが指輪を交換してくれて、 <ヴェルグンデとフロスヒルデ> ラインの水底に指輪を返せないのなら。 <3人のラインの娘たち> この呪いを浄めるのは、ラインの流れだけだからよ! <ジークフリート> いい加減にしろ!ずる賢い娘たちめ! ぼくは、お世辞を信じたりはしないけど、 脅しなんて、もっと通用しないぞ! <3人のラインの娘たち> ジークフリート!ジークフリート! ほんとうのことを、言っているのよ。 逃れなさい!呪いの手から逃れなさい! 毎晩、運命の綱を編んでいるノルン達が、 原初の掟の綱に編み込んだ呪いなのよ! <ジークフリート> ぼくの剣は、槍さえ粉々に打ち砕いた。 だから、原初の掟を記した永遠の綱に、 どんな悲惨な呪いが編み込んであろうとも、 このノートゥングは、そのノルンの綱さえ断ち切るんだ! かつて龍が、その呪いについて、 ぼくに警告したことがあった。 だが、その龍でさえ、ぼくに恐怖を教えることはできなかったんだ! (指輪をじっと見つめる) この指輪が、ぼくに世界の支配権をくれるのだとしても、 愛の恵みさえ得られれば、 喜んで捨ててやる・・・ くれてやるよ。 もしもお前達が、ぼくに愛の歓びをくれるなら。 でもな。お前達が、ぼくの命や体が危ないと言って脅すなら、 たとえ小指一本の価値すら無い指輪だとしても、 絶対に、お前達にはあげないぞ! なぜなら、ぼくは、命や体など・・・ 見るがいい・・・こうして軽々と投げ出すんだ! (地面から土くれを引っつかんで、頭上に持ち上げると、最後のセリフといっしょに背後に放り投げる) <3人のラインの娘たち> 行きましょう!みんな! こんなバカ者など、置いていきましょう! この勇者は、自分は強くて賢いと自惚れているけれど、 本当は目隠しされていて、何ひとつ見えていない。 (激しく興奮したように泳ぎながら、岸辺の近くでぐるっと大きく旋回する) 立てた誓いを・・・守ろうともせず。 (再び激しい動きを見せて) 持っているはずの知恵を・・・使おうともしない。 <フロスヒルデ、やがてヴォークリンデ> 世にも気高き宝を与えられたというのに。 <3人のラインの娘たち> 捨てたことにすら、気が付かない・・・ <フロスヒルデ> そのくせ、あの指輪だけは・・・ <ヴェルグンデ> 自分を死なせる指輪だけは・・・ <3人のラインの娘たち> その指輪だけは、しっかり持っていようとするなんて! さようなら、ジークフリート! 誇り高き女性が、今日のうちにも、 意地悪なあなたから指輪を受け継ぐでしょう。 きっと、その人なら、あたし達の話をもっと良く聴いてくれるはず・・・ さあ!行きましょう!その人の所へ! (また素早く輪になって泳ぎ始め、ゆっくりと舞台後方へと泳いで行ってしまう。 ジークフリートは微笑みつつ、ラインの娘たちの後ろ姿を目で追う。岸辺の岩に片足を乗せ、手であごを支えながら、その場にたたずんでいる) <3人のラインの娘たち> ヴァイアラーラ、ヴァイアラーラ、ライアライア、ヴァララー・・・ <ジークフリート> 水の中でも、陸地でも、 女の手口が変わらないことは良く分かった・・・ こちらが、おだてに乗らなければ、 今度は、脅しにかかってくる。 それにも敢えて逆らえば、 お次は、がみがみ、お小言が始まる。 (ラインの娘達は、もう完全に姿を消している) だけれど、グートルーネとの契りさえ破らねば・・・ あの、かわいい娘たちの一人ぐらい、 新たに手なずけてみたかったものだなあ! (じっと彼女たちの行ってしまった後を見つめている) <3人のラインの娘たち> (ずっと離れた所から) ラーラララー、ラララー、ラララー・・・ (狩の角笛の音が丘の上からこちらに響いて来る) 第2場 ジークフリート、ハーゲン、グンター、男たち <ハーゲンの声> (遠くから) ホイホー! (ジークフリートは夢見心地から我に返ると、自らの角笛を吹き鳴らし、聞こえて来た角笛に返答する) <男たち> (舞台の外で) ホイホー!ホイホー! <ジークフリート> (答えながら) ホイホー!ホイホー!ホイヘー! <ハーゲン> (ハーゲンが丘の上に現れる。彼を追ってグンターも現れる。ハーゲンはジークフリートの様子を眺めながら) ようやく見つけたぞ。 一体、あなたは、どこまで駆け回っていたのだ? <ジークフリート> 下りてこいよ!ここは涼しくて気持ちがいいぞ! (男たちは全員、丘に到着し、ハーゲン、グンターと並んで丘を下りて行く) <ハーゲン> ここで休息を取り、宴を張ろう。 (狩りの獲物がうず高く積み上げられる) 獲物を置くんだ!酒袋を持って来い! (酒盃と酒袋が取り出され、全員その場に寝そべる) 我らの獲物を追い払ってしまった男の 武勇談を聞こうではないか。 さあ、ジークフリートよ、何を仕留めたのだ。 <ジークフリート> (笑いながら) 今日はつましい食事になりそうだ・・・ あなた方の獲物を分けてもらうしかないな。 <ハーゲン> 何だと?獲物なしか? <ジークフリート> 森に狩りに行ったはずなのに、 現れたのは、水の精だけさ。 もしも前もって分かっていれば、 あの3羽の水鳥たちを、 ぼくは、きっと捕まえていただろうに。 そいつらが、ライン河の川面で歌うには、 僕は今日中に殺されるってさ。 (そう言うと、グンターとハーゲンの間に割って入り、寝そべる。驚いたグンターは、陰鬱な眼差しでハーゲンを見る) <ハーゲン> それは、さぞや最悪の狩りだろうな。 獲物が無い上に、 待ち伏せしていた獣に殺されるのでは! <ジークフリート> のどが渇いた! <ハーゲン> (ジークフリートのために酒盃を満たし、その盃を差し出す) ジークフリートよ・・・ あなたは、鳥の歌を、 よく聴き取ることができると言う。 それは本当のことなのか? <ジークフリート> 小鳥のさえずる声なんて、もう長らく聞いていなかった。 (盃を受け取ると、それを持ったままグンターの方に振り向く。そして一口飲むと、その盃をグンターに差し出す) 飲みましょう!グンター!さあ! あなたの弟が差し出す盃で! <グンター> (物思いに沈み、憂鬱に盃を見つめ、くぐもった声で) あなたがよく混ぜないので、くすんだ変な色をしている・・・ (ますます声をくぐもらせながら) 中には、あなたの血しかない! <ジークフリート> (笑いながら) だったら、あなたのと混ぜればいいさ! (グンターの盃の中身を自分の盃に注ぐので、自分の盃は溢れ出す) 混ぜたら、溢れてしまったよ。 母なる大地への捧げ物としよう! <グンター> (深くため息をつきながら) なんと陽気な勇者だ! <ジークフリート> (声をひそめて、ハーゲンに) グンターはブリュンヒルデのことを気に病んでいるのか? <ハーゲン> (同じように声をひそめてジークフリートに) あなたが小鳥の歌声を聞き分けるように、 グンターも、あの女性のことを理解できれば良いのだが! <ジークフリート> 女の歌声を聞いてから、 鳥の歌は、すっかり忘れてしまったよ。 <ハーゲン> だが、昔は聴き取れたんだろう? <ジークフリート> (快活そうにグンターに振り向きながら) さあ!グンター!何をくよくよしてるのです! あなたを元気づけるために、 私の若い頃の昔話でも、 歌ってみましょうか。 <グンター> それは、ぜひ聴かせてもらいたいものだ。 (全員がジークフリートの傍に寝そべるので、低い姿勢で寝そべっている人々の中に、ジークフリートだけが体を起こして座る形になる) <ハーゲン> さあ、勇者よ。歌うがいい! <ジークフリート> ミーメという名のむら気な小人が 欲に駆られて、ぼくを育てた。 いつかその子が育った日には、 怠惰に森で宝を見張っている龍を、 その子に討ち果たさせようと目論んだのだ。 ミーメは、鉄の鍛え方や溶かし方を、ぼくに教えた。 しかし、当の師匠には出来なかったことを成し遂げるためには、弟子であるぼくの勇気が必要だった。 ぼくは、バラバラになった鉄剣の破片を 一から鍛え直して、剣にしたのだ。 父親の残した武器を再びつなぎ合わせ、 ぼくは、堅固なノートゥングに鍛え上げた。 小びとのミーメは、これで戦の準備はできたと確信し、 ぼくを森へと連れて行き、 ぼくは、龍のファフナーを斃したのだ! だけれど、みんな、ここからの話を良く聞いてくれ・・・ とても不思議な話なのだ。 龍の返り血を浴びた手の指が 燃えるように熱かったので、 冷やそうと、口もとに持って行き、 ほんのちょっと舌を 湿らせてみると、それが早いか、 小鳥たちの歌声が、矢のように頭に入って来て、 そのまんま聞き取れるようになった。 枝に止まって、小鳥は歌った・・・ 「わあい!ニーベルングの宝は、 ジークフリートのものだ! ああ!洞穴(ほらあな)にある宝を 見つけちゃえばいいのになあ! 隠れ頭巾を手に入れれば、 きっと楽しい冒険に役立つよ! でも、指輪まで探り当てちゃったら、 きっと世界を支配できちゃうなあ!」 <ハーゲン> それで、指輪と隠れ頭巾を運び出して来たのだな? <男たち> 小鳥の声を、また聞いたのですか? <ジークフリート> そう、指輪と隠れ頭巾を持って来たあと、もう一度 耳を澄ましてみた。小鳥の楽しいささやき声に。 すると、こずえの小鳥は、こう歌っていた・・・ 「わあい!頭巾も指輪もジークフリートのものだ。 でもね!ウソつきのミーメを信じちゃダメだよ! きっと宝を取り上げるつもりで、 ずるっこく待ち伏せているのさ・・・ ジークフリートの命を狙っているよ。 ああ!ミーメを信じなきゃいいけど!」 <ハーゲン> 忠告は正しかったのか? <四人の男たち> ミーメに仕返しをしたんですね? <ジークフリート> 毒薬を携えてやって来て、よほど不安なのか、 勝手にどもり始め、すっかり悪事を自白した。 悪党め!ノートゥングで、討ち果たしてやったよ! <ハーゲン> (甲高い声で大笑いしながら) ミーメは、剣の作り方は知らなかったが、 切れ味だけは味わったわけだな! <二人の男たち> (順番に繰り返す) それから、小鳥は、何と? <ハーゲン> (新たな盃を酒で満たし、そこに薬草の汁をぽたりと垂らす) 勇者よ。まずは、私の盃から飲むのだ・・・ あなたがはっきりと記憶を呼び起こすため、 私はよく効く飲み薬を混ぜたのだ。 (ハーゲンは酒盃をジークフリートに手渡す) これでもう、古い記憶も脱け落ちることはないはずだ! <ジークフリート> (思いを巡らしながら、その盃を見つめ、ゆっくりと飲み干す) 思い悩みつつ、こずえに耳を澄ますと、 小鳥が、まだそこに居て、こう歌っていた・・・ 「わあい!ジークフリートは悪い小人を打ち倒しちゃったぞ! ぼくは、彼にもってこいのきれいな女の子を知っているよ。 その子は岩山の上に眠っていて、 その周りを炎が取り巻いている。 だけど、はじける炎をかいくぐり、 花嫁の目を覚ましたら、 ブリュンヒルデは、彼のものになるよ!」 <ハーゲン> あなたは、その言葉どおりにしたのか? <ジークフリート> ぼくはためらうことなく旅立って・・・ (グンターは驚きを深めながら、耳をそばだてる) 炎が取り巻く岩山にたどり着いた。 そして火焔をかいくぐった そのご褒美は・・・ (高まる歓びに我を忘れつつ) 眠っていた・・・その喜ばしくも美しき女性は。 きらめく武具を身にまといながら。 ぼくは、その素晴らしい乙女から、兜を取り外し、 熱い口づけで目覚めさせた。 ああ!何と情熱的に、 ぶるんと巻きついてきたことか! あの美しいブリュンヒルデの腕(かいな)が! <グンター> (極度の驚愕とともに、跳ね起きて) 何たることを! (二羽のカラスが茂みの中から飛び上がり、ジークフリートの頭上に弧を描き、やがてライン河に向けて飛び去って行く) <ハーゲン> あのカラス達の鳴き声も、あなたは聴き取れるのか? (ジークフリートは勢いよく立ち上がり、ハーゲンに背中を向けると、二羽のカラスを目で追う) <ハーゲン> あれは、この私に呼びかけているのだ!報復せよ、とな! (ハーゲンはジークフリートの背中に槍を突き立てる。グンターはハーゲンの腕をとらえて止めさせようとするが・・・手遅れだった。ジークフリートは盾を両手に高く持ち上げ、それを振りかざしてハーゲンを叩き潰そうとするが、力尽き、盾を背後に取り落してしまう。その盾の上には、ジークフリート自身が大きな音で崩れ落ちていく) <四人の男たち> (もう無駄とは思いつつも、ハーゲンを押しとどめながら) ハーゲン!何をする? <別の二人の男> 何をしたんだ・・・? <グンター> ハーゲン・・・!何をしたんだ? <ハーゲン> (地に突っ伏したジークフリートを指差しながら) 偽誓を罰したまでのこと! (ハーゲンは悠然とそっぽを向き、一人で岩山の頂を越えて姿を消す。二羽のカラスの出現と同時に辺りをつつみ始めた黄昏の中を、ハーゲンはゆっくりと退場していく。 グンターは心の痛みに耐えかねるように、ジークフリートの傍らに頭を垂れる。男達は、思いを込めて、死に行く男の周りを取り巻く) <ジークフリート> (2人の男に支えられながら膝を立て、見開いた両目を、きらきらと輝かせながら) ブリュンヒルデ!聖なる花嫁! 起きて!目を開けて! 誰が、あなたを再び眠りに閉じ込めたのです? 誰があなたを、不安なまどろみに縛り付けたのです? 目を覚ます者が来ました!・・・目覚めのキスをし・・・ そして花嫁を縛めから解き放つと、 ブリュンヒルデの微笑みは、あふれる歓びを伝えてくれました・・・! ああ!この眼・・・今とこしえに見開かれて! ああ!この息吹き。晴れやかな風のように! とろけるように吹き過ぎて行く・・・優しいおののき・・・ ブリュンヒルデが手を振っている・・・私に! (背中から仰向けに崩れ落ちて事切れる。誰も物音一つ立てないまま、周囲には悲哀の情が広がっていく。辺りはいつしか夜になっている。グンターの無言の指示に従い、男達はジークフリートの亡骸(なきがら)を持ち上げ、続く音楽の間、荘重な行列をなして岩山の頂を越えて、ゆっくりと運び去って行く。亡骸のすぐ後ろにつき従うのはグンターである) 【オーケストラによる間奏曲】 (死んだジークフリートのための葬送曲。雲間から月が輝き、山頂に差し掛かった葬列をますます明るく照らし出す。だが、ライン河から立ち上る霧は、次第に舞台いっぱいに広がり、葬列は今や全く見えなくなってしまう。霧は舞台前方にも広がってくるので、この間奏曲の間、舞台は完全にヴェールに覆われてしまう。 霧がようやく晴れはじめると、そこには第1幕と同じギービヒ家の大広間が徐々にはっきりと浮かび上がってくる) 第3場 (ギービヒ家の大広間。グートルーネ、ハーゲン、グンター、ブリュンヒルデ) (夜。ライン河に月の光が反射している。グートルーネは自分の部屋から出て来て、大広間に入って来る) <グートルーネ> あの方の角笛かしら? (耳を澄ます) ちがう!・・・まだ帰って来ていない・・・ 悪夢でぐっすり眠れなかった! あの方の馬が大声でいなないて、 ブリュンヒルデの笑い声で目が覚めた。 あの女は誰だったのかしら? 岸辺に歩いて行ったあの姿は・・・? もしやブリュンヒルデでは!? あの人、家にいるのかしら? (舞台右手の扉から物音をうかがい、やがて小声で呼びかける)ブリュンヒルデ!ブリュンヒルデ! 起きている? (恐る恐る扉を開け、部屋の中を覗き込む) 部屋は、からっぽ。 ならば、やっぱり、あの人かしら?・・・ ライン河に歩いて行ったあの姿は! (びくっとして、遠くに耳を澄ます) あの方の角笛? ちがう!・・・何にも聴こえない! ああ、今すぐジークフリートに会いたい! (再び自分の部屋の方へ向き直るが、その時ハーゲンの声が聞こえるので立ち止まる。恐怖に捉えられて身動き一つせず、しばらくその場に立ちつくす) <ハーゲンの声> (舞台の外から聞こえて来る) ホイホー!ホイホー! 起きるんだ!起きろ! 灯りをともせ!灯りを!明るい炎を! 狩りの獲物を持ち帰ったぞ。 ホイホー!ホイホー! (灯りをつけると、外からの松明の光もますます強くなる) <ハーゲン> (大広間に入って来る) おおい、グートルーネ!ジークフリートに挨拶するのだ! 強い勇者が、帰って来たぞ! <グートルーネ> (激しく恐怖して) 何があったの?ハーゲン! あの方の角笛が聴こえなかったけど! (男達と女達は、ろうそくや松明を手にして、ジークフリートの遺体を持ち帰って来た男達と一緒に入って来る。その男達の中にはグンターもいる) <ハーゲン> 血の気の無い勇者は、 もう角笛を吹かないし、 もう狩りに行くこともない。 戦いに行くことももう無いし、 きれいな女達を手に入れることもない。 <グートルーネ> (驚きを募らせて) 何を運んで来たの? (行列が大広間の真ん中に到着すると、男達は、手早くしつらえられた台の上に遺体を置く) <ハーゲン> 野育ちのイノシシの餌食となったのだ。 ジークフリート・・・あなたの死んだ夫は。 (グートルーネは叫び声を上げ、遺体の上に崩れ落ちる。その場の全員に衝撃と悲しみが広がる) <グンター> (気を失ったグートルーネを介抱しながら) グートルーネ!可愛い妹よ。 目を上げてくれ。私に何か言ってくれ! <グートルーネ> (正気に返って) ジークフリート・・・ジークフリートが殺された! (グンターを激しく突き飛ばす) 行って!お兄さんなんか信用できない。 あたしの夫を殺したくせに! ああ、助けて!助けて!ひどいわ!ひどい! あんた達が、ジークフリートを殺したんでしょう! <グンター> 私に言うんじゃない! あそこにいるハーゲンに言え。 あいつこそ、呪われたイノシシだ。 この気高い男を食いちぎった男だ。 <ハーゲン> だから私を恨むとでもいうのか? <グンター> 恐怖と不幸に襲われるがいい! <ハーゲン> (恐ろしいまでの反抗心をむき出しにして近付いて来る) その通り!殺したのは俺だ! この俺・・・ハーゲンが・・・あの男を討ったのだ。 俺の槍は、あの男が偽誓を言ったときに 何一つ手出しできなかった。 しかし、俺は今こそ、神聖な権利を手にしたぞ。 獲物から戦利品を手にする権利を・・・ だから俺は要求する・・・この指輪を。 <グンター> さがれ!私のものを お前が手に入れることなどできない。 <ハーゲン> みんな!私の権利を認めてくれ! <グンター> グートルーネへの遺産に手を付けるのか? 恥知らずの小びとの息子め! <ハーゲン> (剣を抜いて) 小びとのアルベリヒの遺産だからこそ、息子の俺が受け継ぐのだ! (ハーゲンはグンターに向けて突進し、グンターは防戦し、二人は争う。男達が割って入るが、ハーゲンの剣の一突きでグンターはその場に斃れる) 指輪をよこせ! (ハーゲンがジークフリートの手に飛び付こうとするやいなや、その手は脅すように高く上がる。グートルーネと女達は、驚愕のあまり、大きな叫び声を上げる。誰もが恐怖に捉えられて身動き一つしないでいると、ブリュンヒルデが、舞台後方から、確固とした厳かな足取りで、前に進み出て来る) <ブリュンヒルデ> (まだ舞台後方にいるうちから) お黙りなさい。あなた方が悲しんで、 わあわあ言い合う声なんて! あなた方に裏切られた女が 報復のために来たのよ。 (ゆったりと舞台前方に歩を進める) 聞こえて来たのは母親が甘いミルクをこぼした時、 子供たちが上げるようなメソメソ声だけ。 最も高貴な勇者に捧げるにふさわしい 気品のある嘆き声は、まるで聞こえて来やしなかった。 <グートルーネ> (物凄い勢いで、地面から立ち上がりながら) ブリュンヒルデ!嫉妬に狂った人! こんなひどいことを仕組んだのは、あんたね! あんたが男たちをそそのかしたんだわ。 ああ!あんたさえ、この家に来なければ! <ブリュンヒルデ> くだらない人ね!お黙りなさい! あなたは、あの人の妻なんかじゃなかった。 女遊びの相手として惹きつけていただけよ。 あの人の本当の妻は、この私。 ジークフリートは、私に永遠の誓いを立てたのよ・・・ それは、あなたと出会う前。 <グートルーネ> (突然激しい絶望に陥って) 呪われろ!ハーゲン! あなたが私に薬を飲ませることを勧めたのは、 この人から、夫を奪うためだったのね! ああ、悲しい! たったいま初めて分かったわ! ブリュンヒルデこそ愛する妻で、 あの人は、薬でそれを忘れていただけだったのね・・・! (グートルーネは恥ずかしさのあまりジークフリートから顔を背けると、苦痛に身悶えしつつ、グンターの亡骸の上に屈み込み、幕の最後まで、そのまま身動き一つせずにいる。ハーゲンは、舞台の反対側で、陰気に考え事をしながら、反抗的な態度のまま槍と盾にもたれて立っている) BRÜNNHILDE (舞台中央に一人たたずみ、ずっとジークフリートの顔を見つめ続けるブリュンヒルデ。初めは激しいショックを受けていたが、やがて心を押し潰すような物凄い哀しみに満たされる。しかし、ついには、厳粛な中にも気持ちを昂らせつつ、群衆の男女たちに顔を向けると、男達に向けて歌い始める) 太い薪(たきぎ)を積み上げて! ラインのほとりに、うずたかく! 明るく、高く、炎よ、燃えよ! 勇者の気高い体を 燃やし尽くすのよ! さあ、あの人の馬を連れて来て。 私と一緒に、あの戦士の後を追うのだから・・・。 勇者の神聖な名誉を分かち合うことを、 この私の体が望んでいるのよ。 さあ、ブリュンヒルデの願いを叶えてちょうだい! (続く台詞の間、若者たちは、広間の前のライン河畔に、巨大な薪の山を積み上げていく。 女たちは、それに覆いを掛け、その上に野の草花を撒き散らす) <ブリュンヒルデ> (遺体となったジークフリートの顔をまじろぎもせず、新たに見つめ始めると、彼女の顔は、次第に柔らかく浄化されたように変容していく) お日さまのように清らかに、 この人から射し込む光・・・ どこまでも清らかな人・・・私を裏切ったけど! 妻を欺いたくせに、友には誠実で・・・ ただ一人大事な女性・・・自分の妻と 自分との間を、剣で分け隔てた。 この人ほど真剣に誓いを立てた人がいたかしら? この人ほど誠実に契りを守った人がいたかしら? この人ほど純粋に人を愛した人がいたかしら・・・? それなのに、あらゆる誓い、あらゆる契り、 誠実きわまりない愛を、 この人は誰よりもあざむいた・・・! ねえ、みんな、わかる?どうしてこうなったか? (視線を天に向けて) ああ、あなたたち!永遠の誓いの証人たち! 燃え上がる私の苦悩に目を向け、 永遠に消えない自分達の罪を悟りなさい! 私の嘆きを聴いて。お父さん・・・気高き主神よ! あの人の勇敢な行為は、いかにも お父さんの役に立っているように見えたけど、 実はその通り行動する人を、 あなたと同じ呪いに陥らせるだけだったわ。 ・・・限りなく純粋な人は、 私を裏切らねばならなかった。 私が、一人の女として、 悟った存在になるために! 今の私には分かるでしょうか? お父さんに役立つことが何か・・・? 分かったの・・・すべて。すべて。 今の私は、すべて分かったわ! お父さんがよこしたカラス達の 鳴き声も聞こえている。 あなたが心から待ち望んでいたお便りを あの二羽に託して持ち帰らせるわ。 だからもう・・・休んでいいのよ・・・お父さん・・・神よ! (ブリュンヒルデは、ジークフリートの遺体を薪の山に乗せるように男達に指示すると、ジークフリートの指から指輪を抜き去り、物思いに沈みながら指輪を見つめる) 私への遺産を、今手にしたわ。 呪われた宝!おそろしい指輪!あなたの黄金を 私はこの手に納め、すぐに手放すわ。 水底(みなぞこ)の賢い姉妹たち・・・ ラインに泳ぐ娘たちよ。 率直な忠告をありがとうね。 あなた方が欲しがっていたものを、返してあげる。 私の燃えかすの灰の中から受け取って! 私を燃やす炎は、 指輪の呪いを清めてくれるわ! だから、あなた方は、指輪を水の中で溶かして、 混じり気なしの純金にして保管してね。 不幸にも奪われてしまった黄金を。 (指輪をはめると、ジークフリートの遺体が置かれた薪の山に向き直る。 男たちの一人の手から松明を奪うと、それを振りかざし、舞台後方を指し示す) 飛び帰れ!カラスたち! 飼い主に知らせるのよ。 このライン河のほとりで聞いたことを! ブリュンヒルデの岩山をかすめて行きなさい! そうして、あそこでまだ燃えているローゲに ヴァルハラに向かうよう指示するのよ! だって、神々の終末が今たそがれ始めたのだもの。 そうよ・・・私は火をつけるわ。 ヴァルハラのきらめくお城に。 (火を薪の山に投げ入れると、薪はすぐに赤々と燃えだす。二匹のカラスは、すでに岩山から岸辺沿いに飛び立っていたが、今や舞台後方へと向かって姿を消していく。 ブリュンヒルデは、二人の若者に連れられて来た愛馬を目にすると、喜び勇んで迎えに走り、グラーネを抱きしめると、急いで馬具を外す。その上で、親しみを込めて、顔と体を寄せる) グラーネ!あたしの愛馬! お久しぶり! かわいいお友達!もう知っているの? あなたを連れて行く場所を。 火の中で輝きながら、あの人が横たわっているわ。 ジークフリート・・・私の大切な勇者よ。 友の後を追うのがうれしくって、 そんなにいななくの? あの人のもとへ急げって、にこやかな炎が誘うの? ねえ、私の胸の鼓動も感じて! とっても燃えているの・・・ あかい炎が、私の心臓をとらえて離さないの。 抱きたいのよ、あの人を・・・ そして抱きしめられたいの。 強い愛の力で、ひとつに結ばれたいの! ハイアヨーホー!グラーネ! さあ、あの方にごあいさつよ! ジークフリート!ジークフリート!ねえ、見て! こんなにも幸せに、妻が手を振っているのよ・・・あなたに! (ブリュンヒルデは、ひらりと愛馬にまたがり、ジャンプするよう促すと、グラーネは、ひと飛びで燃え盛る薪の山へと駆り立てられて行く。その瞬間、炎は激しくパチパチとはぜながら高く燃え上がり、大広間の前の全空間に広がり、大広間の建物にさえ引火し始めようとするので、驚き慌てた男女たちは舞台のへりにまで押し寄せていく。 舞台空間全体が炎一色で満たされた時、突然、炎の輝きが消えたかと思うと、すぐに水蒸気の塊が後に取り残されるが、それも舞台後方に遠のいて行くと、水平線上の暗い雲の層となってたなびく。 するとその時、ライン河が物凄い勢いで水かさを増し、岸から溢れ出すと、炎の火元に津波となって押し寄せて来る。その波がしらには三人のラインの娘達が乗っていて、泳いで来ると、ついには火元の上に至る。 一方、ブリュンヒルデが指輪を受け取ってからというもの、彼女の行動を不安を募らせながら見つめていたハーゲンは、ラインの娘達の登場を目にすると、有り得ないほど驚愕する。急いで槍、盾、兜を放り出すと、狂ったように洪水の中に飛び込んでいく) <ハーゲン> 近づくな・・・指輪に! (ヴォークリンデとヴェルグンデは手をハーゲンの首に巻き付け、泳ぎ戻りながら、つかまえたハーゲンを奈落へと引きずり込む。フロスヒルデは、二人よりも先に舞台後方に泳いで行き、手に入れた指輪を、歓声を上げながら頭上高くかかげる。 すると水平線にたなびいていた雲の層から、赤い一条の光線がパッと広がり、次第に輝きを強めていく。この明るさに照らされて見えて来るのは、徐々に本来の川床にまで収まってきていたライン河の穏やかな波の上で、3人のラインの娘達が愉快そうに指輪と戯れながら、輪になって舞い泳ぐ姿である。 崩壊した大広間の建物の瓦礫の中から、男女たちは、無上の感銘を受けつつ、天に現れた炎の輝きが次第に強まっていく光景を眺めている。この輝きがついに最高の明るさに達した時、そこにはヴァルハラの大広間が現れ、第1幕の「ヴァルトラウテの語り」そのままに、神々と勇士達が集まって座っている姿が認められる。 赤い炎は、いまや神々の広間にまで燃え移る勢いである。やがて炎に隠れて神々の姿が完全に見えなくなった時、幕が下りる) DRITTER AUFZUG (Wildes Wald- und Felsental am Rheine, welcher im Hintergrunde an einem steilen Abhange vorbeifliesst ) VORSPIEL UND ERSTE SZENE (Die drei Rheintöchter, Siegfried. Die drei Rheintöchter, Woglinde, Wellgunde und Flosshilde, tauchen aus der Flut auf und schwimmen, wie im Reigentanze, im Kreise umher ) DIE DREI RHEINTÖCHTER (im Schwimmen mässig einhaltend ) Frau Sonne sendet lichte Strahlen; Nacht liegt in der Tiefe einst war sie hell, da heil und hehr des Vaters Gold noch in ihr glänzte. Rheingold! Klares Gold! Wie hell du einstens strahltest, hehrer Stern der Tiefe! (Sie schliessen wieder den Schwimmreigen ) Weialala leia, wallala leialala. (Ferner Hornruf. Sie lauschen. Sie schlagen jauchzend das Wasser ) Frau Sonne, sende uns den Helden, der das Gold uns wiedergäbe! Liess er es uns, dein lichtes Auge neideten dann wir nicht länger. Rheingold! Klares Gold! Wie froh du dann strahltest, freier Stern der Tiefe! (Man hört Siegfrieds Horn von der Höhe her ) WOGLINDE Ich höre sein Horn. WELLGUNDE Der Helde naht. FLOSSHILDE Lasst uns beraten! (Sie tauchen alle drei schnell unter. Siegfried erscheint auf dem Abhange in vollen Waffen ) SIEGFRIED Ein Albe führte mich irr, dass ich die Fährte verlor He, Schelm, in welchem Berge bargst du so schnell mir das Wild? DIE DREI RHEINTÖCHTER (tauchen wieder auf und schwimmen im Reigen ) Siegfried! FLOSSHILDE Was schiltst du so in den Grund? WELLGUNDE Welchem Alben bist du gram? WOGLINDE Hat dich ein Nicker geneckt? ALLE DREI Sag es, Siegfried, sag es uns! SIEGFRIED (sie lächelnd betrachtend ) Entzücktet ihr zu euch den zottigen Gesellen, der mir verschwand? Ist s euer Friedel, euch lustigen Frauen lass ich ihn gern. (Die Mädchen lachen laut auf ) WOGLINDE Siegfried, was gibst du uns, wenn wir das Wild dir gönnen? SIEGFRIED Noch bin ich beutelos; so bittet, was ihr begehrt. WELLGUNDE Ein goldner Ring ragt dir am Finger! DIE DREI RHEINTÖCHTER Den gib uns! SIEGFRIED Einen Riesenwurm erschlug ich um den Reif für eines schlechten Bären Tatzen böt ich ihn nun zum Tausch? WOGLINDE Bist du so karg? WELLGUNDE So geizig beim Kauf? FLOSSHILDE Freigebig solltest Frauen du sein. SIEGFRIED Verzehrt ich an euch mein Gut, des zürnte mir wohl mein Weib. FLOSSHILDE Sie ist wohl schlimm? WELLGUNDE Sie schlägt dich wohl? WOGLINDE Ihre Hand fühlt schon der Held! (Sie lachen unmässig ) SIEGFRIED Nun lacht nur lustig zu! In Harm lass ich euch doch denn giert ihr nach dem Ring, euch Nickern geb ich ihn nie! (Die Rheintöchter haben sich wieder zum Reigen gefasst) FLOSSHILDE So schön! WELLGUNDE So stark! WOGLINDE So gehrenswert! ALLE DREI Wie schade, dass er geizig ist! (Sie lachen und tauchen unter ) SIEGFRIED (tiefer in den Grund hinabsteigend ) Was leid ich doch das karge Lob? Lass ich so mich schmähn? Kämen sie wieder zum Wasserrand, den Ring könnten sie haben. (laut rufend ) He! He, he! Ihr muntren Wasserminnen! Kommt rasch! Ich schenk euch den Ring! (Er hat den Ring vom Finger gezogen und hält ihn in die Höhe. Die drei Rheintöchter tauchen wieder auf. Sie zeigen sich ernst und feierlich ) FLOSSHILDE Behalt ihn, Held, und wahr ihn wohl, bis du das Unheil errätst - WOGLINDE UND WELLGUNDE das in dem Ring du hegst. ALLE DREI Froh fühlst du dich dann, befrein wir dich von dem Fluch. SIEGFRIED (steckt gelassen den Ring wieder an seinen Finger ) So singet, was ihr wisst! DIE RHEINTÖCHTER Siegfried! Siegfried! Siegfried! Schlimmes wissen wir dir. WELLGUNDE Zu deinem Unheil wahrst du den Reif! ALLE DREI Aus des Rheines Gold ist der Reif geglüht. WELLGUNDE Der ihn listig geschmiedet und schmählich verlor - ALLE DREI der verfluchte ihn, in fernster Zeit zu zeugen den Tod dem, der ihn trüg . FLOSSHILDE Wie den Wurm du fälltest - WELLGUNDE UND FLOSSHILDE so fällst auch du - ALLE DREI und heute noch So heissen wir s dir, tauschest den Ring du uns nicht - WELLGUNDE UND FLOSSHILDE im tiefen Rhein ihn zu bergen ALLE DREI Nur seine Flut sühnet den Fluch! SIEGFRIED Ihr listigen Frauen, lasst das sein! Traut ich kaum eurem Schmeicheln, euer Drohen schreckt mich noch minder! DIE DREI RHEINTÖCHTER Siegfried! Siegfried! Wir weisen dich wahr. Weiche, weiche dem Fluch! Ihn flochten nächtlich webende Nornen in des Urgesetzes Seil! SIEGFRIED Mein Schwert zerschwang einen Speer des Urgesetzes ewiges Seil, flochten sie wilde Flüche hinein, Notung zerhaut es den Nornen! Wohl warnte mich einst vor dem Fluch ein Wurm, doch das Fürchten lehrt er mich nicht! (Er betrachtet den Ring ) Der Welt Erbe gewänne mir ein Ring für der Minne Gunst miss ich ihn gern; ich geb ihn euch, gönnt ihr mir Lust. Doch bedroht ihr mir Leben und Leib fasste er nicht eines Fingers Wert, den Reif entringt ihr mir nicht! Denn Leben und Leib, seht - so - werf ich sie weit von mir! (Er hebt eine Erdscholle vom Boden auf, hält sie über seinem Haupte und wirft sie mit den letzten Worten hinter sich ) DIE DREI RHEINTÖCHTER Kommt, Schwestern! Schwindet dem Toren! So weise und stark verwähnt sich der Held, als gebunden und blind er doch ist. (Sie schwimmen, wild aufgeregt, in weiten Schwenkungen dicht an das Ufer heran ) Eide schwur er - und achtet sie nicht. (Wieder heftige Bewegung ) Runen weiss er - und rät sie nicht! FLOSSHILDE, DANN WOGLINDE Ein hehrstes Gut ward ihm vergönnt. ALLE DREI Dass er s verworfen, weiss er nicht; FLOSSHILDE nur den Ring, - WELLGUNDE der zum Tod ihm taugt, - ALLE DREI den Reif nur will er sich wahren! Leb wohl, Siegfried! Ein stolzes Weib wird noch heute dich Argen beerben sie beut uns besseres Gehör Zu ihr! Zu ihr! Zu ihr! (Sie wenden sich schnell zum Reigen, mit welchem sie gemächlich dem Hintergrunde zu fortschwimmen. Siegfried sieht ihnen lächelnd nach, stemmt ein Bein auf ein Felsstück am Ufer und verweilt mit auf der Hand gestütztem Kinne ) ALLE DREI Weialala leia, wallala leialala. SIEGFRIED Im Wasser, wie am Lande lernte nun ich Weiberart wer nicht ihrem Schmeicheln traut, den schrecken sie mit Drohen; wer dem kühnlich trotzt, dem kommt dann ihr Keifen dran. (Die Rheintöchter sind hier gänzlich verschwunden ) Und doch, trüg ich nicht Gutrun Treu, - der zieren Frauen eine hätt ich mir frisch gezähmt! (Er blickt ihnen unverwandt nach ) DIE RHEINTÖCHTER (in grösserer Entfernung ) La, la! (Jagdhornrufe kommen von der Höhe näher ) ZWEITE SZENE Siegfried, Hagen, Gunther, Mannen HAGENS STIMME (von fern ) Hoiho! (Siegfried fährt aus seiner träumerischen Entrücktheit auf und antwortet dem vernommenen Rufe auf seinem Horne ) DIE MANNEN (ausserhalb der Szene ) Hoiho! Hoiho! SIEGFRIED (antwortend ) Hoiho! Hoiho! Hoihe! HAGEN (kommt auf der Höhe hervor. Gunther folgt ihm. Siegfried erblickend ) Finden wir endlich, wohin du flogest? SIEGFRIED Kommt herab! Hier ist s frisch und kühl! (Die Mannen kommen alle auf der Höhe an und steigen nun mit Hagen und Gunther herab ) HAGEN Hier rasten wir und rüsten das Mahl. (Jagdbeute wird zuhauf gelegt ) Lasst ruhn die Beute und bietet die Schläuche! (Trinkhörner und Schläuche werden hervorgeholt, dann lagert sich alles ) Der uns das Wild verscheuchte, nun sollt ihr Wunder hören, was Siegfried sich erjagt. SIEGFRIED (lachend ) Schlimm steht es um mein Mahl von eurer Beute bitte ich für mich. HAGEN Du beutelos? SIEGFRIED Auf Waldjagd zog ich aus, doch Wasserwild zeigte sich nur. War ich dazu recht beraten, drei wilde Wasservögel hätt ich euch wohl gefangen, die dort auf dem Rheine mir sangen, erschlagen würd ich noch heut . (Er lagert sich zwischen Gunther und Hagen. Gunther erschrickt und blickt düster auf Hagen ) HAGEN Das wäre üble Jagd, wenn den Beutelosen selbst ein lauernd Wild erlegte! SIEGFRIED Mich dürstet! HAGEN (indem er für Siegfried ein Trinkhorn füllen lässt und es diesem dann darreicht ) Ich hörte sagen, Siegfried, der Vögel Sangessprache verstündest du wohl so wäre das wahr? SIEGFRIED Seit lange acht ich des Lallens nicht mehr. (Er fasst das Trinkhorn und wendet sich damit zu Gunther. Er trinkt und reicht das Horn Gunther hin ) Trink , Gunther, trink ! Dein Bruder bringt es dir! GUNTHER (gedankenvoll und schwermütig in das Horn blickend, dumpf ) Du mischtest matt und bleich (noch gedämpfter ) dein Blut allein darin! SIEGFRIED (lachend ) So misch ich s mit dem deinen! (Er giesst aus Gunthers Horn in das seine, so dass dieses überläuft ) Nun floss gemischt es über der Mutter Erde lass das ein Labsal sein! GUNTHER (mit einem heftigen Seufzer ) Du überfroher Held! SIEGFRIED (leise zu Hagen ) Ihm macht Brünnhilde Müh? HAGEN (leise zu Siegfried ) Verstünd er sie so gut, wie du der Vögel Sang! SIEGFRIED Seit Frauen ich singen hörte, vergass ich der Vöglein ganz. HAGEN Doch einst vernahmst du sie? SIEGFRIED (sich lebhaft zu Gunther wendend ) Hei! Gunther, grämlicher Mann! Dankst du es mir, so sing ich dir Mären aus meinen jungen Tagen. GUNTHER Die hör ich so gern. (Alle lagern sich nah an Siegfried, welcher allein aufrecht sitzt, während die andern tiefer gestreckt liegen.) HAGEN So singe, Held! SIEGFRIED Mime hiess ein mürrischer Zwerg in des Neides Zwang zog er mich auf, dass einst das Kind, wann kühn es erwuchs, einen Wurm ihm fällt im Wald, der faul dort hütet einen Hort. Er lehrte mich schmieden und Erze schmelzen; doch was der Künstler selber nicht konnt , des Lehrlings Mute musst es gelingen eines zerschlagnen Stahles Stücke neu zu schmieden zum Schwert. Des Vaters Wehr fügt ich mir neu nagelfest schuf ich mir Notung. Tüchtig zum Kampf dünkt er dem Zwerg; der führte mich nun zum Wald dort fällt ich Fafner, den Wurm. Jetzt aber merkt wohl auf die Mär Wunder muss ich euch melden. Von des Wurmes Blut mir brannten die Finger; sie führt ich kühlend zum Mund kaum netzt ein wenig die Zunge das Nass, - was da die Vöglein sangen, das konnt ich flugs verstehn. Auf den Ästen sass es und sang "Hei! Siegfried gehört nun der Niblungen Hort! Oh! Fänd in der Höhle den Hort er jetzt! Wollt er den Tarnhelm gewinnen, der taugt ihm zu wonniger Tat! Doch möcht er den Ring sich erraten, der macht ihn zum Walter der Welt!" HAGEN Ring und Tarnhelm trugst du nun fort? DIE MANNEN Das Vöglein hörtest du wieder? SIEGFRIED Ring und Tarnhelm hatt ich gerafft da lauscht ich wieder dem wonnigen Laller; der sass im Wipfel und sang "Hei, Siegfried gehört nun der Helm und der Ring. O traute er Mime, dem Treulosen, nicht! Ihm sollt er den Hort nur erheben; nun lauert er listig am Weg nach dem Leben trachtet er Siegfried. Oh, traute Siegfried nicht Mime!" HAGEN Es mahnte dich gut? VIER MANNEN Vergaltest du Mime? SIEGFRIED Mit tödlichem Tranke trat er zu mir; bang und stotternd gestand er mir Böses Notung streckte den Strolch! HAGEN (grell lachend ) Was er nicht geschmiedet, schmeckte doch Mime! ZWEI MANNEN (nacheinander ) Was wies das Vöglein dich wieder? HAGEN (lässt ein Trinkhorn neu füllen und träufelt den Saft eines Krautes hinein ) Trink erst, Held, aus meinem Horn ich würzte dir holden Trank, die Erinnerung hell dir zu wecken, (er reicht Siegfried das Horn) dass Fernes nicht dir entfalle! SIEGFRIED (blickt gedankenvoll in das Horn und trinkt dann langsam ) In Leid zu dem Wipfel lauscht ich hinauf; da sass es noch und sang "Hei, Siegfried erschlug nun den schlimmen Zwerg! Jetzt wüsst ich ihm noch das herrlichste Weib. Auf hohem Felsen sie schläft, Feuer umbrennt ihren Saal; durchschritt er die Brunst, weckt er die Braut - Brünnhilde wäre dann sein!" HAGEN Und folgtest du des Vögleins Rate? SIEGFRIED Rasch ohne Zögern zog ich nun aus, (Gunther hört mit wachsendem Erstaunen zu ) bis den feurigen Fels ich traf die Lohe durchschritt ich und fand zum Lohn - (in immer grössere Verzückung geratend ) schlafend ein wonniges Weib in lichter Waffen Gewand. Den Helm löst ich der herrlichen Maid; mein Kuss erweckte sie kühn oh, wie mich brünstig da umschlang der schönen Brünnhilde Arm! GUNTHER (in höchstem Schrecken aufspringend ) Was hör ich! (Zwei Raben fliegen aus einem Busche auf, kreisen über Siegfried und fliegen dann, dem Rheine zu, davon ) HAGEN Errätst du auch dieser Raben Geraun ? (Siegfried fährt heftig auf und blickt, Hagen den Rücken zukehrend, den Raben nach,) HAGEN Rache rieten sie mir! (Er stösst seinen Speer in Siegfrieds Rücken Gunther fällt ihm - zu spät - in den Arm. Siegfried schwingt mit beiden Händen seinen Schild hoch empor, um Hagen damit zu zerschmettern die Kraft verlässt ihn, der Schild entsinkt ihm rückwärts; er selbst stürzt krachend über dem Schilde zusammen ) VIER MANNEN (welche vergebens Hagen zurückzuhalten versucht ) Hagen! Was tust du? ZWEI ANDERE Was tatest du? GUNTHER Hagen, was tatest du? HAGEN (auf den zu Boden Gestreckten deutend ) Meineid rächt ich! (Er wendet sich ruhig zur Seite ab und verliert sich dann einsam über die Höhe, wo man ihn langsam durch die bereits mit der Erscheinung der Raben eingebrochenen Dämmerung von dannen schreiten sieht. Gunther beugt sich schmerzergriffen zu Siegfrieds Seite nieder. Die Mannen umstehen teilnahmsvoll den Sterbenden ) SIEGFRIED (von zwei Mannen sitzend erhalten, schlägt die Augen glanzvoll auf ) Brünnhilde! Heilige Braut! Wach auf! Öffne dein Auge! Wer verschloss dich wieder in Schlaf? Wer band dich in Schlummer so bang? Der Wecker kam; er küsst dich wach, und aber - der Braut bricht er die Bande da lacht ihm Brünnhildes Lust! - Ach! Dieses Auge, ewig nun offen! Ach, dieses Atems wonniges Wehen! Süsses Vergehen - seliges Grauen Brünnhild bietet mir - Gruss! (Er sinkt zurück und stirbt. Regungslose Trauer der Umstehenden. Die Nacht ist hereingebrochen. Auf die stumme Ermahnung Gunthers erheben die Mannen Siegfrieds Leiche und geleiten mit dem Folgenden sie in feierlichem Zuge über die Felsenhöhe langsam von dannen. Gunther folgt der Leiche zunächst ) ORCHESTERZWISCHENSPIEL (Trauermusik beim Tode Siegfrieds. Der Mond bricht durch die Wolken hervor und beleuchtet immer heller den die Berghöhe erreichenden Trauerzug. Dann steigen Nebel aus dem Rheine auf und erfüllen allmählich die ganze Bühne, auf welcher der Trauerzug bereits unsichtbar geworden ist, bis nach vorne, so dass diese während des Zwischenspiels gänzlich verhüllt bleibt. Als sich die Nebel wieder verteilen, tritt die Halle der Gibichungen, wie im ersten Aufzuge, immer erkennbarer hervor ) DRITTE SZENE (Die Halle der Gibichungen. Gutrune, Hagen, Gunther, Brünnhilde. ) (Es ist Nacht. Mondschein spiegelt sich auf dem Rheine. Gutrune tritt aus ihrem Gemache in die Halle hinaus ) GUTRUNE War das sein Horn? (Sie lauscht ) Nein! - Noch kehrt er nicht heim. - Schlimme Träume störten mir den Schlaf! Wild wieherte sein Ross; Lachen Brünnhildes weckte mich auf. Wer war das Weib, das ich zum Ufer schreiten sah? Ich fürchte Brünnhild ! Ist sie daheim? (Sie lauscht an der Tür rechts und ruft dann leise ) Brünnhild ! Brünnhild ! Bist du wach? (Sie öffnet schüchtern und blickt in das innere Gemach ) Leer das Gemach. So war es sie, die ich zum Rheine schreiten sah! (Sie erschrickt und lauscht nach der Ferne ) War das sein Horn? Nein! - Öd alles! Säh ich Siegfried nur bald! (Sie will sich wieder ihrem Gemache zuwenden als sie jedoch Hagens Stimme vernimmt, hält sie an und bleibt, von Furcht gefesselt, eine Zeitlang unbeweglich stehen ) HAGENS STIMME (von aussen sich nähernd ) Hoiho! Hoiho! Wacht auf! Wacht auf! Lichte! Lichte! Helle Brände! Jagdbeute bringen wir heim. Hoiho! Hoiho! (Licht und wachsender Feuerschein von aussen ) HAGEN (tritt in die Halle ) Auf, Gutrun ! Begrüsse Siegfried! Der starke Held, er kehret heim! GUTRUNE (im grosser Angst ) Was geschah? Hagen! Nicht hört ich sein Horn! (Männer und Frauen, mit Lichtern und Feuerbränden, geleiten den Zug der mit Siegfrieds Leiche Heimkehrenden, unter denen Gunther ) HAGEN Der bleiche Held, nicht bläst er es mehr; nicht stürmt er zur Jagd, zum Streite nicht mehr, noch wirbt er um wonnige Frauen. GUTRUNE (mit wachsendem Entsetzen ) Was bringen die? (Der Zug gelangt in die Mitte der Halle, und die Mannen setzen dort die Leiche auf einer schnell errichteten Erhöhung nieder ) HAGEN Eines wilden Ebers Beute Siegfried, deinen toten Mann. (Gutrune schreit auf und stürzt über die Leiche hin. Allgemeine Erschütterung und Trauer ) GUNTHER (bemüht sich um die Ohnmächtige ) Gutrun ! Holde Schwester, hebe dein Auge, schweige mir nicht! GUTRUNE (wieder zu sich kommend ) Siegfried - Siegfried erschlagen! (Sie stösst Gunther heftig zurück ) Fort, treuloser Bruder, du Mörder meines Mannes! O Hilfe! Hilfe! Wehe! Wehe! Sie haben Siegfried erschlagen! GUNTHER Nicht klage wider mich! Dort klage wider Hagen. Er ist der verfluchte Eber, der diesen Edlen zerfleischt . HAGEN Bist du mir gram darum? GUNTHER Angst und Unheil greife dich immer! HAGEN (mit furchtbarem Trotze herantretend ) Ja denn! Ich hab ihn erschlagen! Ich - Hagen - schlug ihn zu Tod. Meinem Speer war er gespart, bei dem er Meineid sprach. Heiliges Beuterecht hab ich mir nun errungen drum fordr ich hier diesen Ring. GUNTHER Zurück! Was mir verfiel, sollst nimmer du empfahn. HAGEN Ihr Mannen, richtet mein Recht! GUNTHER Rührst du an Gutrunes Erbe, schamloser Albensohn? HAGEN (sein Schwert ziehend ) Des Alben Erbe fordert so sein Sohn! (Er dringt auf Gunther ein, dieser wehrt sich; sie fechten. Die Mannen werfen sich dazwischen. Gunther fällt von einem Streiche Hagens danieder ) Her den Ring! (Er greift nach Siegfrieds Hand; diese hebt sich drohend empor. Gutrune und die Frauen schreien entsetzt laut auf. Alles bleibt in Schauder regungslos gefesselt. Vom Hintergrunde her schreitet Brünnhilde fest und feierlich dem Vordergrunde zu ) BRÜNNHILDE (noch im Hintergrunde ) Schweigt eures Jammers jauchzenden Schwall! Das ihr alle verrietet, zur Rache schreitet sein Weib. (Sie schreitet ruhig weiter vor ) Kinder hört ich greinen nach der Mutter, da süsse Milch sie verschüttet doch nicht erklang mir würdige Klage, des hehrsten Helden wert. GUTRUNE (vom Boden heftig sich aufrichtend ) Brünnhilde! Neiderboste! Du brachtest uns diese Not die du die Männer ihm verhetztest, weh, dass du dem Haus genaht! BRÜNNHILDE Armselige, schweig ! Sein Eheweib warst du nie, als Buhlerin bandest du ihn. Sein Mannesgemahl bin ich, der ewige Eide er schwur, eh Siegfried je dich ersah. GUTRUNE (in jähe Verzweiflung ausbrechend ) Verfluchter Hagen! Dass du das Gift mir rietest, das ihr den Gatten entrückt! Ach, Jammer! Wie jäh nun weiss ich s, Brünnhilde war die Traute, die durch den Trank er vergass! - (Sie wendet sich voll Scheu von Siegfried ab und beugt sich, im Schmerz aufgelöst, über Gunthers Leiche; so verbleibt sie regungslos bis zum Ende. Hagen steht, trotzig auf Speer und Schild gelehnt, in finsteres Sinnen versunken, auf der entgegengesetzten Seite ) BRÜNNHILDE (allein in der Mitte; nachdem sie lange, zuerst mit tiefer Erschütterung, dann mit fast überwältigender Wehmut das Angesicht Siegfrieds betrachtet, wendet sie sich mit feierlicher Erhebung an die Männer und Frauen. Zu den Mannen ) Starke Scheite schichtet mir dort am Rande des Rheins zuhauf! Hoch und hell lodre die Glut, die den edlen Leib des hehrsten Helden verzehrt. Sein Ross führet daher, dass mit mir dem Recken es folge denn des Helden heiligste Ehre zu teilen, verlangt mein eigener Leib. Vollbringt Brünnhildes Wunsch! (Die jüngeren Männer errichten während des Folgenden vor der Halle nahe am Rheinufer einen mächtigen Scheiterhaufen, Frauen schmücken ihn mit Decken, auf die sie Kräuter und Blumen streuen ) BRÜNNHILDE (versinkt von neuem in die Betrachtung des Antlitzes der Leiche Siegfrieds. Ihre Mienen nehmen eine immer sanftere Verklärung an ) Wie Sonne lauter strahlt mir sein Licht der Reinste war er, der mich verriet! Die Gattin trügend, - treu dem Freunde, - von der eignen Trauten - einzig ihm teuer - schied er sich durch sein Schwert. Echter als er schwur keiner Eide; treuer als er hielt keiner Verträge; lautrer als er liebte kein andrer und doch, alle Eide, alle Verträge, die treueste Liebe trog keiner wie er! - Wisst ihr, wie das ward? (nach oben blickend ) O ihr, der Eide ewige Hüter! Lenkt euren Blick auf mein blühendes Leid erschaut eure ewige Schuld! Meine Klage hör , du hehrster Gott! Durch seine tapferste Tat, dir so tauglich erwünscht, weihtest du den, der sie gewirkt, dem Fluche, dem du verfielest mich musste der Reinste verraten, dass wissend würde ein Weib! Weiss ich nun, was dir frommt? - Alles, alles, alles weiss ich, alles ward mir nun frei! Auch deine Raben hör ich rauschen; mit bang ersehnter Botschaft send ich die beiden nun heim. Ruhe, ruhe, du Gott! - (Sie winkt den Mannen, Siegfrieds Leiche auf den Scheiterhaufen zu tragen; zugleich zieht sie von Siegfrieds Finger den Ring ab und betrachtet ihn sinnend ) Mein Erbe nun nehm ich zu eigen. Verfluchter Reif! Furchtbarer Ring! Dein Gold fass ich und geb es nun fort. Der Wassertiefe weise Schwestern, des Rheines schwimmende Töchter, euch dank ich redlichen Rat. Was ihr begehrt, ich geb es euch aus meiner Asche nehmt es zu eigen! Das Feuer, das mich verbrennt, rein ge vom Fluche den Ring! Ihr in der Flut löset ihn auf, und lauter bewahrt das lichte Gold, das euch zum Unheil geraubt. (Sie hat sich den Ring angesteckt und wendet sich jetzt zu dem Scheiterhaufen, auf welchem Siegfrieds Leiche ausgestreckt liegt. Sie entreisst einem Manne den mächtigen Feuerbrand, schwingt diesen und deutet nach dem Hintergrunde ) Fliegt heim, ihr Raben! Raunt es eurem Herren, was hier am Rhein ihr gehört! An Brünnhildes Felsen fahrt vorbei! - Der dort noch lodert, weiset Loge nach Walhall! Denn der Götter Ende dämmert nun auf. So - werf ich den Brand in Walhalls prangende Burg. (Sie schleudert den Brand in den Holzstoss, der sich schnell hell entzündet. Zwei Raben sind vom Felsen am Ufer aufgeflogen und verschwinden nach den Hintergrunde zu. Brünnhilde gewahrt ihr Ross, welches zwei junge Männer hereinführen. Sie ist ihm entgegengesprungen, fasst es und entzäumt es schnell; dann neigt sie sich traulich zu ihm ) Grane, mein Ross! Sei mir gegrüsst! Weisst du auch, mein Freund, wohin ich dich führe? Im Feuer leuchtend, liegt dort dein Herr, Siegfried, mein seliger Held. Dem Freunde zu folgen, wieherst du freudig? Lockt dich zu ihm die lachende Lohe? Fühl meine Brust auch, wie sie entbrennt; helles Feuer das Herz mir erfasst, ihn zu umschlingen, umschlossen von ihm, in mächtigster Minne vermählt ihm zu sein! Heiajoho! Grane! Grüss deinen Herren! Siegfried! Siegfried! Sieh! Selig grüsst dich dein Weib! (Sie hat sich auf das Ross geschwungen und hebt es jetzt zum Sprunge. Sie sprengt es mit einem Satze in den brennenden Scheiterhaufen. Sogleich steigt prasselnd der Brand hoch auf, so dass das Feuer den ganzen Raum vor der Halle erfüllt und diese selbst schon zu ergreifen scheint. Entsetzt drängen sich Männer und Frauen nach dem äussersten Vordergrunde. Als der ganze Bühnenraum nur noch von Feuer erfüllt erscheint, verlischt plötzlich der Glutschein, so dass bald bloss ein Dampfgewölk zurückbleibt, welches sich dem Hintergrunde zu verzieht und dort am Horizont sich als finstere Wolkenschicht lagert. Zugleich ist vom Ufer her der Rhein mächtig angeschwollen und hat seine Flut über die Brandstätte gewälzt. Auf den Wogen sind die drei Rheintöchter herbeigeschwommen und erscheinen jetzt über der Brandstätte. Hagen, der seit dem Vorgange mit dem Ringe Brünnhildes Benehmen mit wachsender Angst beobachtet hat, gerät beim Anblick der Rheintöchter in höchsten Schreck. Er wirft hastig Speer, Schild und Helm von sich und stürzt wie wahnsinnig sich in die Flut ) HAGEN Zurück vom Ring! (Woglinde und Wellgunde umschlingen mit ihren Armen seinen Nacken und ziehen ihn so, zurückschwimmend, mit sich in die Tiefe. Flosshilde, den anderen voran dem Hintergrunde zuschwimmend, hält jubelnd den gewonnenen Ring in die Höhe. Durch die Wolkenschicht, welche sich am Horizont gelagert, bricht ein rötlicher Glutschein mit wachsender Helligkeit aus. Von dieser Helligkeit beleuchtet, sieht man die drei Rheintöchter auf den ruhigeren Wellen des allmählich wieder in sein Bett zurückgetretenen Rheines, lustig mit dem Ringe spielend, im Reigen schwimmen. Aus den Trümmern der zusammengestürzten Halle sehen die Männer und Frauen in höchster Ergriffenheit dem wachsenden Feuerschein am Himmel zu. Als dieser endlich in lichtester Helligkeit leuchtet, erblickt man darin den Saal Walhalls, in welchem die Götter und Helden, ganz nach der Schilderung Waltrautes im ersten Aufzuge, versammelt sitzen. Helle Flammen scheinen in dem Saal der Götter aufzuschlagen. Als die Götter von den Flammen gänzlich verhüllt sind, fällt der Vorhang ) この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@wagnerianchan Wagner,Richard/Götterdämmerung
https://w.atwiki.jp/mrfrtech/pages/32.html
Market Analysis The In-Building Wireless Market is expected to grow at a CAGR of 12.30 % by2027, reaching USD 19.1 billion in the forecast period. In enterprise networks, wireless networking has made great advances. These wireless networks connect mobile phones to the public switched telephone network and give internet access via a local area network. Rather than the conventional cellular networks' separate interface networks, the wireless networks will converge to service both internet and telephone devices, resulting in increased efficiency and low cost. Wireless LAN and wireless cellular have been regarded as overlay networks in businesses. It has grown in popularity as a major phone and data access point within the building. The increased use of wireless in the business world has changed the requirements for in-building wiring as well as the facilities required in telecommunications facilities. There is a growing demand for consistent cell phone service in business spaces. In-build wireless is a networking solution that enables the upgrading and deployment of wireless connections within an office building or other large commercial enterprise. The major growth driver of the In-building wireless market is the increased acceptance of in-building wireless technologies such as higher data rates, increased use of mobile devices, the adoption of "bring your own device" culture in offices, schools, and other environments, lower-cost network infrastructure for wireless systems, improved wireless network quality of service, and improved wireless in-building coverage. However, lesser operational knowledge in the wireless system due to complex technology can be a restraining factor for the market growth. But the current pandemic situation is also creating many opportunities in the global market due to wireless communications to remote locations. Request a Free Sample @ https //www.marketresearchfuture.com/sample_request/10479 Market Segmentation According to the global In-building wireless market analysis report, the market is classified into component, business model, venue, end-user, and region. Further, these segments are against segregation into various market elements. On the basis of components, the in-building wireless market again segmented into infrastructure and services. Moreover, the infrastructure segment is divided into DAS and small cells once more. The business model segment has further divided the in-building wireless market into service providers, enterprises, and neutral host operators. Similarly, the venue segment is again classified into large venues, medium venues, and small venues. According to the end user segment, the in-building wireless market is sub-segmented into government, manufacturing, transportation and logistics, education, retail, hospitality, healthcare, and others. Regional Analysis North America, Europe, Asia-Pacific, the Middle East and Africa, and South America were all studied for the global in-building wireless market. Based on this global market analysis, North America is estimated to lead the global in-building wireless market in terms of the growing demand for distinct and defined network coverage. Moreover, the Asia-pacific market region is also expected to grow at a faster pace in the forecast period due to increasing economic developments and building awareness in the in-building wireless techniques. Key Players The key players of the global in-building wireless market are Nokia ( Finland ) , Ericsson ( Sweden ) , Huawei ( China ) , ZTE( China ) , NEC ( Japan ) , CommScope ( US ) , Corning ( US ) , Axell Wireless ( UK ) , Comba Telecom ( Hong Kong ) , Samsung ( South Korea ) , SOLiD ( South Korea ) , Dali Wireless ( US ) , Zinwave ( US ) , ADRF ( US ) , ip.access ( UK ) , Airspan ( US ) , Contela ( South Korea ) , Fujitsu ( Japan ) , BTI Wireless ( US ) , Bird ( US ) , Accelleran ( Belgium ) , Baicells Technologies ( US ) , Qucell ( South Korea ) , Casa Systems ( US ) , CommAgility ( UK ) , Galtronics ( Canada ) , G-Wave Solutions ( US ) , HUBER+SUHNER ( Switzerland ) , JMA Wireless ( US ) , Microlab ( US ) , Nextivity ( US ) ,Sarcomm ( Taiwan ) , PCTEL ( US ) , Whoop Wireless ( US ) , and Westell Technologies ( US ) . Industry News In December 2021, Nokia announced to have deployed a 5G private wireless network for Volkswagen's pilot project in Germany, which would help with supporting industrial connectivity at the product development center. In October 2021, Ericsson and PowerLightshowed, the world's first wirelessly powered 5G base station. Browse Full Report Details @ https //www.marketresearchfuture.com/reports/in-building-wireless-market-10479 Table of Contents 1 Executive Summary 2 Scope of The Report 2.1 Market Definition 2.2 Scope of The Study 2.2.1 Research Objectives 2.2.2 Assumptions Limitations 2.3 Market Structure Continued… Similar Report** Passport Radar Market https //www.marketresearchfuture.com/reports/passport-reader-market-5929 Internet of things (IoT) Market https //ictmrfr.blogspot.com/2022/04/internet-of-things-market-growth-key.html B2B Telecommunication Market https //www.scutify.com/articles/2022-04-12-b2b-telecommunication-market-analysis--geographic-growth-opportunities-for-it-security-and-data- Cash Management System Market https //market-research-future.tribe.so/post/cash-management-system-market-size-receives-a-rapid-boost-in-economy-due-to--625d5382d24f49591bd3befb Open Source Intelligence (OSINT) Market By Security Type (Human Intelligence, Content Intelligence, Dark Web Analysis, Link/Network Analysis, Data Analytics, Text Analytics, Artificial Intelligence, Big Data, Others), Technology (Bid Data Software, Video Analytics, Text Analytics, Visualization Tool, Cyber Security, Web Analysis, Social Media Analysis, Others), Application (Military Defense, Homeland Security, Private Sector, Public Sector, National Security, Others) About Market Research Future At Market Research Future (MRFR), we enable our customers to unravel the complexity of various industries through our Cooked Research Report (CRR), Half-Cooked Research Reports (HCRR), Raw Research Reports (3R), Continuous-Feed Research (CFR), and Market Research Consulting Services. Contact Market Research Future (Part of Wantstats Research and Media Private Limited) 99 Hudson Street, 5Th Floor New York, NY 10013 United States of America 1 628 258 0071 (US) 44 2035 002 764 (UK) Email sales@marketresearchfuture.com Website https //www.marketresearchfuture.com #market #research #industry #data #report #share #digital #gnews Plugin Error キーワードを入力してください。 #trend #future #analyis #industryreport #industrygrowth #demographic #strategy #manegment